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ミュージカル(国内、ブロードウェイ、ロンドン、)海外ドラマ、映画について。最近、韓国ミュージカルにも目覚めました。


by saffy114
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Hedwig and the Angry Inchを見た。日本版のほうです。
主演の森山さんのジャンプ力に感嘆した。
でも・・。舞台自体は、
・・・・・なんかテンポが悪いっていうか・・・・冗長だった・・・。

設定がオリジナルから大幅に変更されてました。ヘドウィグは、ベルリンの壁の向こうの東ドイツから来たのではなく、「福島の原発の壁の向こう側」から来たという設定になってました。・・・・・・。原発周囲20KMに壁が設置され、その内部に昔の香港の九龍のような感じでスラムが出来て、ヘドウィグはそこに流れ着いた売春婦の母と原発作業員の父との間に壁の中で誕生した、で、「例のあれ」のせいで、他の子は早死にしたから一人でいることが多かった・・とヘドウィグが語っていた。で、その設定に沿って話が進むので、いろんな点が変更されてました。ヘドウィグが好きな歌手はパティ・スミスetcの女性の7~80年代の人々ではなく、カート・コバーンとかエイミー・ワインハウスなどになってましたな。
ナンバーもだいぶアレンジされていましたね。


なんだかなあ・・・。
設定を変更する必要って、あるんだろうか。
いや、時代設定を変更する演出が全ていかんってわけじゃないんです。それが上手く働く作品もありますよね。ロンドンで今上演中のSweeney Toddとか(まあ、Sweeney Toddの場合は、ストーリー自体はいじっておらず、セットや衣装が40~50年代のイギリスっぽいってだけですが)。
でも、今回のはなあ・・・なんか薄っぺらいというかなんというか。
ヘンに原発だの放射能だのを絡めているのが失敗のような気がします。
色々と設定というか物語に綻びというか、ん??という矛盾が残ってしまっていたので、それでな~んだか薄っぺらいと言うか小手先感が漂ってしまったのかな。


ガスマスクは放射能には有効でないと思うけどな・・。

あと。Yitzhak役の方が・・・。舌ったらずのアニメ声系で歌う方で、しかも歌が上手くない・・。歌詞も聞き取りにくいし。"Random Number Generation" を歌っていましたけど、あんなふうに歌われてもなあ。

まあ、そのアニメ声のYitzhakなども含めて、現代の日本らしいっていえば日本らしい演出だったのかなあ。
私は正直に申し上げて退屈に感じたけれど。
by saffy114 | 2012-09-05 21:42 | Japanese Musicals | Comments(0)
박건형さんが헤드윅をやるんですねえ。アドリブききそうな感じのお方だから、遅刻して着席などするとしっかり口撃してくれたりしそうで、面白そうな気がする。
by saffy114 | 2012-06-28 00:49 | Korean Musicals | Comments(0)
久しぶりにチケットサイトをのぞいてみたら<헤드윅> という文字が飛び込んできた。また再演されるんですね。5月から8月までだそうです。
で、hedwig役に挙がっている4人のうち최재웅さんと조정석さん以外の2名は見たことがない名前だなあ、でも最初に名前が書かれている人は재웅さんより前に名前が書かれるってことは、スターかアイドルかなと思って検索したら、やっぱり大当たり。もう一人の人も韓流スター、かスターの一歩手前ぐらいの人っぽいですね。
by saffy114 | 2011-03-29 22:22 | Korean Musicals | Comments(3)
「Hedwig and the angry inch<헤드윅>」。
2010年1月2日、ソウルのKT&G 상상아트홀<サンサンアートホール> にて、15時からの公演を見ました。
出演は、
헤드윅Hedwig 최재웅<チェ・ジェウン>
이츠학Yitzhak 리사<リサ>

この作品、さすがに何回も見すぎて(笑)そろそろもういいかなあ・・という気もしていたのですが、クールな感じのジェウンさんがHedwig役をやるというのは意外だったので、これは一応見ておかねばなるまいね、という訳で結局また見てしまいました。
以前、Thrill meで재웅さんが注目株になった頃、なんだかインタビュアーをけむに巻いているような感じの受け答えをしているらしき記事を見た記憶があるのと、イヤギショーだったと思いますが、当時の話題の大型ミュージカルのオーディションがあったのを「知らなくて受けなかった。」(←すごくやりたい役があったらしいのに・・)と淡々とのたもうているらしい画像を見て笑ったことがありまして、この人はちょっとユニークそうな気配がするな、と思っていまして。なので、ロック系のナンバーのほうは合うのか合わないかわからんけれど、芝居はユニークなのを期待できるかも??なんて思いつつ、見に行きました。

で。座席に座ってしばらくしたら、振り返って後方をちらちらっと見てささやき合っているお客さんがちらほら。ん、誰か有名な人でもいるのかなあ~と思って私も後ろを振り返ってみたのですが、わからず。まあ、私が知っている韓国の有名人なんて非常に数少ないですから、目に入ってもわからないよなあ~、役者さんたちは素だとわかりにくいしな・・・と思ってあきらめかけたら、私の座席の斜め前方にいらっしゃった、この日の観劇日程が一緒でご一緒していたお方が、教えてくれました(Thank you so much!)。チョ・スンウさんだと。えっ!あらためて後方を眺めたら、あっ本当だ~、スンウさんがいた!言われればわかりますが、誰がいると告げられずに見ると・・・見逃しちゃう・・・。
そういえば、ジェウンさんとスンウさんは高校の同級生だとかいう話でしたよね。ダヒョンさんもなんでしたっけ?すごい学年ですね。例えて言えば、関△国際高校の演劇科の特定の期の3人がHedwig役やりました~、みたいなものですよね?すごい確率だな・・。
というわけで、思いがけない嬉しいおまけがありました。

헤드윅Hedwigの최재웅チェ・ジェウンさん。おお。やっぱり土台の良しあしで外装工事の出来も違うのね~。やはり綺麗でした。ダヒョンさんと並んで、女装姿が映えるHedwigでした。
ダヒョンさんは、あら可愛いじゃないという感じでしたが(*喋らなければ)、ジェウンさんは「綺麗」でした。この方もスタイルが良いというか脚のラインがきれいなんで、女性物のドレス姿が映えますね。まあ、ちょっと肩のあたりはがっちりしてるけども。例の、Hedwigが着替えて再登場するところでは嘆息混じりの歓声があがってました。
재웅さん版は、ふん、と鼻で笑いそうな(?)感じの、ちょっと斜に構えた感じのHedwigだった、かな。で、11月に見たテウルさんは笑わせるべきところで笑わせきれていないような感じでしたが、ジェウンさんはそのへんも上手かったです。結構面白かった。ただ、例えばダヒョンさんの場合など、かなり暴走してくれて、スラップスティックに近い笑いのとり方をする部分が多かったし、動きが大きいぶんセリフ内容が断片的に聞き取れる言葉から推測可能だったりして、韓国語があまり理解できない私でもかなりわかりやすい笑いだったのに比較すると、ジェウンさんバージョンは、ちょっと「言葉」で笑わせてる部分が多かった・・のかな。なんで、口調や断片的に理解できる言葉から、あ、ここはたぶん笑いどころなんだろうな!と思うけど、完全には理解できない・・みたいな部分が時々あった・・気がします。さすがに、見てから2カ月以上経つと記憶が曖昧だ・・・。今回は、その日のうちにざっと感想をメモる・・などの作業を怠ったので、余計に曖昧・・。

歌はですね、やはり良く通る声で上手いです。ただ、ロック系のナンバーは最得意科目ではなさそう、かな。声はいいし、表現力もあって上手いし、思ったよりは(すいません)ロック系のHedwigのナンバー、歌いこなしていらっしゃったのですが、そうですね~、時々ロックっぽくない感じの歌い方・声の使い方がひょこっと顔を出してました。直近に見たHedwigのテウルさんは、歌の面ではロック系ナンバーをそれらしく上手く歌いこなしていたので、余計にジェウンさんの歌のロックっぽくない箇所に私が気付き易くなっていたのかもしれませんが。

その他、覚えているのは・・。
水撒きが、テウルさんの時以上に徹底していたような気がします(笑)。最前列の人たちは、かなりお水を浴びたのでは?で、たしか、バンドの人が客席に巻き終わって戻ってきた後、Hedwigが「よくやった~。」とご満悦だったと記憶しております。
毛皮を着ていたら、通りすがりの動物愛護おばさんに・・・という部分が、ジェウンさん版は独特だったような?(このへんが、悲しいことに語学力不足で「ような??」で終わってしまうんですよね~、ちゃんと理解できていないから。)おばさんに絡まれて、「なんでよっ!あたしの人生でしょっ!」みたいなことを言ってたみたいです。「(毛皮)プレゼントで貰ったのよう・・・。」みたいな泣きごとも言ってたのかな?このへんのセリフの言い方が結構面白かった。
セルビア式携帯電話の場面の、ドイツ語の発音が上手かった。というか、「モノマネのドイツ語」としての発音が巧みだった、という言い方が適切かな。Ist das wer?だったかな、短いフレーズですけどね。それからドイツ語訛りの英語が、けっこうそれらしかった。Oh,my godのgodがすごくドイツっぽかったです(笑)。で、それに続いて「예~, 알겠습니다~.」と韓国語で言ったのが妙に面白かった。このフレーズって、例えば店員さんなどがお客に対して言うときなど、ちょっと独特の節回しっていうか、イントネーションで韓国の皆さんおっしゃいますよね。あの言い方でこのセリフを言ってたので、直前のなかなか上手なドイツ訛りの英語との落差で笑えました。

이츠학Yitzhakの리사リサさん。まあ本当に、再演の度に次々とパワフルな声のYitzhakが登場しますねえ。この人は本業は歌手だと聞いていますが、どういう系統の歌を普段はやってらっしゃるのでしょう?ロック系の歌が元々得意なのでしょうか?とても上手かった。でも、リサさんって確か〈대장금〉のタイトルロールをやってた人のうちのお一人ですよね?っていうことは、ああいう、いかにもミュージカル!という系統の歌いあげ系ナンバーも歌えちゃうということか。歌い方に何パターンかあるということですよね、凄いな~。
この人のRandom number generation、とても良かったと思う。過去に見たYitzhakの方々の歌うこのナンバー、どの皆さんも声量とパワーはあるけど、人によってはちょっとパワーで押すだけで雑な感じになっちゃってるかな~という感じを受ける場合もあったんですけども、リサさんのRandom number generationは、緩急もあってとても良かった。さすが歌手のお方、独立した「曲」の聞かせ方を心得ていらっしゃるのかな。
リサさんは、メロディをややアレンジして歌っている部分が時々あったように思います。Midnight Radioの最後のほうが他の人たちと違っていたような記憶が。それがなかなか良かったです。さすが歌手、っていう感じでしょうか。


という訳で、また見てしまいました。近くで上演していれば、ロックバンドの方だというユン・ドヒョンさん版や〈대장금〉でなんだかひょうひょうとして面白いミン・ジョンホ様だった人(すいません、名前忘れました、後で調べて置き換えます)版も見比べてみたかったですが、残念ながら劇場が家から遥かに遠いので断念。

ところで、최재웅さん、Thrill me再登板なんですね。お~。見たいな。
でもその前に一言。‘로맨스 로맨스’ の4月のスケジュールってまだ出ないんですか?!遅~。
これだけトロいと3月で公演中止なのかと私ゃ勘ぐってしまうよ・・。
by saffy114 | 2010-03-23 23:21 | Korean Musicals | Comments(0)
「Hedwig and the angry inch<헤드윅>」。
2009年11月22日、 ソウルのKT&G 상상아트홀<サンサンアートホール> にて、18時からの公演を見ました。
出演は、
헤드윅Hedwig 강태을<カン・テウル>
이츠학Yitzhak 최우리<チェ・ウリ>


見てから随分時間が経過してしまったので、曖昧な「記憶」に基づいての感想です。

開幕して間もない時期に見た・・・んだと思います、確か。
演出は、以前のバージョンと大枠は同じだったと思う。アメリカに出国した・・というところで一旦Hedwigが退場して、その間、鬼の居ぬ間に・・という感じでYitzhakたちがRandom number generationを歌い、Hedwigが綺麗なドレス姿?で戻ってくるとI am womanをその間ちゃんと歌っていたふりをするとか、セルビアへおいでよ!の歌のあたりの演出とか、そのへんは2008年版と同じような感じだったと思う。セルビアキャンペーンソング自体は、今回はちょっと演歌風の節回し??で歌っていたけど。あ、08年に見たダヒョンさん版は、冒頭、客席のサイドにある銀橋みたいなスペースによっこらしょとHedwigが上ってきて登場しましたが、今回はオーソドックスに客席後方から通路を通って舞台に上がって来ていました。
あ、客席への水撒きが以前より充実してました(?)。バンドの人(たしか女性だった)が、通路を走って後方の席のほうまで水をまきに来てました。

え~と。강태을カン・テウルさんのHedwig,歌はとても良かったです。ロック系のナンバー、上手いですね。歌は良かったのですが、まだ役柄になじんでいない感じが強かったかな。というか、客席の反応を観察してそれに呼応して演じる・・というのがあまり得意ではないのか、慣れていないのか、とにかく、過去の舞台だとかなり笑えた場面であまり笑いがとれていなかったり、ちょっと空回り気味に見える場面が前半は多かった。最前列のセンターあたりに、作品かテウルさんのファンの人なのでしょうか、すっごく反応が良い女の子がいたのですが、過去私が見た時のこの作品の観客に比べてやや反応が全体的に淡泊な客席の中、この女性はHedwigの問いかけに元気よく返答していてかなり目立っていて、ある意味ツッコミ甲斐が非常にありそうだったのですが・・・テウルさん、全然彼女を利用してませんでした。表情とか目線とかで反応はしているので、この女性は十分満足なさるでしょうが、どうせならもっと彼女の反応を利用して盛り上げたらいいのにな~、なんて思いました。
というのもありまして、前半は、う~ん、薄味で笑いがやや足らん・・・という感じだったのですが、後半、トミーとのエピソードが登場する以降でテウルさん、盛り返しました。後半は結構良かったと思います。意外と・・というのは失礼ですが、繊細な感じのHedwig(とトミー)でした。あと、けっこう可愛げがあった気がします。そのぶん、毒気が薄かったかな。
後半は良かったので、まあ見終わった後はそれなりに満足して帰途につけましたが、私はどっちかというと笑わせて欲しいタイプの観客なもので、もうちょっとお客さんの反応を見ながら盛り上げて欲しかった。
女装姿は結構お綺麗でした。あら!あ、Rocky Horror ShowのFrank-n-Furter役の時、脚のラインがきれいなのは気付いていましたが、あの時はお顔のほうは男性っぽいままと言う演出だったんで、トータルに「女装」したら似合うのか、どんな感じになるのか正直想像がつかなかったんですけども、今回、特に途中でドレスに御着替えしてウィッグを変えて再登場した時のお姿は意外とおきれいでした。プラチナブロンドのいわゆるビッグ・ヘアと言う感じのウィッグだったんですが、不思議と似合ってたかも。

Yitzhakの최우리さん、そつなく歌い、演じてらっしゃったという感じかな。この人も歴代のお方々同様、声量があって迫力がある声でした。よく、こう次々と、こういう歌い方ができる人見つけてきますねえ(感心)。
by saffy114 | 2010-03-17 00:05 | Korean Musicals | Comments(4)

Legally blondeとHedwigを見た

Legally blondeはBW版を見て気に入っていた人には推薦し難い…というところかな。振付や舞台装置が格段に…(略)。まあ、オリジナルを見ていなければ普通に楽しく見られるかも。でもなあ、アイリッシュダンスの場面がバッサリ切られていたり、あの独特のノリというかテンポの良さとかself‐mockingな感じのユーモアがかなり失われているのは残念。
テウルさん、ロック系のナンバー、上手いですね。ドレス姿は先日ネタにしたバローマンさんas Zazaを連想させるものがありましたが。後半のほうが光ってたかな。前半は薄味すぎかもしれん。
by saffy114 | 2009-11-23 01:27 | Korean Musicals | Comments(0)
Tear me downの後、「미친듯이~」と言って左側の客席のほうをhedwigが何か言いたげに見ると、ちゃんと左側の客席のお客さんたちが拍手と歓声で"狂ったような"歓迎をしてあげていました。
私が見た公演は、普通の観客が多かった(ファンの方の団体鑑賞などがいなかったという意味で)と思いますが、それでも観客の皆さん、反応が良いですよね。
今回はhedwigにちょっかいを出された男性客たちがお茶目で面白かったです。
Car washで狙われた男性、ノリの良い方で、hedwigが近寄ったら、腕を広げて「さあ来い!!」ぐらいの勢いでhedwigを歓迎していました(こういうのも面白いですが、狙われた方が完全硬直している場合も面白いですよね)。今年は、この方お一人では終わらず、後方の席まで遠征して、もう一人襲っていたようです。
確か、wig in a boxの後半でも客席にhedwigが降りてきて、客席の男性の一人を通路に出して一緒に踊ってました(笑)。楽しいお客さんです。この後の場面で、この男性、「面白いお兄さん!」とhedwigにまた声をかけられていました。なんでしたっけ?アングリーインチ・ジェスチャーを見たいか?とこのお兄さんに尋ねたんだったかな?このお客さん、ちゃんと、すかさず大きな声で「見たいです!!」とお返事していました(たぶん・・)。偉いです。
前半のほうの、「私の髪、どう?」というhedwigの問い掛けに答えた声が女性ばかりだったからでしょうか、「お兄さんたち、私の髪、どう?」とまたhedwigが言ったんですが、返答がなかったんですね。そうしたら、hedwigが「お兄さんたち、一人もいないの?」と。今度はちゃんと男性の声で「きれい!」と返答がありました。
wig in a boxの後半のコーラス部分、観客たちがしっかり一緒に歌っていました。韓国語版の歌詞が映写されるので、歌いやすいのかもしれませんが。


セルビアキャンペーンソングのあたりの演出が以前と変わりました。セルビアキャンペーンソング、Happy Christmasのままではありますが、ワルツにアレンジして歌われていました。観客にワルツのリズムを手拍子で取らせて歌っていました。最初、客の手拍子がばらばら気味だったようでHedwigはお気に召さず、「このとおりにやりなさいよ!」みたいなことを言って(←たぶん・・)やり直させていました。で、ワルツ風のセルビアキャンペーンソング、だんだんテンポが速くなっていって、後半はかなりのスピードになり、Hedwigがそれにあわせてくるくる連続回転してみせていました。最後、床に倒れていましたけども。

「セルビアってどこよ?セルビアがどこかなのか知ってる?」と観客に尋ねて、「勉強しましょ。」と言ってスライドで映写された地図で説明しはじめた・・んですが、テキトーでした(笑)。地図にヨーロッパとかセルビアとか英語で説明が書いてあるんですけど、「ここが、よ・・・。▲■#。せるびあ・・。」とか、すんごい適当に読んでた。笑えた。さらっと、「ここでジェノサイド(韓国語だと인종청소<人種清掃というような意味ですね>があって・・。」というようなことも言っていたみたいです。
ちなみに、韓国版のセルビアキャンペーンソングは、「セルビアへおいでよ。ユダヤ人もクリスチャンも。みんなみんなおいでよ!終わったよ、民族浄化!」というような翻訳です(よね?)。
日本語版では、このセルビアキャンペーンソング関連の部分はばっさりカットされていてこの場面は無いです。

あ、それから、映写されるイラスト、Terry Gilliam風というかGilbert & George風っぽいような系統のものや、キッチュなアメコミ風のものになっていました。origin of loveの部分のアニメーションは以前と同じだったようです。

Origin of loveの歌い始めの前に、「Oh,god...。あなたたち、いったいどうして○▲$%×」と呟いていたようです。最後のほうは私の聞き取り能力では理解不能。英語版には無いせりふだと思いますが、これ、よかったかも。

immigration!の場面は、今年はHedwigが英語でimmigration!と連呼しはじめるとYitzhakがバーカウンター裏に隠れますが、バンドのメンバーはぼうっとしていまして、Hedwigが韓国語で「이민▲▲!!」と叫ぶと2nd Guitarの人?だけが逃げようという動きをみせていました。が、再び英語で immigration!と言うと動きを止める、韓国語で「移民ナントカ!」と言うと逃げようとする、という達磨さんが転んだ的なネタをやっていました。
バンドの人たちも、なんだか芸達者になってきているようで。
アングリーインチのみなさんが한국 아줌마バンドに扮するのは今年も同じでした。わかってはいても、この場面は視覚的にきっついものがあって、笑えますね。
「香水」のブランド名が「집착」というネタも今年も健在でした。隣のカップルが、初見だったようで、「ちぷちゃく??・・・。あ~、집착!」と笑っていました。
sugar daddyの前の「bear,곰,ウェンコム」というセリフも健在。ただ、スライドの映写のタイミングがずれちゃっていた。いけませんね・・。ところで、ウェンコムって聞こえるんですが、これ、何??
そうそう、Midnight radioの女性ロッカーたちの写真のスライドもタイミングが遅れてしまっていた。これもいけませんね・・。

ヘビーメタル・ジェスチャー、パンクロック・ジェスチャーというセリフが変更されていました。ヘドウィグ・ジェスチャーと言ってYitzhakに水を吹きかけていました。で、アングリーインチ・ジェスチャーを見たいか?と言ったんで、バンドの面子にも水噴きをやらせるのかな、と思ったら、皆さん、飲んじゃったみたいです。ここはへヴィメタ・パンクロックで行って欲しいなあと思うが、観客がへヴィメタ・パンクロックの違いがピンと来ない層が中心であれば、まあ変更もやむを得ないのか・・。

I was the song, but now I am the video とham-Dole pineapple ringsの部分も、韓国語に翻訳してましたね。オーディオとビデオ、▲■と甘いケーキ、と翻訳したようです。hamに相当する部分は聞き取り不能。


サイドの舞台の部分の照明は上手だったかも。あと、gnosisの青い文字も。


ダヒョンさんは、甘めの素直な良い声なのですが、ロックぽさがやや薄いので、サントラなどで彼の歌うHedwigのナンバーを聞くと、ちょっと物足りないような印象を受けます。が、実際の舞台では殆ど気になりません。今年は、この一週間前に山本君の歌うナンバーを聞いているし、無意識に比較しちゃって物足りなく感じたりしちゃうかしら・・なんてちょっと思っていたんですが、全くそんなことはありませんでした。ロックぽさはやはりちょっと薄いんだけど、ちゃんと「伝わる」歌だから、かな。歌の上手さや歌の世界に過度に自己陶酔することなく歌っている印象なのもプラス評価。
wicked little townのとき、女声ぽい歌い方でコーラスをつとめるYitzhakをHedwigがやや複雑な表情で見つめるような演出をしていたように思ったのですが、見間違いでしょうか。

韓国版は、メドレー形式のアンコールがあります。これが結構盛り上がって面白いです。本編上演中は、観客の皆さん、ちゃんと座って見ているのですが、アンコールの時は総立ちで大騒ぎです。自然な盛り上がり方なので、楽しいです。ダヒョン君、舞台、客席と駆け回ってくれました。お疲れ様です。ヘソンさんもかっこよかったですね
by saffy114 | 2008-07-04 23:37 | Korean Musicals | Comments(3)
f0048936_23143672.gifYitzhakの전혜선チョン・ヘソンさん、先日のThe LifeのMaryと同一人物とは到底信じられない・・。Random number generation以外は非常に良かったです。Random~、そう悪くはないんだが、ちょっと力まかせな歌い方というか、こなれていない感じでした。ぶつっ、ぶつっと流れが途切れるような歌い方というか・・。4月に見たソムン・タクさんの英語バージョンや去年聞いた同じくソムン・タクさんの韓国語版に比べると、なんだか物足りなかったです。でも、それ以外は迫力のあるボーカルでとても良かった。
最後のMidnight RadioでYitzhakが女装(?)で登場する場面のウィッグ、昨年まではティナ・ターナー風だったんですが、今回はなんか巻き毛風?のブロンドのウィッグでした。チョン・ヘソンさんはおきれいなのでお人形さんみたいでまあそれなりに似合いますが、個人的にはティナ・ターナー風のウィッグのほうが歌詞とリンクしていて良いような気がします。

昨年の演出は、Yitzhakがユダヤ人ということをHedwigが揶揄するようなセリフを結構強調していたように思いますが、今年は台詞として登場してはいたようですが(クリスタル・ナハトの場面など)、そのへんはさらっとやっていたようです。あ、hedwig's Lamentの前のせりふはカットされていたように思います。
その代わりなのか、他のいろいろな場面での二人の確執は強調されていた印象。
Yitzhakがウィッグをかぶっているのをhedwigが見つけてドイツ語で怒る場面で、Yitzhakは素直にウィッグをとらず、頑強に抵抗していたようですね。この場面、hedwigがドイツ語で怒鳴りはじめるんですが、途中から歌になってました(笑)。さらに韓国語でタンジャン ポソ~と歌っていたように思うんですが、これって단장ですか?벗어ですか?
MEPAでトミーのリムジンに・・という話をしているとき、Yitzhakが鼻で笑うというか、馬鹿にしたような咳払い??をしたら、hedwigがYitzhakの背中をばんばん叩いていました。痛そう・・。

それから、YitzhakがRENTのオーディションのチラシをながめていました。チラシを嬉しそうにバンドのメンバーに見せたりしてました。映画版のネタを取り入れたようですね。クリスタル・ナハトの場面のあたりで、Hedwigが見つけて怒ってましたが。パスポートの事を持ち出して脅したりしていたみたい。で、Yitzhakが"씨▲××!"と毒づいたのにhedwigがキレて「皆さん、公演は終わり!」と言って出てくようなふり?をしたら、Yitzhakがhedwigをドアから外へ叩き出していました(笑)。

今年は、wig in a boxの前の部分で、Rutherのセリフが録音で流れていました。ダヒョン君の声だと思いますが、「お前よりルックスの良い子を見つけたから別れる。トレーラーはお前にやるよ。最後のプレゼントだ。バイバイ。」というような内容のセリフが流れてました(たぶん)。これも映画版のネタですよね。

~続く(たぶん)~
by saffy114 | 2008-07-03 23:12 | Korean Musicals | Comments(0)
「Hedwig and the angry inch<헤드윅>」。6月29日、 KT&G 상상아트홀<サンサンアートホール> にて、16時からの公演を見ました。
出演は、
헤드윅Hedwig 김다현<キム・ダヒョン>
이츠학Yitzhak 전혜선<チョン・ヘソン>

スタッフは、
翻訳・歌詞・演出 이지나<イ・ジナ>
音楽監督 이준
舞台デザイン 김태영
照明デザイン 이우형
衣装デザイン 안현주
メイク 채송화

開幕3日目の公演を見ました。韓国のHEDWIG、2005年が初演で、2008年の今年は通称シーズン4と呼ばれるようです。今年は出演者それぞれの個性を生かした演出にする、のだそうで、2008 헤드윅 프리스타일<フリースタイル>という副題もついています。昨年まではトリプル・クワトロキャストが交互に出演するような形式だったように思いますが、今年は各出演者が順次一定期間連続して出演する「リレー形式」なのだそうです。但し、송용진ソン・ヨンジンさんは例外で、元来はロックバンドの人という特性を生かすためにでしょうか、彼は金・土の夜の2回目の公演(21時台開演)を担当するようです。で、最初の登板がキム・ダヒョンさん。
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この写真、きれいに撮れていますね。このポスター撮影時の画像も。

最初、프리스타일というサブタイトルを見て、ちょっとずっこけたのですが(レスリングを連想しちゃって・・)「個性を生かした演出」になるのであれば、キム・ダヒョンさんあたりで見たら面白そうかなあ、と思いまして、今年も見に行ってみました。
去年、キム・ダルジュン演出のシーズン3で見たキム・ダヒョンさん、ビッチーで凄く面白かったんで、あのカラーをさらに強調したら相当面白そうだな、と思いまして。

で、今年のダヒョンさんのHedwig,期待したほどは大暴れしてくれませんでしたが(笑)、予想以上に見た目がかわいいHedwigでした。どうせなら、もうちょっと昨年並みにいろいろやらかしてくれたら、さらに面白いように思うんですが。まあ、でも、現時点でもかなり楽しめましたから、いいか。大きな不満はありませんでした。
韓国語の公演ですから、翻訳に関する不満はもちようが無いといえば無いわけで(私は韓国語はまだまだ理解できていませんから)、それは翻訳劇を見るうえでは大きな利点(?!)ですね。あ~、でも、少しづつ理解できる部分も増えてきているので、あ、英語版のあのセリフはカットしたみたい、とか、ああ、ちょっと変えたんだ、とかそれなりに気付くようになってきたというか、なってしまったというか。

ええと、昨年の演出は、英語版のシナリオを読んだ時のイメージと近く、セリフもかなり英語版に準拠していたような印象でした。なので、一昨年の演出よりも外国人の私には理解できる部分が多く、個人的には有難い演出でした。加えて、ダヒョン君のHedwigは、ダヒョン君風?の味付けがかなり濃く、演出の意図は踏まえながらもかなり自由に演じているような感じで、すごく面白かったんですね。、客席の反応を良く見ながら演じている印象で、かつ動きがとても自由で、セリフのトーンも変化に富んでいて、時々下品、そしてかなりビッチーなのが私は非常に気に入ったんです。

今年の演出は、基本は押さえつつも韓国独自のカラーが強いというか、英語版の、アジア人にはわかりにくい・ウケにくい部分は適宜変更するという感じの路線のように見えます。エンターテイメント性がやや強い印象。それから、展開がスピーディーになったように感じた。
上演時間、アンコールを含めて110~115分ぐらいだと思います。劇場の外に出た時点でまだ18時少し前だったと思いますので。

個人的には、昨年の演出のほうが好きかも。でも、今年の演出のほうが、アジアでの上演の場合、より多様な観客を楽しませることができるかもしれませんね。4回目の再演ですから、何かを変えないとお客を呼べないのもまた事実でしょうし。よく考えて作った演出なんだろうなあ、とは思いますし、演出家の才気を感じるのは確かです。
他のキャストでの公演も見てみたいなあと思わせるだけの力がある舞台でした。
もう日韓合わせるとそれなりの回数Hedwigを見ているので、今年は、まだ見た事が無い人が出演するならそれを1回だけ見に行くか、新演出に合いそうな出演者の回で一回見に行くか・・という程度で、場合によっては今年はスルーしようかなあとも思っていたんですが、今回ダヒョン君の舞台を見たら、なんだか他の出演者の舞台もチェックしたくなってしまいました。「ワルツ」の場面など、明らかにダヒョンさん仕様だと思われる演出もありましたし(例えば、イ・ソクジュンさんがこの演出でやるとはちょっと思えないし・・。ジョンソク君あたりなら大丈夫だろうが)、各出演者でどのように変えて演出しているのか、興味あります。


昨年までは大学路エリアの小さめのライブハウスっぽい劇場で上演していたのですが、今回は江南のオフィスビルの中にある新しい劇場での上演です。なんで、まあ、ちょっと場末っぽい雰囲気はそがれてしまいましたが、座席がパイプ椅子ではなくなったので快適(笑)。
このビルのエレベーター、乗り方にご注意。乗る前に、液晶モニターで、下りる階を選択して画面のボタンを押すと、「何号機に乗れ。」と画面で指示されますので、それに従いましょう。賢いエレベーターなんでしょうが、ちょっと面倒。

舞台装置もグレードアップした模様。以前よりお金がかかっていそうです。舞台向かって右に、古いホテルのバー風のバーカウンターが設置されていました。その上の壁にはタイタニック号のレリーフ(絵?)が。リバービューの由来を説明する、タイタニックの生き残り・・というセリフのあたりで、このバーカウンターの上のタイタニックの絵に照明があたっていました。
舞台向かって左は2階にある扉につづく階段が設置されていて、Angry inchを歌った後、Hedwigがここを上って一旦退場します。また、観客席の左右両方のサイドにも小さな舞台が設置されていました。
この、左サイドの舞台からHedwigが登場。
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よっこらしょという感じで、例のケープの骨組?を杖にするような感じで、最初、ちょっとずっこけてみせてから舞台に登ってきました。笑えた。ダヒョン君、こういうのが上手ですね。そして、客席の列の間を無理矢理気味に通って、左側の通路に出てきました。もちろん、通り道にされた列にいた数人の観客がHedwigに襲われていました(笑)。
今年のダヒョンさんHedwig、登場時はこんな衣装。
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ウィッグはこの写真とは違い、例のHedwigのトレードマークともいえるヘアスタイルでした。

Angry Inchの後、Yitzhakが歌うI am womanをBGMに、アメリカに発つHedwigが舞台左手の階段を登って一旦退場、Hedwigが扉の外に消えると、バンドが演奏を止めてなにか毒づき(笑)、鬼のいぬ間に・・という感じで、Random number generationをYitzhakが歌い、それが終わるところでHedwigが2階のドアから再登場。すると、Yitzhakとバンドの面々は急いで元の体勢に戻って、何事も無かったかのようなふりをしてI am womanを再び歌い始めるのですが、ここで、Hedwigは上の写真のようなウィッグにピンクのややAラインっぽいコート姿で登場。これが、とても似合っていました。かわいいです。観客から歓声と嘆息?!があがっていました。この格好でWig in a boxを歌いはじめ、途中でこのコートを脱ぐと、シルバーのドレス姿に。
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上の写真の右側にいる人がダヒョンさんです。ちなみに、左がソン・ヨンジンさん、センターが今年のTV公開オーディションで選ばれた이주광さん(あの~、この写真の주광さんの衣装って、もしや過去の公演のときのものを使用してます?)。
このシルバーのドレス姿も可愛かったですね。どの場面だったか、この格好で客席通路をぶりっ子(←死語)風にスキップ?っぽく駆けてきて、また戻ったりしていましたが、すんごくキュートで、妙に笑えました。セルビアキャンペーンソングのあたりで、これまたぶりっ子風の甘えた言い方で音楽監督に向かって「オッパ~、トゥットゥッ▲○□$#」と言っていて、観客が笑っていましたが、あれは何だったんでしょう?

あっ、そうそう、今回久しぶりに胸の前でお祈り風に手を組んで食い入るように舞台を見ている若い女の子を目撃。

~続く(たぶん)~
by saffy114 | 2008-07-02 23:46 | Korean Musicals | Comments(0)

다드윅!

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헤드윅Hedwig,見てきました。今回は김다현キム・ダヒョンさんとチョン・ヘソン전혜선さん。27日が初日なので開幕3日目の公演。まだちょっと硬い感じもありましたが、今年の演出もなかなか良いです。다현さん、今年も面白いですね。良かったです。もうちょっと暴れてくれるのかなあと思ってましたが、まあ今日ぐらいでも十分、かな?でも公演期間の後半に見たら、もっと面白いんじゃないかなあという気がする。drag姿が美しいですね。ピンクのコート姿、似合いすぎ(笑)。かわいいです。シルバーのドレスも似合いますね。ワルツも傑作でした。
あ。それから。おめでとうございます、と申し上げていいのでしょうか?そんな話を小耳に挟みましたもので。

ソウルの헤드윅、男性客はある程度の覚悟をもって臨むべきなようですね(笑)。今日は皆さんノリの良い方でした。

例によって例のごとく、パンフレットはまだ発売されていませんでした。来週あたりの発売らしいですよ。
by saffy114 | 2008-06-30 00:18 | Korean Musicals | Comments(2)