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ミュージカル(国内、ブロードウェイ、ロンドン、)海外ドラマ、映画について。最近、韓国ミュージカルにも目覚めました。


by saffy114
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あら!

いつの間にか、こんなのが。うわっ、懐かしい。
これは初演というかホアムアートホールの時かな。
このお兄さんが(韓)Melchior。

TV出演時の画像のようですが、昨日のレビューに書いたSteveがRHSのナレーターをやってるわ。あれ?舞台ではBrad役だったと思うが。

Frank-n-Furter,誰だかわかります?(笑)日本のミュージカルファンの方の中には、見覚えがある方もいらっしゃるかと。
出だしのマイクトラブルがもったいないな。
11月上旬に見た実際の舞台では、これより更にロックな感じになっていて良かったですよ。
by saffy114 | 2009-03-19 23:58 | Korean Musicals | Comments(10)
Markの中河内雅貴さん。
華奢な美少年風の方なので、ルックス的にはマーク役は似合いそう・・・なんですが・・。
う~ん。マーク、米韓版ではダントツに面白く、場をさらう役だったのですが(特にDanny Calvertと최성원さん!)、中河内さんのマークはインパクトが少なかった。もの足りなかったです。

他国のマークたちは、非常に顔も身振りも表情豊かで、かつコミカルだが徹底した細かい分析や計算に基づいているんだろうなあという感じの芝居が魅力でしたが、中河内さんはまだまだその域には達していないかな。
でも、3回目に見た時は、キャラクターにだいぶなじんできたような感じで、1回目に比べれば随分マシになっていたと思います。告白の時間に、ちょっと的外れなことを言ったルークに「ルークって、どんだけバカなの??」と言ったり、マシューに心付けを渡した観客を睨んだり・・などは面白かったです。

マーク役って、私が過去に見た他国のプロダクションでは、出演者たちの中でも特に歌唱におけるテクニカルな部分に優れている人が担当していましたが、中河内さんは・・・あまり上手ではなかったですね。というか、「上手に歌えていなかった。」と表現すべきか?音程が不正確な部分が多かったです。
ですが、ソロのepiphanyは、比較的正確に歌えていました(최성원さんやDanny Calvert、Zack Hanna、김남호さんと比べてしまうと、このepiphanyも正直言うとだいぶ・・・・ではありましたが・・・)。
ということは、もしかしたら・・・他のナンバーも、もうちょっと練習したらもっときちんと歌えるのかなあ・・・と、ふと思ってしまいました。
ダンスも、この方はあまりきれいに踊れていませんでした。振付の動き自体はもちろんきちんと動けていましたが、腕や肘が緩んでいたりとか、一つ一つのポーズがあまり美しくなかったです。
どの部分だか忘れましたが、キャストそれぞれがダンスの、得意技を見せるような場面で、何ていうんでしたっけ、名称は忘れましたが、バレエの男性ダンサーの振付によく登場する、ターンして飛んでターンして飛んで・・という動きをやってましたが、これがあまりキレイにきまってなくって残念でした。まあ、これは開演前にプログラムに掲載されているプロフィールを読み、バレエで入賞歴があると解釈してしまいまして、期待してしまっていたのであららららら・・・・??だった、というのもありますが。


マーク絡みの日本版オリジナルの部分は・・
・Hollywood insider said....は、日本版では「美輪明宏さまも言ってた。『時代はスピリチュアル』。」と、なっていました。このときの美輪さんのモノマネは上手かったです。

・Something about youの後、女性を客席に送り届けると思いきや・・・という場面、日本版はタオルをひったくってから、DX-12の数字の表示が一つ増えると、マークが「きっと誰か不純な思いにとらわれてるんじゃないの!」と女性を思いっきり上目づかいならぬ下目づかい(?)でにらみながらかなり強い勢いで言ってました。が、その後のルークらの諫めの言葉に従い、不承不承(?)女性にタオルを返す・・のですが、凄い勢いで客席の彼女に向かってタオルを投げ入れていました(笑)。3回目に見たときは、マーク、「ったく、あんたのせいでしょ!」とも言ってましたね(笑)。その後、落ち込んで、舞台をのたうち回るだったか、泣き伏すだかしてました。
前後の座席に高低差が少ない会場だったため、状況によってはマークが彼女からタオルをひったくった瞬間は見えていない観客もいたと思うので(私は3回中2回は見えませんでした)、タオル強奪後のマークの行動によってはっきりマークがタオルをひったくったということをわかりやすく演出したのは、この会場の条件でしたら正解かもしれませんね。
米国版では、タオル強奪は舞台から客席に降りる階段で行われるので、はっきりこの瞬間は見えます。
米国のマークはタオル強奪後、さりげなく、でも明らかに勝ち誇った感じで舞台に引き返し、舞台のややサイドでタオルを抱きしめたり顔に当てたりして、ひそかに、あくまで密かにご満悦そうにしていました。で、DX-12の数字の表示が増えたのを見てMaybe someone has been having a impure thougts!と言ってましたが、そらっとぼけた感じで言い始めてから、セリフの最後で彼女のほうをじろっと睨む、というような感じでやってました。ちなみに、当時の米国版や韓国版ではタオルは女性には返しません。しっかりマークが楽屋だかにこそっと持って行っていた・・と記憶しております(笑)。
この場面は、최성원さんマークが実に絶妙で傑作でした。
でも、米国ツアー版だか西海岸版だかの画像だと、マークがタオルを客席にほいっと投げ入れてましたね。

・ソロ契約・・・の場面、NYではDavid Geffenだったのが日韓ともにElton Johnになってました。で、I can be next Clay Aikenは「日本のアイドル路線も狙えるって!」 になってました。


米韓版のマークのセリフで、観客に大ウケだったが、日本版では不発で残念・・な場面が結構ありました。以下列挙。
・Church Rulezのsit down、sit down、sit down today~、日本版は特にアクションなしでした。これ、、Danny Calvertと최성원さん版は特に面白かった。
sit down、kneel,sit down×5の部分も同様。これ、特に최성원さんは絶妙だったなあ・・・。

・Epiphanyに次ぐマーク最大の見せ場、Something about youの'just say no’、これ、日本版は「ダメだってさ~。」と軽く(?)ちょっと笑いながら(?)マークが女性に向かって言う、という感じになってしまっていました。日本版では、マシューの「駄目~♪」を受けて、マシューがダメっていってるよ(ざまみろ!)的なニュアンスでマークがこう言っている、という演出だったのだと思います。
この場面は、米韓版では、マシューの'just say no’を単に受けてだけではなく、それに加えて、「マシューがあんたに近づいてもNOって言いなさいよ!」という意味もかけて、女性を牽制する感じでマークが'just say no’と言ってました。特に、チェ・ソンウォンさんは可愛らしい口調に毒気が潜んでいるというか、ちょっと迫力がある言い方で言ってまして、傑作だったなあ・・・・。
そのあとの部分で、コーラスしながら、マークがマシューに近づいていってしまい、女性とマシューの間の割って入る部分、日本版は1回目に見たときはあまり上手くできておらず、イマイチだったのですが、3回目の時はだいぶ上手になっていました。

・DX-12初お披露目のシーン、日本版はフアンが担当、そして普通~に歩いて行っただけでした(確か・・)。
これ、米韓ですと、マークが華麗なウォーキングを披露して、ショーガール風にDX-12をお披露目するんです。面白かったんですけどね。


・Epiphanyの前のセリフ部分、米韓版だと、語り始めてすぐに、マークが舞台上にいる他のメンバーたちに対して、しっしっ、という感じの手で払うようなジェスチャーをして他のメンバーらを追い払って、注目を自分だけに集中させてから話を再開するんですが、日本版はこれはやっていませんでした。

Episcopalian thugs,mostly...は確か「プロテスタントの奴らに・・」になっていました。これ、韓国版は初演の時はscientology、でしたよね(笑)。
attention to the detail・・に該当する箇所、日本版は印象に残らなかったなあ。韓国版は「繊細な感性を・・」みたいな訳だったような気がしますが。
「宇宙旅行に関心を・・」というようなセリフは日本版もありましたが、NYや韓国と違い、日本では笑いはおこっていませんでした。

・Epiphanyの'I believe in the Holy Trinity(0ne,two,three)'は、韓国版は나 성삼위일체를 믿어 ・・で、ほぼ同じニュアンスの翻訳でしたが、日本版は「周りはプロテスタントなのに」みたいな歌詞になってました。ですが、コーラスの0ne,two,threeはそのままにしてありました。
Trinityを使わないなら、ついでにその変更内容に合わせて1,2,3・・・も変えちゃったら面白いんじゃないかなあ、と。

・実はエイブ以外の全員がソロ契約を・・・の後、各人がこれに絡んで彼らが犯した、キリスト教の大罪に該当する単語を言う場面、なぜかマークが言うのが「Lust」なんで、観客爆笑だったのですが、日本では「欲望」という翻訳だったと記憶していますが、ウケていなかった。確かに、この訳語であの演じ方だとあまり面白味が伝わらないですよね。要するにlust for the fleshっていう意味でのLustだってはっきりわかるようにやってくれたら笑えたのになあ~。
韓国版は「욕정・・。」とマークがなぜか恥じらいながらなんとも言えない言い方でのたまうので、このへんがはっきりわかって笑えました。

・この場面でマークがマシューに「we can be solo togather❤」と言うセリフも米国版ではバカウケしていた記憶がありますが、日本版は不発でしたね。韓国版は、マークがちょっと嬉しそうに(笑)マシューにすりよって「一緒にソロで・・」みたいなことを言うとマシューが「マーク、ソロはコンビじゃないぞ!?」みたいなセリフを言ってた気がします。確か、かなり笑いをとっていた記憶が。


あと、とにかく全体的にマークのマシューに対する愛情というか執着をもっといろいろな場面で表現してくれたほうが面白いと思います。


あ~、さすがに書くのに飽きてきました(笑)。
ので、とりあえずこれで終了。
by saffy114 | 2009-03-09 23:18 | Japanese Musicals | Comments(8)
植木豪さん演じるJuan。ずいぶんあっさりしたキャラクターになっていました。あれれ。このキャラは、暑苦しいくらいラテン!な感じのほうが面白いと思うのですが・・・。
HipHop系のダンスが得意な方なんだと思いますが、私の席からですと、倒立×回転系の技をやっているらしいのはわかるが見えるのは脚だけ・・・というような状態で(笑)、せっかくの特技をちゃんと堪能できませんでした。席の高低差があればいいのに・・・。一回はわりと前方で見たのですが、このときは・・・비교적으로 큰 머리의 관객이 나의 좌석의 앞에 있었기 때문에・・・舞台前方は床面から20~30センチ程度死角になってしまって、やはりよく見えませんでした。歌は・・う~ん、ちょっと弱いですね。La Vida Eternalの最後のほうの、立ち直ったフアンがLa Vida Eternal~!!(영원한 생명으로~!!)と歌い出すところなどは、もっともっともっと力強く歌って欲しいところです。ここ、とても盛り上がるんだけどなあ・・・。


英語版だと、ティファナの尼僧に教えられたEnglish with Spanish accentで話すJuanですが、日本版は関西弁訛りの日本語になっていました。genesis・・では「まいど。」と言って登場。
タコ焼きの皿を首からぶら下げていました・・よね?初回、後方席にいたときは全くわからなかったけれど・・。
ただ、この関西弁が・・微妙で・・・。明らかに植木さんは関西弁ネイティブじゃないですよね?アクセントは標準語のまま、単語だけ関西弁をところどころ投入、という感じの話し方でした。関西弁というアイデアは良いのかもしれないけど、実際の舞台では上手く作用していなかったような。
ネイティブに近い水準まで頑張るか、もしくは思いっきりわざとらしい偽物関西弁でくどいくらいにやっちゃたほうが笑えるような気がします。両親に関する情報を聞いた場面で「でんがなまんがな」とか言ってましたが、いっそのこと、その手のartificialな関西弁を乱発する・・・とか、やるならそこまでやったほうがEnglish with Spanish accentのニュアンスは出るような気がしました。
ちなみに、韓国版では、Juanは特にスペイン語訛りの韓国語や方言を使っていたようには聞こえなかった、と思いますが、わりとわかりやすく「ラテン」でした。韓国Juan(特に再演のときのJuan)はやけにキャラが濃くてラテンな感じだったのと、時々でかい声で叫ぶ¡Hola!!などのスペイン語のフレーズのおかげでしょうか。

Juan、米韓版だと、おそらくマークに次いでおいしい役どころ、観客にウケる場面・セリフが多いキャラクターなんですが・・。米韓版でかなり笑えたフアンのセリフが、日本版ではイマイチだった場面が多いです。
オリジナルのRyan Duncan、もう本当に強烈に面白かったんですよ~。当時のセクシー路線の男性ラテン系のスターのカリカチュアっぽい演技が実に傑作でした。えせっぽいスペイン語訛りの話し方から、やたらと大仰なジェスチャー、そしてLa Vida Eternalでは舞台上(と裏?)をやたらと走り周って汗だく状態、そしてサビのLa Vida Eternal~!!と立ちあがって歌い踊りだすところでは前方の観客に汗をまき散らし・・・と、非常に濃いキャラで印象的でした。
韓国Juanも、エロネタ担当という感じで、特にCofession sessionでの韓国オリジナルの「告白」に、非常にすてきな回答をなさっていて、面白かったです。まあ、内容は私は一部しか分かりませんでしたが(笑)。


ええと、Juan絡みで、日本版にこれが無くて&ウケなくて残念!という点を列挙すると・・。

genesis of ABz、登場の仕方があっさりで残念。衣装というか小道具は日本版も米韓版と同じですが(タコ焼き以外)、米韓のJuanは登場時の歩き方(ジャンプの仕方??)・マントの扱い方からしてラテンな感じで濃いです。日本のJuanはわりと普通~に登場しましたね。
で、じゃん!と音楽が終わり、スポットライトの中、ポーズを決めるはずが・・・韓国Juanの場合、ライトがズレたところに当たっているので、そ~っとライトの中に移動して、改めてラテンなポーズを決めてから、でかい声で¡Hola!と叫びます。
そのあとの、教会の階段に捨てられていて・・・etcの部分、英語版では、わざとらしいスペイン語訛りやJuanの大袈裟な身振りが面白いので観客が笑い続けていました。
韓国Juanたちも、赤ちゃんの泣きマネをしてみせていたり、「教会の階段に赤ちゃんが・・。赤ちゃんだ。誰だ?セクシーな赤ちゃんが・・。まさに俺だ!」などと大仰なジェスチャー付きでやっていて、面白かったです。

「告白の時間」の冒頭、英語版ですと、「観客のみなさんがこっそり打ち明けてくれた暗い秘密や告白を・・・now read it aloud!!」とJuanが言う部分で、観客が大笑いしていました。韓国版も「크게!!」とJuan(たぶん・・)が大声で言っていたので、同じようなことを言ってたんだと思います。
日本版は懺悔内容なのにread it aloud!と言っている、というおかしさは特に強調してませんでした。

告白の時間、英語版だと2番目の質問にJuanが回答していて、ものすごくウケていた記憶があるのですが、詳しい内容は記憶にありません・・。たぶん、あまり聞き取れず内容をあまり把握できなかったんだと思いますが、確か、きわどいエロネタだったような(動物絡み?)。Juanが質問内容をちょっと誤解して普通の相談のように回答するんですが、結局その回答も解釈によっては・・・・というような感じだったと思うんですが。韓国版を見たときに、あ、流れ的には英語版に似てると思ったので・・。
韓国版のJuanの回答は傑作ですね。私は、再演のときにやっていた「きれいな女性を見ると・・・」といいながら客席のあるお客さんを見て、あ、違った!という感じで目をそらすというネタが好きです。失礼だなあ(笑)。
やはり、告白の時間はエロネタで押していったほうが面白いような気がします。
最後の「ガールフレンドが…」の告白だけだとインパクトが足りないような。ここでしつこくやっておいたほうが、something about youの例のフレーズに流れがつながって面白いと思うんですが。

La Vida Eternal、米韓版だと泣いてしまったJuanが舞台の外に走り去り、その後、舞台奥の2階建てセット部分やら舞台奥やらをJuanが泣きながらやたらと走り周り、マシューも追いかけて走っていました。かなりの運動量っぽくて、御苦労さまですという感じでしたが、ナンセンスさが面白かったんですよね。マシューがフアンを抱きかかえて来たり、フアンたちが走り回っている隙にマークがうれしそうにルークとタンゴ風に踊っていたりもしてました。これ、日本版は走り回らず、座り込んで?泣いていただけでちょっと残念でした。

918の前の「Page666」。英語ではpage six six six,韓国語でも페이지 육육육と言っていたと記憶しています。観客も笑ってました。
日本版は確か「六百六十六ページ」という言い方をしちゃっているので、あまりピンと来ないですよね。観客もほとんど反応していなかったみたい・・。

実はソロ契約・・・の場面、自分の契約したレコード会社はvirginだから、マシだろ?という場面、米国や韓国版はvirginという言い方がかなり笑えて面白かったんですが、日本版は韓国のようにことさらに妙に英語教材風に良い発音で言ってみせたりはしてませんでしたね。普通に言ってから、「道徳的でっしゃろ??」と言ってました。
あ、そうそう、英語版ではethnic is inだったと思いますが、日本版では「大阪ラテン」でした。


~続く~
by saffy114 | 2009-03-06 23:51 | Korean Musicals | Comments(3)
Abrahamの良知真次さん。
Everybody fitsの出だしなどは、おっ、いい声だな、これならパーチェック役も大丈夫そうかも、と思ったんですが、I believeはちょっとだけ音程が不安定で、若干下がり気味で歌っていてちょっと惜しかった。まあでもこの方もほぼソツ無く歌えていたと思います。
日本のAbrahamは、少年名探偵系のアニメの主人公っぽいというか、秀才君風の話し方と物腰でした。
米韓のAbrahamは(特にEric Schneiderと이창용さん)、ちょっといじらしい感じというか、ボーイバンドのメンバーに似つかわしい僕になろうと努力している感じがありましたが、日本のAbeは秀才君がそのまま自分を発揮している雰囲気ですね。

英語版だと(たしか韓国版も)、Abeは皆と馴染もうとしてなのでしょうか(笑)Hip Hop Jargonっぽい話し方を時々するんですが、全くその口調が似合わず、そして他のメンバーに何を言っているのか理解されず、エイブがちょっと間が悪い思いをする・・という場面があったのですが、これは日本版ではやっていませんでした。英語版でAbeがへんてこりんなラップ口調で話しかけるもマシューが??という顔をするので(韓国版だとマシューが「何してんだあ?」とずけっと言ってたような気が・・)普通に言いなおす場面は、日本版ではAbeが難解な四字熟語を使って話すが、マシューが「は?」と聞き返すので、Abeが平易な言葉で言い直す・・・、という感じでさらっとやっているだけになってしまっていた。確か、「レイイゲンミョウなる・・・」と言ったのを(←これって、霊異玄妙ですか?)、「びっくりするようなこと」と言い直していたんだと思いますが、ちゃんと覚えてないので違うかも。
個人的には、米韓版のような、ちょっといじらしさもあるAberahamのほうが面白いと思います。

I believeの前のエイブラハムのモノローグ、あの~、日本版はなぜか、ちょっと途中で眠くなってきました。あれれ?なぜ?ちょっと間が長すぎ&多すぎるのかなあ・・。言葉がわかるのが逆にいけないのかなあ?

あと、他のメンバーたちが全員・・・・という場面で、クリスチャンのボーイバンドで残ったのがユダヤ人の彼一人、というおかしさがあまり日本版ははっきりしませんね。

エイブは、英語版だとマザコンだということを示唆する演出でもあったような気がするんですが(時々母親に言及していた)、あちらでは一般的にユダヤ系=お母ちゃん達が強い、というイメージなんですかね?映画などでは、なんとなくそういう設定のものが多いような気はするのですが。これは、日韓共にやっていなかったですね。たぶん。


そうそう、以前,日本版はdouble meaningの部分があまり上手く訳されていなくて残念だなと思ったのですが、The callingのエイブのソロ部分がちょうどその一例かな・・。「電波が弱い」とか「一本、二本、消えた~!」とか言っているので、やはり携帯電話の電波が弱いという意味しか頭に浮かばないような気がします。

~続く~
by saffy114 | 2009-03-05 23:06 | Japanese Musicals | Comments(0)
Matthewの東山義久さん、歌もダンスも上手でした。特にダンスはきれいですね。歌に関しては、米韓版でば~んと盛り上げていた部分、例えばyou only got one choice~(단 하나의 선택~)とか、I believe~(난 믿어~)などをもうちょっと声量アップで歌ってくれていればさらに良かったと思いますが、ほぼソツなく歌えていて、音程もこの方はほぼ正確で、安心して聞けました。
東山さんマシュー、ハンサムだけども・・・あれっ?ちょっと年齢が・・??という点はScott Porterと共通していました。ただ、話し方や物腰が、かなりくだけた感じのイメージで、ちょっと私のイメージするマシュー像とは違っていたのですが・・。東山さんマシュー、話し方がちょっと軽すぎるというか・・、特に前半はちょっと羽根布団でも売り始めそうな・・という気がしました。個人的には、Scott Porterがやっていたような、若干わざとらしい優等生的(でも話し方はボーイバンドのメンバーっぽい・・)なキャラのほうが面白いように思いました。
マシューって、英語版だと、ルックスが良くて、性格が良くて、リーダーシップもあってetc・・と足りないところが無いんじゃないかというような「優等生」風キャラだったと思います。だから、最後の・・・・で余計にええっ!?と笑えたんだと思うんです。また、そんな彼が真顔で’till then I m×××××・・・・・・・my own fateなどと遠くを見つめて歌うところがまたおかしかったんだよなあ・・。
あと、リーダーっぽさがもうちょっとあったほうがより面白いような気がしました。韓国初演のマシューのお二人などはルックス的には「?????」という感じだったのですが(←すいません)、リーダーっぽさ・人の中心にいる感じはあったので、そんなにおかしくなかったんです。東山さんはルックス的にはなかなかハマっていたと思うので、さらにこのリーダーっぽさがあったら更に良かったかな。

マシューといえばやはりsomething about youだと思いますが、日本版、う~ん、あの例の部分、ちょっと不発かなあ。使用していた言葉は、予想通りでした。が、米韓版と比較すると、あまり笑えなかったなあ・・・。
日本版、わざわざマシューがそれらしき手の動きまでちょっとやっているんですが、いま一つピンと来ないですね。ええと、日本版、「夜はおな・・・・じ。」と言っているんですが、そこまでの歌詞でマシューが衝動を抑えているという前提が(笑)あまりクリアに訳出されていないので、ちょっとわかりにくい。makes my Levis feel so tightの部分の翻訳が良くないですね。あれじゃ、一瞬何のことかわからない人もいるのでは??この部分は米韓ともに客席がどっと湧いていましたが、日本はあまり笑い声がなかった・・・・。惜しいなあ。ちなみに、韓国版は청바지가 조여 오는 이 느낌なんで、分かり易いですね。そして、例の部分は스스로 혼자 위・・・로하며 살께で、これは良い翻訳ですね(笑)。再演時はご丁寧にも他のキャストがエコーのように자△、자△・・・とコーラスで繰り返していた記憶が(笑)。
あと、これは韓国版も同様ですが、girl,you make me wanna waitというフレーズのおかしさが訳出されていないのが残念だなあ・・。
blend of Charisma and spunk,"Crunk"!というフレーズも、日本版は「そういうの、日本語で超かわいいって言うんだろ?」になってしまっていて、アホな造語は登場せず、ちょっと不発だなあ。ここ、韓国版は英語版の言葉遊びを踏まえたと思われる翻訳で、「△■と◎◆、△■と◎◆、君の中には△◎がいる!!!」とマシューが熱く叫んでいました。

ところで、東山さん、突発事態に弱い、のかな??
2回目に見たとき、something about youで舞台にあがったお客さん、ちょっと動揺しちゃったのでしょうか、役者さんとしても想定外だろうなあ・・というようなユニークな反応をなさっていたんですが、東山さんも明らかにちょっと動揺していたような(笑)。ナンバーの途中で、笑ってしまっていましたね。しかも、一番大事な、あの例のフレーズのところで、ついにふき出してしまっていました。まあ、このお客さんはかなり面白かったので仕方無いかも(笑)。毎公演、彼女を登場させたら面白いだろうなあと思っちゃったぐらいです。

3回目のときは、church rulezの前、「少額のお心付けなら・・・」というようなセリフの部分で、前方席のお客さんがおひねりを手渡したみたいだったんですが、東山さん、受け取って袖にいったん消えた・・のは良かったんですが、どこまでセリフを言っていたか、ド忘れしちゃったらしく、「マーク、どこまで言ったんだっけ?」みたいな感じでマークに尋ねていました。が、マークからは答えは無し(笑)。そのかわり、たぶん、おひねりを手渡した客に向かって「っていうかおかしいでしょう!」みたいなことを怒気を含んだ声で言ってたみたい(笑)。結局、たしかJUANの植木さんがなにか助け舟を出していたというか、場をつなぐようなことを言ってましたね。マシューも無事どこまで話していたかすぐ思い出して、話が再開しました(笑)。


~続く~
by saffy114 | 2009-03-04 23:17 | Japanese Musicals | Comments(4)
キャストについて、など。
今回の日本版で最も違和感無く楽しめたのが、Body,Mind&Soulだったので、まずLUKE役の田中ロウマ君の感想から。
ロウマ君は、マッチョですが同時にどことなく中性的な雰囲気もあり、かつにこ~っと笑うとチャーミングですね。なんで、芝居としてはちょっとセリフ回しなどがぎこちない場面が多かったにもかかわらず、また米韓ルークと比較するとキャラがはっきりしていないのにも関わらず、まあいいかあ、と思えました(笑)。
ロウマ君は歌とダンスはとても良かったと思います。
特にBody,Mind&Soulは良かった。やはり英語で歌うほうが得意なのでしょうか、後半の英語部分のほうが調子が出ていたようです。ロウマ君は高音が得意なようで、後半はそれを生かしたアレンジにして歌っていましたが、その部分もきまっていました。楽しげに歌い踊っていて、見ていて気分が良いですね。ダンスも上手です。ただ、Body,Mind&Soulの振付、後半というか特にインストゥルメンタルみたいな部分のあたりの振付は、Go-Go Boy風の振付になっていて、あれれ?という感じもありましたが、ロウマ君が実に楽しげに上手にチャーミングに踊っていて魅力的だったので、あれはあれで彼向けの振付としてはあり、なんでしょうね。
個人的には米韓版っぽい振付のほうが好きなんですが。
それから、セリフ部分の「魂鍛えているからムッキムキ~!!」というフレーズは笑えました。ロウマさん、凄くマッチョですもんね(笑)。
ただ、ロウマ君、「お芝居」はちょっと不安定なところもあるようです。1回目に見たときは、英語版のexhaustion,Yo!に相当する「ストレス・・・?」というセリフ部分、間がとても良くて、おっ、いいじゃないと思ったのですが、2回目・3回目の時は、間が悪くて面白くなかったです。2回目、3回目と回を重ねるにつれ、他キャストの芝居を見ての反応らしきアドリブが増え、かつ、それがより自然でおもしろくなっていたのですが、それと反比例して本来のルークのセリフ部分での笑わせポイントの芝居・セリフが何故か下手になっていたような気がします。

あと、俳優さんがどうこうというより、翻訳・演出の方針だとは思いますが、ルークがあまりバカっぽくないというか、キャラがあまりはっきりしていなかったのが残念でした。英語版をへんに直訳に近く訳しているせいでルークのアホさ加減が炸裂していなかったり、米韓共通のルークがらみの笑いどころが日本版にはなくなっていて、いまひとつルークのキャラが面白くなかった。米韓ルークは、ブラザー系っていうんでしょうか、やたらとYO!とかYeah~!とか言ってたり、rhymeをやっていたり、ヒップホップ系っぽい言葉づかいをしていたんですが、日本のルークはそういうのはナシでした。これ、やっていたほうが笑えると思うんだけどなあ。
そういえば、韓国初演のルーク(ムヨル君)が、「告白の時間」の時に、彼女に迫られている?!少年の投書(この投書は米韓日共通)への答えの時にへんてこりんなrhymeをやっていませんでした??当時は今よりもさらに韓国語はわからなかったのであまり自信はないのですが、たぶんマグダラのマリアみたいな女がセクシーに見えるか?etcみたいなことを言ってたのかな~、と。言い終わったときの得意そう&満足げな顔が笑えたんで印象的でした。
最初、マリア・マカレナと言っているように聞こえて、ルークはバカだからMagdalaと間違えてマカレナと言ったのか?と思ったんですが、マグダラのマリアってMaria Magdalenaとも言うのを後日知りまして、じゃ、마리아 막달레나!って言ってたのかな~??といまだに疑問です(笑)。

米韓ルーク、神を信じることの大切さetcを観客に一生懸命語り始めるんですが、そもそも比喩がトンチンカンですし、そのうえだんだん支離滅裂になってわけがわからなくなってしまうので、横からマシューが「え~っと、ルークが言おうとしているのは・・・。」と助け舟を入れて収拾を図ることが何回かあるんですよね。Body,Mind&Soulの直前の時も同様なんですが、このときだけはルークがマシューの助け舟を遮って「マシュー、同じことを2回言う必要ないよ。俺が言おうとしているのは!」みたいなことを言って、Body,Mind&Soulが始まるんです。
日本版は、まず英語版のセリフをわりとそのまま日本語にしているためか、ルークの使う表現がとんちんかん、というのがはっきりしませんし、必死に語っているうちに支離滅裂(←子供が必死に話しているうちに、話がぐたぐたになるような感じで・・)になる、というのを日本のルークはやっていなかったので、残念でした。あれ、面白いのになあ。
あと、Body,Mind&Soulの出だし直前のルークのセリフからすぐ曲につながるタイミングが米韓版は格好良かったんですが、日本版はちょっと一拍置いて曲が始まる感じになってしまっていて、なんだかちょっとノリが失われてしまったように感じました。

Confession Sessionで、米韓版ですと会場にいる投稿者、ミサ用の葡萄酒を飲んでしまったペンネームanonymous(무기명)さんに対し、ルークが「Yo!anonymous!(무기명・・・。Yo!기명씨!)」と呼びかけるアホっぷりが笑えたのですが、このネタ、日本版には無くて残念・・・。まあ、日本語では上手い翻訳が難しいかもしれませんね。

米韓版のGenesis of ABzのJuanのパートの最後、JuanがMi mama!Mi Papa~!!(엄마~!!아빠~!!)と叫ぶのを、アホなLukeは(まあヘッドフォンのせいでもあるんでしょうが)、へんてこな聞き間違いをするんですが、これも日本版はナシになっていた。韓国は니 엄마 바빠?と聞き間違えていて、おっ、翻訳上手いなあと思ったんですが・・。日本版は単にルークが「Mamma Mia!」と言いながらフアンを慰める?だけになっていました。
あと、「Lethal weapon 2!」のキレ味がひまひとつ・・・かな。これ、ちょっとしたセリフですが、Andy Karlとキム・ムヨル君はタイミングと表情が絶妙ですごく面白かったんで、期待してたんですが・・。

Luke....drive the van!!(Luke는....,운전입니다!)の部分もちょっと間が悪かったなあ。

「918」の前、「箱」を楽屋に取りに行くのはルークなのですが、そのとき「ほいさ。」と返事してすたすた歩いて行く場面は面白かったです。あ、英語版だと「箱」の魔力でJuanが突然ラテン語かなにかの短いフレーズを口にし、韓国版だとさらにルークまでが日本語(「ありがとう、ございます!」)を突然口走るので観客大ウケだったのですが、これも日本版はやっていなかったです。
Juanの誕生祝いが・・・・の場面でケーキのカートを楽屋に下げるのも、日本版はルークが担当してました。最初はマークと二人でカートを引き始めるが(カートの車輪がダメらしく、がたがたと喧しいのは韓国と同じです)、日本版は途中からルークがカートを持ち上げて楽屋に消えました。さすがマッチョ。
で、楽屋からガチャーン!!とカートを倒しちゃったらしい音が聞こえてくるのは韓国と共通でした。

前半、Soul Sencerの説明のあたり、なぜかルークやマークがおばちゃんキャラになっていましたが・・。
ロウマさんは、このおばちゃんっぽい喋り方が妙にハマっていて上手かったです。
実は、前半はルークがマークに見えて仕方ありませんでした。ロウマさん自体がちょっと中性的な雰囲気があるのと(マッチョなのに)、彼が韓国の再演版でマーク役だったキム・ナムホさんという俳優さんにどことなく似ているから、だと思います。ロウマさん、マーク役でもよさそう、と思ったんですが、どうでしょうね。


~続く~
by saffy114 | 2009-03-04 00:02 | Japanese Musicals | Comments(0)
歌は、キャスト・ナンバーによって出来にバラつきがありました。良く声が出ていて、おっ、いいじゃない、と思った部分もありましたが、音程・音の長さなどが不正確なのが目立つ部分がかなりあって残念。
可能であれば、2005NY版・韓国版のように、ばしっと綺麗に歌えたほうが、面白いと思います。こんな演目なのに妙に歌が上手い、というのも笑える要因だったように思うので・・・。
あと、強弱・緩急のつけ方、バランスみたいなものをもっと工夫すると、さらに映えるというか、面白いかなあと思いますが。NY版や韓国版では、ば~んと声量アップして盛り上げて歌われていた箇所が、日本版だとさらっと普通に歌われていて、あれっ!?と拍子抜けしてしまったりしました。
また、今回の日本版、ハモる部分がいま一つ美しくなかったような気がします。
それから、ナンバーによっては非常に歌詞が聞き取りにくかったです。We are Altar Boyzに続く冒頭の三曲が特に歌詞が把握しにくかった。でも、初回に比べると二回目はやや聞き取り易くなっていたような気がします。この作品は歌詞が絶妙で面白い(←英語版の場合)ので、ちょっともったいないですね。


翻訳・演出などについて。
日本版、各登場人物のキャラクターが不明確だったのが残念。
ルークはもっとバカっぽく、えせブラザー系っぽい話し方のほうが面白いと思うし、フアンはもっと熱い(暑苦しい?)ほうが面白いと思うんですが・・。
また、「日本向け」のアレンジがちょっと中途半端だったように思います。ここはおそらく日本語にそのまま訳したら観客にはユーモアが通じにくいから、ちょっとアレンジして訳すのかな~と思っていたところが何故かそのまま直訳っぽく訳されていておかげさまであまり面白くなかったり・・。また、英語版・韓国版では共通して笑いどころだった部分があまり面白くなかったり、削除されていたり、と、どこを改変して、どこをオリジナルを生かすか、という点に惜しいところがたくさんあったような。

日本版独自のセリフ・演出の部分、本筋からやや離れた部分で笑いをとる、というか、ちょっと浮いているきらいもありました。どこかぴたっ と来ないというか。
韓国版も、独自のセリフ・演出部分が沢山ありましたが、わりと英語版準拠の部分の流れをふまえているというか、しっくり馴染んでいる印象だったんだけど…。
でも、初回に比べると三回目は随分キャスト同士のやりとりの'間'が良くなって、面白くなっていたように思います。ただ、三回目はアドリブ部分やキャストの即興?のやりとりのほうは冴えてきたのに、本筋の芝居のほうが乱れてしまったというか、間が悪くなっていました。


うーむ、でも、この歌がどうのこうの、演出がどうの・・ということも、言うだけ野暮なのかなあ。
日本(他のアジアの国も、かな?)の男性グループのファンの方々は、メンバー達が仲良くしている様を見るのを楽しんでいる場合が多いような気がします。そういう土壌をふまえての演出だとすれば、まあこんな感じになるのかなあ…、という気もしました。


~続く~
by saffy114 | 2009-03-02 22:11 | Japanese Musicals | Comments(2)
~ネタばれ注意~そして無駄に長い~

この作品,少なくとも2005年当時のOffBWの舞台の場合、英米のBoybandのパロディっぽい振付・曲・各キャラクターの性格付けにキリスト教ネタがブレンドされているのが面白かったんですよね。
英米のBoybandって、典型的ハンサム系・美少年系・セクシー系・不良系・親しみやすい系というメンバー構成のケースが多かったような気がするんですけど、この作品の各キャラクターもおおよそその線にのっていて、そこに宗教ネタを沢山&人種ネタも少し混ぜて、出演者たちが確信犯的にカリカチュアっぽく非常にいい具合に演じていたんで、ものすごく笑えたんです。
そんな内容なのに、歌に関してはかなり上手なBoyband風といいますか、きれいなハーモニーで上手でしたし、ダンスも、「かっこいい」と「ダサい」の境界線上にあるようなユニークというかキッチュな振付をびしっと揃えてきれいに&熱く&大汗かきながら(←特にJuan!)踊っているのが、笑えると同時にカッコよくもあり。
また、あくまで「クリスチャン・ボーイバンド」という設定に従い(?)、真顔で演じていたのもかえって面白かった。歌詞やセリフにいわゆるdouble-meaningが多用されていて、それがまた笑えたのですが、さあこれから面白いことを言うよ!というセリフの言い方ではなく、しれっと演じていたのが、かえってこのdouble-meaningが活きて効果的だった気がします。
英語版だと「Yo!」などのHip-Hop系の単語が混じったセリフが乱発されていた記憶がありますが、これもその若干イタい感じ(コーカジアン&クリスチャン、かつ、やや薹が立ったお兄さんたちがそんな言葉づかいをしている、という・・)が妙に笑えたんです。これもこの作品の大きなポイントだったような気がするんですよね。だって「BOYZ」ですから。BOYSじゃなくて。

韓国版は、歌が非常に上手でハモる部分などが殊に美しかったのと、予想外に英語版のニュアンスが残存している舞台だったことが魅力でした。上記のHip-Hop系の単語もしっかり登場していた記憶がありますし、英語版のニュアンスを最大限に活用しつつ、現地の観客にウケるよう工夫して翻訳・改訳しているようなので(言葉を完全に理解してはいないので、「~ようだ。」としか言えない…)、感心しました(特に「告白の時間」は笑った!)。
ダンスも、思いのほかきちんと踊れていたんですよね。韓国版はアメリカ版とほぼ同じ振付なので、ダサかっこいいのは共通、かつ相当練習したのでしょうね、ばしっと揃っていました。アメリカ版・韓国版の振付は、あくまでボーイバンド的振付で、素人でもセンスというかある程度運動神経が良い人ならマネして踊れちゃうかも、という動きがメインでしたが、きれいに揃っているし、勢いもあるから結構見栄えがしたんです。

また、それそれの登場人物の「キャラクター」がわりと明確に表現されていました。マシューはflawlessな感じ、ルークはブラザー系の一本ネジが抜けちゃているようなおバカさん、フアンは非常にtoo muchでやたらと無駄に熱い、お約束な感じのラテン系、マークはおネエ系でマシューに熱い視線を送り&隙あらばまとわりつき、基本的にはキュートなのにマシュー絡みではビッチーになり、エイブは優等生タイプだが、皆になじもうとしてなのかルークっぽい謎のHipHop系jargonを多用するも理解されす・・というような英語版のキャラクターが韓国版では結構はっきり表現されていました。もちろん、エイブがユダヤ系という人種的な側面はあまり英語版のようにカリカチュア的な明確さでは演じられていませんでしたけれど、フアンはかなりわかりやすくラテン~な感じだったなあ(←特に再演時と初演時のalternateのJuanだったラジュンさん)。

で、日本版ですが・・・。
振付、カッコいいといえばカッコいいのですけれど、英語版に登場していた、キリスト教にちなんだらしき、何だそりゃ的なポーズがほぼ一掃されてしまっていますし、その他の振付も確信犯的Clichéっぽさ、アホさ・ダサさが消えてしまっていました。
私は、あのいかにも典型的ボーイバンドの振付でーすっていう感じの、ダサさもある振付のほうが面白いのになあ、と思いましたが・・。まあ、好みの問題ですかねえ。うわあ~、アホだあ、と笑えるものを好むか、キャー素敵!と思うものを好むか、という・・。

2006年のOffBWキャスト(オリジナルキャストではなく)や韓国キャストに比較すると、日本版のキャストは元来持っているダンス力は格段に勝っているんだろうなあ~、と思います。ただ、個人的には、どういうわけか英語版(ただし2005年のキャスト)や韓国版のほうが「ダンス」としても見ていて壮快で面白く感じました。

韓国版と、2005年のオフのキャストのダンスは、「エネルギー」を感じさせるテイストだったんです。energeticでもありますが、 どちらかというとE=1/2MV2っていう意味でのエネルギーですね(←式ってこれで合ってたっけ?私は生・化受験だから物はわからん)。踊っている人の体型の関係でMの値が大きい、日本版に比べると動きがシンプルなぶんVの値が大きいように見える、という理由でEの値が大きく感じられたのかもしれません。


日本版は、ある一定の時間の中に詰め込まれている動きが多いというか細かいというか複雑なのと、反りなどの動作が多かったんですよね。なので、しなやかさ、みたいなものに勝っていたのですが、動きが揃っていない部分や流れてしまっているような感じというかちょっと崩れちゃったように見える部分がありました。
全員がびしっとシンクロして動くことで醸し出される迫力みたいなものがちょっと弱かったような気がします。
まあ、振付的に元々そういうことを狙っていたわけじゃないのかもなあ、という気もしますが。

また、私が日本では本当に座席運に恵まれない傾向にあるのも、私がダンスに関して上記のような感想を抱いた一因でしょう。
Juanの植木豪さんなどが、片手倒立やら何やらヒップホップ系の技をやっているらしいのに・・・・私の席からだと脚しか見えなかったりして(涙)。会場、フラットな床にパイプ椅子を単純に並べてあるので、残念ながら私の席からだと、ステージ前方の床面近く~おそらく床上3,40センチぐらいの高さは死角になってしまっていたんですよねえ・・・。
これがちゃんと見えていたら、また違う印象だった・・かも?


~なんとまだ続く~
by saffy114 | 2009-02-25 23:31 | Japanese Musicals | Comments(12)
「Altar Boyz(日本版)」。
新宿FACEにて、2月14日17時&2月18日14時&2月21日17時の公演を見ました。

キャストは、
Matthew:東山義久
Mark:中河内雅貴
Luke:田中ロウマ
Juan:植木豪
Abraham:良知真次

スタッフは
演出:玉野和紀
振付:TETSUHARU・植木豪
翻訳・台本:北丸雄二
音楽監督:杉山正明
美術:中村知子

~ネタばれ注意~そして無駄に長くなる予感も~
~称賛記事以外は読みたくないお方は、以下、読まないほうがよろしいかと存じます~

ええと、私は、Tyler以外はオリジナルキャストが残っている頃の2005年にOffBW版を見て、その後、2006年の韓国版初演、2006年のOffBW版、2008年の韓国版再演を見た後に日本版を見る、という特異な経緯をたどっております。
また、ダンス、というかダンサーや振付に関しては好みがはっきりしている傾向にあるタイプです。バレエで言えば、バランシン作品やフォーサイスものなどは割と好きだが、白鳥の湖やクルミ割り人形は全幕見せられたら結構眠いかも・・、とか、例えば「バヤデール」はブロンズ・アイドルの場面以外はあまり興味ナシ、とか、バ■リー●としての■●民△さんは正直良さがあまり理解できないなあ(映画などで「バ■リー●」役をやるのには適役かなとは思うが・・)と思っていたり・・etc。
そういう観客の感想ですので、あしからず。


日本版の感想。う~ん、複雑です。
面白かったですし、それなりに楽しめましたが・・・、惜しいところが沢山、でした。
まあ、最初に4年ぐらい前にOFFで見たときに、面白いけど英語圏もしくはアルファベット文化圏以外での翻訳上演は難しいだろうなあ…と思ったので、日本版が上演されたということだけでも有難いことと思うべきなのかもしれませんが・・。
キリスト教に関する知識があまり無い観客が多いことが想定される状況では、あんな感じの演出・笑いでいくしかないのかな・・・、という諦観に近い気持ちと、あれじゃ似て非なる作品だなあ、韓国版はかなり英語版と印象が似ていたんだが・・・という残念な気持ちが入り混じっており、非常に感想が書きにくい(笑)。


何を期待するかで感想はそれぞれ違うと思いますし、たぶん、カッコいい男性が歌い踊るのを見るのが好き、という観客の場合ならば楽しめるし満足できるのでは、と思います。そこそこ歌えていましたし、ダンスはなかなか上手でしたし(あれれ・・・?な部分もありましたが・・・)、それなりに笑えましたし。
が、私はどちらかというとこの作品は笑いを期待して見に行っている観客なので、日本版はこの作品に対して私が期待しているタイプの笑いのとり方とはかなり方向性が違ったので、なんだか違和感がありました。

セリフや歌詞の、キリスト教関連のネタがかなり無くなってしまっている&キレ味が悪いこと、これは残念ではあるのですが(何しろタイトルがAltar Boyzですし・・)、まあ日本の場合は仕方無いのかなあ、と不承不承ながらも諦められないこともないのですが・・。
オリジナルの笑いどころをほぼそのまま翻訳して使用している箇所の'間'があまり良くなくて、いま一つ面白味がなくなってしまっていた部分が多かったことや、ある公演日は間が良くて笑えたのに、別の公演日はセリフのタイミングが悪くて全く面白く聞こえなかったりなど、こちらのほうがかえって残念でした。
そして、振付があまり笑えなかったのも私はとても残念でした。
何より、5人それぞれのキャラクターが明確でなかったのが非常に残念。

まあ、これらも他国のプロダクションを見ていなければ、あまり気にならないのかもしれませんね。
また、英語版のみを見た後に日本版を見る、もしくは韓国版のみを見た後に日本版を見る、という状態だったならばまた印象も違ったのかも。

日本版、良かった点は、衣装などは洒落ていたこと、出演者も歌・踊りともそれなりに上手、日本版オリジナルの笑い部分はそれなりに面白かったこと、でしょうか。
キリスト教や聖人に関する知識があまり無い観客に対する配慮なのだと思いますが、途中で各キャラクターの名前が福音書を書いた聖人(他一名)にちなんでいることを説明するシーンを挿入するという配慮もありましたね。また、この場面の間、各キャストが「だるまさんが転んだ」式にフリーズしていたのも面白かった。マシューとエイブラハム、特にマシューはかなり無理な姿勢だったと思いますが(笑)、御苦労さまです。
ただ、あえてこの説明が必要なのかは正直よくわかりませんが・・・・・。

残念だった点は・・・、結構あります。
~続く~
by saffy114 | 2009-02-23 22:50 | Japanese Musicals | Comments(2)

You make a good choice,Matthew!

ALTAR BOYZ、また見てきました。今回は、例の歌の対象となった方がユニークな反応をなさっていて、とても面白かったです!あの方、ぜひ連続出演を!(??)
マシュー役の俳優さんが笑いをこらえきれなくなってしまっていたようでした。


by saffy114 | 2009-02-18 22:32 | Japanese Musicals | Comments(6)