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ミュージカル(国内、ブロードウェイ、ロンドン、)海外ドラマ、映画について。最近、韓国ミュージカルにも目覚めました。


by saffy114
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タグ:Thrill me ( 84 ) タグの人気記事

5年ぶり!

최재웅さん&김무열さんのThrill Meを見ました。前回この組み合わせを見たのは2007年の6月だったので、5年ぶり!
ジェウンさん、見た目はああ5年経過したんだなという観もなきにしもあらず・・だったが、なんだか以前よりもかわいらしい芝居を時々していたような・・。彼を双眼鏡で間近から観察とか、血の誓約書で指先を切る場面の表情とか。
ムヨルさん、SAの頃と比べると、痩せましたね~。以前のほうが強烈な色気を発散していたような気はするが、今回もよかったですよ。でも、ロードスターの場面は、特にムヨルさんはあのだぼっとしたコートの衣装じゃなくて、コートでももう少し体のラインが見える感じのデザインのほうがいいような・・・。
韓国語歌詞で「チャギヤ~」と言っていた場面が日本版と同じく「ネイ」だか「レイ」だかという呼びかけになっていた。なんかヘンな感じ。なんでネイなんだろ??

と考えていて、あ、ネイサンだと「姉さん」って聞こえちゃうからネイだかレイだかに変更したのかな?と思いついた。どうなんだろ。
by saffy114 | 2012-07-25 22:00 | Japanese Musicals | Comments(4)
田代万里生さん&新納慎也さんで「Thrill me」を見た。大きめの劇場での上演ってどうなんだろうと思っていたが、思ったよりは違和感少なかった。
この演目での田代さんは、先日見たサンセット大通りやボニー&クライドの時よりも格段にいいですなあ。

ところで、ステージサイドシートって、S席と同じ値段ですよね?私はS席だったんだけど、そこから眺めた限りではステージサイドシート、かなりパーシャルビューになりそうに見えました。韓国版の「陪審員席」のように舞台上に設置されているのでなく、舞台の横にあって、他のS席と同じ床面に設置されているので、下から見上げる感じになるんじゃないかなあ~とお見受けしました。しかも、列数が多いから、後ろのほうの席だと舞台に近いわけでもない。
1,2列目はともかく、ステージサイドシートの後方の列がS席と同じ値段っていうのはあくどい商売のような気がする・・・。
by saffy114 | 2012-07-18 22:28 | Japanese Musicals | Comments(10)

好事魔多し、か?

電車待ち中に、暇つぶしになんとなくnaverのニュースのサイトを覗いたら、見たことがある名前が2つも。

あらら…。
ムヨル君、来月のthrill meの日本公演の出演は可能なのかなあ?なんかヤバい気がしますが、どうなんだろう。
この話題って、以前からあちらのミューファンの間で時々上がってたように思いますが…。
映画やテレビで知名度急上昇しなかったら大きく取り上げられることもなかったのかなあ?
by saffy114 | 2012-06-21 19:34 | Korean Musicals | Comments(4)
나(私)の정상윤チョン・サンユンさん。결혼 축하해요!
それはともかく、やっぱり上手いっすね~。でも、演出や相手役との化学反応も影響しているのかなと思うのですが、09年のほうが印象的だったかな。09年のほうが、色々な場面で緻密かつユニークな演技をなさっていた気がします。仮釈委員会の場面と、事件の頃の演じ分けなども09年のほうが明確だったような気が。とは言っても、今年も上手かったですよ。あらためて、サンユンさん良い声だな~と感じました。声量もありますよね。今年は、公園でリチャードに捨てられる場面で、モノ凄~く印象に残る個性的な芝居をなさってました。あと、最後、仮釈放が決まって、リチャードの幻影を見るところの演技も印象的。

2009年と比べると、坊ちゃん坊ちゃんした感じがやや薄れて、熱いというか気の強さが増した印象の나でした。「彼」に対して感情をストレートにぶつける度合が増した感じ、かな。ヒョンドクさんRichardとのバランスでそう見えていたという面もあるかもしれませんが、サンユンさんNathanのほうがリチャードより強気かつ頭が廻りそうにも時々見えていた気がします。
今年も、時々サンユンさん、おぼっちゃまっぽいというかなんだか愛嬌があるというか可愛らしい表情をしていましたが、09年の時ほどはおぼっちゃま全開ではなかった感じ。ニーチェの著書のどこに火遊びの話が書いてあるっていうんだよ!?的なことをリチャードに言う場面、本をばらばらばらっとめくってリチャードの目の前に突き出しながら文句を言うという芝居をなさっていましたが、この場面の表情と動作が妙~に愛嬌があるというか笑えた。たしか、09年もサンユンさんは同じような演技をしていたように記憶していますが、今年も笑えた。
公園で、リチャードに地面に突き飛ばされたネイサンは、たしか絶叫しつつ何と地面(舞台の床板)を爪でギリギリギリと引っ掻いていました(驚)。うわ~。情念の世界。っつうか、これを毎回やっていたら爪が痛くなりそうですが、大丈夫ですか?
刑務所に入った時の私物を返すと言われて、30数年前の持ち物を思い返すところで、「彼と一緒に撮った写真。彼と一緒に、彼と一緒に・・・・。」と憑かれたような感じで言ってるとリチャードの「자기야・・」という声が聞こえてきて、ネイサンが자기だか자기야だかと口走りながら熱に浮かされたようにリチャードの姿を探す、というような演出でした。年取っても、相手がこの世を去ってもまだNathanはRichardに執着しているようです。

サンユンさんは、「オペラ座の怪人」のラウル役などの2枚目枠より、こういう癖のある役というか、解釈の可能性・選択肢が多い役で見るほうが面白いような気がするな。

という感じで、またまた見てしまったThrill me。俳優さん・組み合わせでだいぶ印象が変わるので、面白いですね。
by saffy114 | 2012-03-06 23:24 | Korean Musicals | Comments(8)
ええと、그の장현덕チャン・ヒョンドクさん。
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登場時、あれっ、プロフィール写真やリハ風景の動画の人と同一人物なのかな?!なんだか雰囲気が違うような・・とちょっとびっくり。
もしかして・・・公演期間中にちょっと「成長」してらっしゃるのかしら?写真より顔が丸っこくなっている印象だし、体つきもやや「肉付きが良い」感じに見えましたもので。
年齢が近い若い俳優さんが複数名参加している公演だし、もしや飲み会etcが多くて摂取カロリーが激増しているのかなあ??などと公演中に余計な想像をしてしまいました(笑)。
で、현덕さん、なんだか歩き方や体の動かし方が時々日本でいうところの「ヤンキー」っぽくなっていた。特に歩く時の肩の動きがそんな印象。だもんで、上流家庭で育った秀才という感じがあまりしなかったんですよね。あくまで、外国人の私が受けた印象ですが、話し方というかセリフのトーンもカジュアルな感じで、楽しく友達とじゃれてそうなそのへんの若い子っぽい、くだけた感じ。登校時間から始業時間30分後ぐらいまではに、通学路に先生たちが立って監視しているタイプの高校(今でもあるのかな・・・)の学生さん的な雰囲気。声の質も、相手役のサンユンさんと比べると軽い印象。
だもんで、前半は正直、ちょっと食い足りなかったです。でも、後半、計画が破綻し始めて、リチャードの自信が揺らぎ始めて以降の場面は、なかなか良かった。おっ、こういう芝居がいいから選抜されたのかな~?と見直しました。好みが分かれる演技プランのような気はしますが、私はヒョンドクさんのような演じ方もそれはそれで面白いかなと思いました。ええと、ヒョンドクさんのリチャードは、ネイサンが警察に呼び出された事情聴取を受けた後、公園で会う場面あたり、もうかなり動揺しちゃっている感じでした。冷酷に利用価値が無くなったネイサンを捨てるというより、自分も捕まるかもという恐怖におびえて怒っている感じというか。
で、留置場でネイサンから証拠品を全部捨てずに保管してあると聞かされて・・・の場面、Keep Your Deal With Meのあたりは、もう完全に強気な姿勢は崩れ去ってしまって怯えきってる感じです。「お願いだから俺を捨てないでくれ。」的な歌詞の部分など、打算ナシでネイサンに本気で懇願しているような感じ。今まで見た歴代のリチャードは、この場面は、なんとかネイサンを懐柔しなければという計算も混じっている感じで演じている方が多かった気がするので、こういう演じ方も面白いなあと思った。ある意味、前半の芝居と連続性はあるので、ヒョンドクさんのリチャード、全編通して見れば、芝居としては筋は通るなあという感じでした。まあ、「強くなれよ、俺みたいに。」とネイサンに言う箇所は、何言ってるんだか~という感じにはなりましたが。
歌は平均点だったかな~。上手いですが、強い印象を残す訳ではないというか。一番の聞かせどころのRoadsterはちょっと食い足りない感じだった。でも、やはり後半のKeep Your Deal With MeとAfraidは良かったです。

~続く~
by saffy114 | 2012-03-01 22:59 | Korean Musicals | Comments(2)
「Thrill me〈쓰릴 미〉」。
2月11日、ソウルの충무아트홀 블랙(チュンムアートホール ブラック)にて15時からの回を見ました。

キャストは
Nathan Leopold=나(私) 정상윤<チョン・サンユン>
Richard Robe=그(彼) 장현덕<チャン・ヒョンドク>


정상윤さんの나を再度見るために、また충무아트홀へ行ってしまった(笑)。2009年版のキム・ウヒョンさん×チョン・サンユンさんの組み合わせが非常に良かったんですよねー。特に상윤さんの演技が非常に印象に残った。だもんで、また登板なさるなら、見てみようかな~、と。


で。そうですねえ~。今回の感想は、「組み合わせ・相性って大事みたいだな・・・。」でした。
今回も悪くなかったのですけども、09年のウヒョンさん・サンユンさんの組み合わせの舞台と比べると、だいぶインパクトが下がる、かな。
日本のスリル・ミーの年長コンビがこのお二人の舞台を2月23日に見たそうですが、どうせなら09年のサンユンさん・ウヒョンさんの舞台を見せてあげたかったな~(無理ですが)。いや、今回も上手いのは上手いのですが、お二人のバランスがあまりよくないよう感じました。
サンユンさん・ウヒョンさんの舞台は、ガチンコ勝負というかがっぷり四つというか、二人共に綿密・緻密な芝居をしていて、かつお二人の舞台での存在感・雰囲気が均衡しているというか吊り合っていたように思いますが、今年のヒョンドクさん・サンユンさんの組み合わせは、ちょっとお二人の存在感・雰囲気のバランスが悪いように感じました。
ネイサン役のサンユンさんのほうが押し出しが強いというか、勢いがあるというか、気が強くて頭も回りそうな感じに見えてしまっていました。リチャード役のヒョンドクさんが、ちょっと軽い感じというか・・・う~ん、歩き方や体の動かし方、話し方から受ける印象(後述)でだと思うのですが、秀才っぽくは見えなかったんですよね。威張り屋さんかもしれないけどけっこう単純そうに見えて、このリチャードだったら、ネイサンにとっては非常に御し易かろうなあ、という感じに見えてしまいました。なんで、最後の「実は・・・」にあまり意外性が無くなってしまう感じ。

~続く~
by saffy114 | 2012-02-29 23:25 | Korean Musicals | Comments(3)
「韓国スリル・ミーにこれまでに出演したなかで最も人気のあるペア」って、誰と誰だろう?

韓国での歴代一番人気のRichardは무열さんのような気がしますが、はて。なんとなく、昨シーズンあたりに出ていたいわゆる韓流スターのお方のほうが来るのかな~という気も。Nathanは一番人気って誰なのかな。재웅さん??상윤さんとか재범さんあたりか?

そうそう、田代さんと新納さんが2月23日の韓国版の舞台で舞台挨拶するそうで、歌ってほしいナンバーを해븐のtwitterとfacebookで募集中ですよ~。
by saffy114 | 2012-02-20 22:47 | Japanese Musicals | Comments(0)

Thrill meとElisabethを見た

またまたThrill meを見た。サンユンさん、後半の公園の場面でスゴい芝居をしていた。突き飛ばされて倒れ込んだ後、爪で床をぎーっと引っ掻いてたぞ!毎回あの芝居をやっていらっしゃるのだろうか?!

韓国版エリザベート、良かったですよ。ルキーニのパク・ウンテさん、高い音を自由自在に楽々と出している!上手いなー。
タイトルロールのキム・ソニョンさんも好演。前半はいつもとはかなり違う歌い方にしていて、役に合わせて調整している感じ、一幕後半からソニョンさんらしさが発揮された歌い方がメインになってきた感じ。
죽음のリュ・ジョンハンさん!ハンガリー版を見た時、あ、これジョンハンさんに合いそうと思ったんだが、やはり似合ってました!とても良かった。そして、カーテンコールで、ちょっと踊ってましたよ!ファンの方必見かも。
ハンガリー版に有った、ユダヤ系排斥運動らしきナンバーと、ハンガリー独立闘士たちのハンガリー風ダンス場面は無かった。
ハンガリーの戴冠式の場面に一言。ハンガリーの王冠、とても有名な特徴があるけど、それは無視したデザインであるように私の席からは見えました.。残念。


詳しくは後日。
by saffy114 | 2012-02-12 00:06 | Korean Musicals | Comments(2)

쓰릴 미(Thrill me)2011 (2)

で。
私が舞台を見た数日後、1月4日あたりから演出の노승희さんのTwitterでの発言が物議を醸し、話題になってしまったようです。
チケットサイトの感想欄への抗議の書き込みが続いていて、それを読むと、相当ヒドい演出になちゃったのかしら・・とこれから観劇する方が心配なさる向きもあるかと思いますが、ご安心ください、そこまで酷くはないですから。
ミューヲタ歴約25年(最初の観劇からは約30年だわい)になる日本のミュージカルフリークのわたくしは、もっともっとヒドい演出の色々な舞台を過去に沢山見ています。

確かに、歴代の김달중さん、이동선さん、이종석さん版と比べると、はっきり言ってイマイチかもしれません。色々セットや演出で余計なことをやりすぎちゃったのかな~。この演目は、シンプルなセットと演出のほうが映えるように思います。あと、いわゆる「ステージング」があまり過去の演出と比べると上手くないのかも。ミュージカルは初めての演出家さんのようなので、そのへんに慣れていらっしゃらないのかもしれませんね。

でも、もっとイマイチな舞台は沢山あります。今年のバージョンもそうとんでもなく悪いわけではないですよ。

ええと。この件、おおよそこんな話。
演出の노승희さん、twitterのアカウントを2つお持ちで、ひとつは演出家노승희さんであることを公開している第一アカウント、もうひとつは知人とのやり取りに使っていた第2アカウント。第2アカウントは、本人であることを公開してはいないが非公開アカウントではなく、公開アカウントとなっていたようです。
まず、今回の演出に不満を持ったファンがそれを演出家さんへ意見なさっていたようなんですね。で、それに対して第一アカウントで「私は一回観る一般観客を対象に(舞台を)作っていて、既存の熱狂的なファンたちの趣味に合わせて作品を作るのではない。そういう方々も存在するだろうが、時々劇場へ来るそんな観客たちがさらに多いからだ。」と書いたようです。それがどうや昨年中らしい。
また、12月31日に第2アカウントのほうで、「すごく若い俳優、(意志)疎通が難しい俳優・・達で、とても疲れるようだ。」という文も書いてしまっていた。

で、年頭、第一アカウントにファン達に向けて「あけましておめでとうございます」的なあいさつ文を書いた後、第2アカウントに「第一アカウントに、私の悪口を言うスリルミー熱狂的ファンフォロワーへあけましておめでとうございます(=原文は「福を受けてください」)と書いた。新年の最初の日、私は君子の礼を守った。」と書いてしまっていた様子。
また、年初に同じく第2アカウントで「観客達がだんだんこの作品に愛をもって見始めたみたい。結局、私のコンセプトについてくるだけ。例えば、エンディング処理に胸がしめつけられるとしたら、そのようにしたらウルウルくるということをわかっていて、そのように作っているんだから。ここまで引っ張って来た演出と、ぶつぶつ文句を言っても胸を締め付けられる観客、誰が誰を操縦しているかわかっている?」というような内容を書いちゃった。あ、誤訳している部分もあると思いますので、おおよそこんな話程度に見てくださいね。
「一体、誰が誰を操縦しているのか?」というのが韓国版のキャッチコピーなんで、それを踏まえたツイートなんでしょうね。ただ、キャッチコピーだと「조종(操縦)」と書いてあるんですが、演出家さんは「조정」と書いていらっしゃるんですよね。typoなのか、何か意味があってそう変えているのかは私の語学力ではわからず。

そして、同じく年初に第2アカウントでの知人とのやりとりで、知人が「疲れるでしょう。毎日同じファン達が騒いで・・聞いただけでも疲れるわ。」とツイート、それに対して노승희さんが「だからクレイジーだって言うのよ。」と返信しちゃった。
で、これらのやりとりがキャプチャーされて、1月4日頃に拡散されて騒ぎになった、という顛末。

ファンの方々が、「再観覧する観客を『クレイジー』だというのか?」と抗議、マスコミにもこの件が取り上げられ、取材に対し製作会社は「演出家は『狂っている』の意味でクレイジーと言ったのではなく、『熱狂的』という意味で言った。」というような返答をし、作品のHPへ4日の夜に謝罪文を掲載し、10日までは手数料なしでのチケットのキャンセルに応じるという告知を出すも、謝罪文の文面が中途半端なのと演出家の謝罪はなかったのとで、ファンの怒りおさまらず、9日に再度、製作会社が「演出家のメール全文」というものを掲載するも、またまたメールの文面が一応謝罪はしている形だが発言内容自体を謝罪する気はないんだろうな~という感じの内容だったためにいまだファンの怒り鎮火せず、という状況のようです。

日本の観客からすると、観客の意見に反応したり、抗議に応えて手数料無しでのキャンセルに応じるだけでもスゲえ~~と思ってしまいますが、複数回同一作品を観劇する観客を「クレイジー」と言ってしまったことへのきちんとした謝罪が無いことに対して、かなり怒っているファンの方々が、抗議のHPを作ったり、劇場の前で抗議のビラを配ったり、この演目のみならず、この製作会社の他の公演のチケットのキャンセルをもよびかけたりしているらしい。

Musicalheavenさん、もうちょっと上手く事態を収束させる方法はないのかな?
ひと癖ある作品を上演してくれるプロダクションなので、どんどん儲けてさらにひと癖ある作品を上演していって欲しいのです。なんで、こんなことで利益を減らしてはいけない!!

今後は韓流スターを起用した家族向け作品をやるからもうミューヲタの支持はいらないよ~というならそれはそれで一つの道でしょうが。今までご選択になっていたような作品をやりたいなら、何度も同じ作品を見に来る観客は狂っているよね~、とは製作会社側では全く思っていない、ということをもっと強調した謝罪文にしたほうがいいのではないだろうか・・。
複数回観劇する観客を当社は大事に思っています、だからこそ再観覧割引の制度も作っているんです!!というのを前面に出した告知文にしたほうが良くないですか??

私も、以前韓国に行き始めた初期にチケット引き取り時に不快な思いをしたODミュージカルカンパニーの作品は、必要以上には見ないとか(当時、チケット代行業者の方の名前で予約したチケットで観劇していたのですが、その方のお名前が「スンデ」だったんですね。で、予約者の名前は?と聞かれてそのお名前を言ったら、隣にいた別の客のカップルの女性が「スンデ・・・」と言ってゲラゲラ笑い(男性のほうは、困ったなという顔をして彼女と私を交互に見ていましたが)カウンターにいた若い男の子が「それじゃ、食べ物になっちゃうよ~。」と笑いながら言ったんですな。ああ、発音が違うんだろうなと思いましたが、数カ国で観劇&旅行してますけど、外国人の発音に対して目の前でゲラゲラ笑う人にはこの時初めて出会いました。その後も遭遇していません。)、あまり好感を持っていないプロダクションの作品は必要最低限の観劇にする・・という行動をとる傾向があります。
きっと韓国の観客も多かれ少なかれそういう傾向はあるんじゃないかなあ~。
by saffy114 | 2012-01-11 23:27 | Korean Musicals | Comments(0)
「Thrill me〈쓰릴 미〉」。
2011年12月31日、ソウルの충무아트홀 블랙(チュンムアートホール ブラック)にて15時からの回を見ました。

キャストは
Nathan Leopold=나(私) 전성우<チョン・ソンウ>
Richard Robe=그(彼) 김성일<キム・ソンイル>

演出:노승희
セットデザイン:오필영


さすがに何回も見てしまったせいでしょうか、実はこの演目に対する興味は低下気味(笑)。演出は誰?とか評判は?とか、そういうことも全く今年は事前調査せず。
で、この31日のマチネの枠は、最近のハンガリー熱(←私だけ?)もあって、未見のShe loves meを見ようかな~でも、Thrill meが上演されている以上一回見ておかねばならん(?)かな~、と迷って結局当日まで決めず。

結局、お昼ご飯をゆっくり食べていたら、大学路15時開演には間に合わない時間になってしまい(笑)She loves meはナシ、新堂に15時なら間に合いそうなので쓰릴 미を見ることに決定。
ちなみに、当日券、良席ではありませんでしたがちゃんとありました。

で。
今年の感想は、まず「おっ!musicalheaven,儲かってるのかな!?」でした(笑)。
今回は、セットが以前のものとは大きく変わりました。で、以前と比べるとだいぶ予算がアップしていそうなセットだったので、上記の感想が(笑)。
今年は、舞台後方に幕?があるのですが、中央部が平行四辺形気味に開閉するようになっていまして、そこが牢獄の扉になったりするというセット。ほら、この機構だけでも以前のものより絶対お金かかりますよね!?
そして!契約書をタイプするときの机がですね、なんと、舞台の床からにゅ~~~んとセリ式にせりあがってきました。使わなくなったら、再び床に収納されていきました。おっ、チュンムアートホールブラック、色々できるような機構を設置したのかな!で、それを使ってみたかったのかな~?などとつらつらと考えてしまった(笑)。ま、元々あったのかもしれませんけど。リチャードが寝っ転がったりする「ベンチ」も床から昇降して登場・退場していたように記憶しています。
で、これ、昇降時にうぃ~~んと音が響いちゃうんですよね。ちょっと笑えた。
チュンムのブラックって、昔はBWのサークル・イン・ザ・スクエア劇場みたいな感じで四角い舞台の3辺に客席が設置されていた記憶があるんですが、今回行ったら客席が半円状に設置されていたんですね。以前の公演のときに、ちょっと邪魔だった舞台真ん中あたりの柱もなくなっているのに気付いて、あ、改装したのかな?その際にいろいろなガジェットも装備したのかな、で、それらを活用したくなってこういう舞台装置なのかな!?なんて想像してしまいました。
実際どうなのかは全然知りません(笑)。

また、舞台後方の「幕」に時々画像を映写することで、今どういう場面なのかという状況を視覚的にわかり易くした演出になっていました(それが必ずしも良いとは私は思いませんが)。
前半の「公園」の場面で、公園の木々が映写されていました。また、刑務所・留置場の場面では上記の「開閉」する場所あたりに鉄格子が映写されていました。
「言葉がわからない人」でも状況がわかり易くはなっていましたので、外国人にも分かり易く!!を狙っていたのなら成功かな。2011年に日本語版公演があったから日本からの観客が来るかも~なんて考えていたとするならば、それはそれで一つの対策か?
でも、私は、あまり具体的に画像を映写しないほうがかえって良かったのでは・・・と思います。
シンプルな装置で、観客の想像力に任せていた演出のほうが、緊張感があってよかったように思う。

装置も変わり、演出自体も歴代のバージョンとは違う部分が結構目立ちました。
Roadsterで、リチャードが子供に向かって歌っている場面、子供はブランコに乗っている設定だったようで、舞台にブランコが登場していました。また、そのリチャードの姿を、ネイサン君が舞台の端からじっと見ている演出になっていました。で、最後、子供とリチャードを追いかけてネイサンも「開閉する平行四辺形」に走り込んでいた・・と思う。
この場面、リチャード役の人の最大の見せ場だと思うんで、リチャードだけに観客の視線が集まる演出のほうがいいような気がするな~。ブランコも微妙かしら。なんだか、この場面の印象が散漫になっちゃった気がします。まあ、演出のせいだけでなく、役者さんがまだまだお若くてキャリアが浅い方だったからかもしれませんが・・。う~ん、例えば、ムヨル君がこの演出で演じたなら、あれほど人気出たかな?なんか、ちょっと人気度合いが変わったんじゃないかしら、なんて思った。

あと、ラストシーンで、リチャードの幻影を追ってネイサンが上記の舞台後方の平行四辺形に向かって走って行って舞台を去っていき、ガシャーンという音とともに鉄格子が閉まる演出になっていました。これはちょっと微妙かなあ。シナリオ通りのほうがいいなあ。

それから、前述の「机」の配置がマズいかなあ。これがなにげに一番の欠点かも。
舞台にむかって左端の手前のほうに、観客側に机の内部が向くような位置で机が置いてあるので、机に座った役者さんは観客に背中を向ける形になってしまい、顔の表情は舞台正面や舞台左手にいる観客には全く見えなくなってしまっていた。なぜこういう置き方??背中で芝居しろってことなのかも・・・。
どうやっても、こういう劇場の作りだと左側・右側の客席からは俳優さんの表情が見えなくなる場面があるのは仕方ないのでしょうが、舞台正面の客席から重要場面の役者さんの表情が見えない・・というのはあまり親切じゃないなあ。なんでこういう配置にしたのか、ちょっと謎・・。
セリがちょうどいま机とベンチが設置されている場所にしかない、とか??

全体的にいわゆる「ステージング」が以前のバージョンと比べるとあまり上手くないように感じました。以前の演出はそのへん上手かったように思うのですが。俳優さん二人だけですけど、二人の動く線がどう交差するかとか、どう動くかでけっこう見栄えが違うと思うのですが、そのへんの盛り上げが以前のverと比べるといまひとつ、か。

まあ、でも、初見で、過去のバージョンを見たことが無い=比較対象が無いならば大きな不満は無く見ることが出来るかな~、という感じでした。ただ、私が初演時に受けたようなインパクトを初見の人に与えることはできないかも。

役者さんについて。
お二人とも、まだかなり若い人で、昨年のSpring Awakeningがデビューだったようです。Spring Awakeningでは、Richard役の김성일<キム・ソンイル>君がハンシェン役、Nathan役の전성우<チョン・ソンウ>君がErnst役でしたが、お二人共SAではなかなかハマり役で、上手かったんですよね。
特に、今回のRichard役の김성일さんは、なんというか・・とても独特のお顔立ちと雰囲気で、ハンシェン役がとても合ってました。
で、그(彼)役の김성일キム・ソンイル君、今回のRichard役も雰囲気的に合っていたと思う。高慢そうな感じが出ていて、歌も上手いです。で、大きな難点はないのですが、きわだった長点もこの役柄に関してはあまりなし、かなあ。前半のネイサンを振り回すあたりはいいかな。でも、実はネイサンが必要で彼がいなくちゃかなり困る・・・という部分があまり出てないかな。この点は歴代のムヨル君とかウヒョンさんとかは、かなり上手くちょっとしたセリフ回しや表情で表現なさっていて感心した記憶がありますが、성일さんはその域までは達していなかったように思う。

나(私)役の전성우チョン・ソンウ君。日本と韓国って、アジア系同士というのもあって時々、あ、この人誰々に似てる!という場合があると思うのですが、성우君、会うたびに毎回ウケ狙いで色々披露してくれる物凄く賑やかなH兄妹のお兄ちゃん(7歳)のほうになんか似てる!特に頬と口元の雰囲気が似てる。
7歳児に似てる!と私が感じたのが示す通り、かわいらしい感じのお顔立ちで、歌も上手かったのですが、SAの時と比べるとやや声の伸びが無いように感じた。曲のせいかなあ?と思ったのですが、後でこの日は성우君は声の調子が悪かったらしいという話を伺いました。
でも、そのやや訥々とした感じになっていた歌い方が役柄にある意味合っていてそう悪くなかったです。ちゃんと歌えていてこの方も大きな難点はないものの、歴代の「お~!」と感心させられたネイサン役の方、サンユンさんとかジョンハンさんやジェボムさんなどと比べると正直、まだまだ・・・でした。陰影に欠けるというか、例えばway too farなどは、上記の歴代の先輩方は非常に印象的でしたが、성우君は歌えています程度だったかな。仮釈委員会の場面なども、中年っぽさはあまり出せていなかった。

お二人共、まだキャリア1~2年の俳優さんだから仕方ないんでしょうが、過去に見たバージョンと比べるとやや起伏に乏しい印象だったかな~。こういう解釈もあるんだ~、というような面白さは残念ながらありませんでしたが、まあ順当に歌って芝居していた、という感じ。

というわけで、今年も悪くなかったですよ。でも、初演のころや2009年版の頃のようなインパクトは正直無かったけど、幕が下りたときには(この舞台は幕ないけど)、見に来て悔いなし、でした。

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by saffy114 | 2012-01-11 22:05 | Korean Musicals | Comments(5)