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ミュージカル(国内、ブロードウェイ、ロンドン、)海外ドラマ、映画について。最近、韓国ミュージカルにも目覚めました。


by saffy114

<   2009年 06月 ( 32 )   > この月の画像一覧

Rock of Ages

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「Rock of Ages」。 Brooks Atkinson Theatreにて、6月8日、20時からの回を見ました。
キャストは、
Drew- Jeremy Jordan
Sherrie - Savannah Wise
Stacee Jaxx,Sherrie's Father - James Carpinello
Dennis,Record Company Man- Adam Dannheisser
Lonny,Record Company Man - Mitchell Jarvis
Justice,Sherrie's Mother - Michele Mais
Regina,Candi -Lauren Molina
Franz -Wesley Taylor
Hertz - Paul Schoeffler

スタッフは、
book -Chris D'Arienzo
direction- Kristin Hanggi
choreography- Kelly Devine


既存の80年代ロックを使った、いわゆるカタログミュージカル,ジュークボックスミュージカルと呼ばれる形式の作品。ストーリーは、おおよそ以下のようなものでした。

80年代のLAで、ロッカー志望のDrewはライブハウスで働いていて、田舎から出てきた女優志望の女の子Sherrieと出会って惹かれ、彼女とドライブ&ピクニックにこぎつけるが、主にDrewの押しが弱すぎた為にSherrieはライブハウスに公演に来た典型的人気ロックスターStacee Jaxxによろめいてしまい、ライブハウスのトイレで×××、Drewは傷心。
Drewはライブハウスで、Staceeの前座かなにかで歌ってどこかのプロデューサーに発見され、デビュー・・・となるが、ロックじゃなくて・・・ボーイバンド(エペレット付きの衣装を着せられそうになっていたよ)としてデビューさせられそうになるし、Sherrieはその後ストリップダンサーとして働くようになってetc・etc・etcありますが、なんだかんだで復縁、ハッピーエンド。
その他、ライブハウスの持ち主Dennisやベテラン従業員?のLonny(彼がMC的役割)、ライブハウスを地上げし再開発してクリーンなLAを作ろうとするドイツ系の土地開発業者のHertz氏とその息子 Franz (オネエ系で、ハンブルグでお菓子店を開きたいらしい)などが登場。あと、とてもお呼びしにくいお名前らしき、地上げに反対するフェミニズム活動家風の女性も登場。

と、話の流れはどこかで聞いたことがあるような、ありきたりなものです。
ジュークボックスミュージカルって、ストーリー的には、はいそうですか的くだらないものでも、演出や構成、曲の使い方などが冴えていると、結構楽しめると思うのですが、この作品は曲の使い方もギャグもひねりが効いていないので、いま一つ食い足りない感じ。それなりに面白いですしそれなりに笑えるのですが、なにかもの足りないな~、と。

この日は、トニー賞授賞式の翌日かつ月曜だったというのもあるのでしょうが、なんと主役のDrewとSherrieの二人両方がアンダースタディ。Constantine Maroulisはともかく(私はアメリカ人じゃないので、アメリカンアイドルにはさほど興味は無いので・・)、Amy Spangerが見られないのは非常に残念だなあと開演前は思いまして、あ~あ、Everyday Raptureにすればよかったな~と思ったのですが、アンダースタディの二人は役柄にハマッていたので、まあ、これはこれで良かったのかな。特にdrewのJeremy Jordan君は、まだかなり若そうな可愛らしい、気が良さそうな雰囲気の人で、かえって本役の人より役柄にハマる感じでいいのかも? Sherrie役だったSavannah Wiseも、ちょっとあかぬけない感じ(←褒めてます)なのがちょうど役柄に合っていました。

ストリップクラブの場面で、女性ダンサー数人がいわゆるG-string姿で踊ります。男性観客サービスかな(笑)。私の席の前列に10才ぐらいの男の子三人、私の隣にその父親達らしき二人が座っていたのですが、この場面になったら、前列の男の子が、くるりと後ろを向いて、お父さんにものいいたげな感じというか、嬉しいようなテレているような、パパの反応を伺うような表情で(笑)にーっと笑いかける→前を向いてお姐さん達を凝視→また振り向く、を繰り返していました(パパのほうばっかり見てると、見逃すよ(笑))。

狂言回し的役割のLonny役のMitchell Jarvisさん、目立っていました。欽ちゃん走りみたいな感じで舞台を走り抜けていったり(BWで欽ちゃん走りを見るなんて!)、下着姿で駆け抜けていったりしていた。動きも変だけど、表情もへんてこで結構面白かった。2幕のどこかで、確か、シェイクスピア劇のような格調高い舞台が夢だったが、現実にはこんな舞台に出てる…みたいな内容の楽屋落ち的セリフがあって、妙にウケてしまった。この役者さん、PLAYBILLのプロフィールの記載内容もヘンで面白いですね。

このLonnyとライブハウスの経営者Dennisが、2幕の最後のほうで、地上げ・閉業の騒動をくぐり抜けるうちにでしょうか、お互いの愛に気付き(笑)カップルになってラブソングを歌いあげたり、パリ旅行に行ったりしてましたが、物語の都合上(なのだそうです)、エピローグでは突如、すでにDennisが故人になっているそうで(そうLonnyが言っていた)、Dennisが急いで舞台からひっこんで、そのあと黄金の天使の羽をつけて登場したりしてました(笑)。

Hertz氏役のPaul Schoefflerさん、ドイツ訛りがもう一歩??scheißer!にも、もう一歩キレが欲しいような。
Franz役のWesley Taylorさんは、ある意味定型的な演じ方でしたが、面白かったからOKかな。

と、こんな感じです。
気軽に見ることができる娯楽作ですが、ギャグのキレがいまいちかな。あちらの国内の観客の感想はまた違うのかもしれませんが。
by saffy114 | 2009-06-29 22:32 | Broadway Musicals | Comments(2)
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Frühlings Erwachen(Spring Awakening)のCDを聴きました。
うーむ、ギャラガー君のせいでMoritzに対するハードルが高くなってしまっているのか、Moritzはもうちょっと頑張れ・・かな。
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CDのジャケット写真、あら、英語版より大胆?英語版と同じ場面ですが撮る角度が違います、っていう感じ。
SWEDEN版のCD、でないのかしら・・・。スウェーデンのMoritzはなかなか良さそうだったんで。
ロンドン版も見たかったな~。YTのプロモだと、Wendlaがかなり14,5歳という設定に近いイメージだし。
by saffy114 | 2009-06-28 23:41 | German Musicals | Comments(0)

日本版EVIL DEADを見た

日本版EVIL DEAD,見て来ました。うむ、まあまあ、というところか・・・。

ちょっと散漫になっちゃいましたね。あと、小劇場系の人の訳詞・演出と聞いて期待(?)したほどはバカ度・下品度はアップしていなかった(カナダ・韓国と比較して)。逆に下がってしまった部分も。どうして!?
特にShelly· Annie!あんまりセクシーじゃない・・・・・。

"It's Time"の後の戦闘シーン、血が足りない!!!観客に噴射しないにしても、もっと派手にやったほうが面白いと思うが、いろいろ事情があるのでしょう。

あ、日本版はsplatter zoneはありません。

訳詞は健闘していると思います。が、歌詞が・・・聞き取りにくいです。もったいないな。韓国語歌詞よりわからなかった曲もあるんですが。まあ、座席の位置で聞こえ方も違うのでしょうけども。


振付、韓国版と共通の部分がチラホラ。全く違うナンバーもありますが、Do the Necronomiconのあたりはかなり共通した動きがあります。
あと、一か所、あれ~、これ、いいのかな・・・、もしや振付の人、知らないでやっちゃったというか残しちゃったんじゃないのかな・・・という部分があったんですけど。
いや、故意にやっているのなら別に構いませんし、私の誤解かもしれませんが・・・・。

"Look Who's Evil Now" のShellyとその他のゾンビ3名の振付で、去年だか一昨年だかのK-POPの女性グループのヒット曲の振付で有名だった動きが、なぜか登場しました。なんでしたっけ、E-Tなんとか、とあちらで言われていた振付だと思う。
何故???
私は偶然この振付があちらで有名なものだったことを知ってますが、普通の日本の観客は、この振付がパロディだって、わかりませんよね(その他、K-POP好きな人なら知ってるんでしょうが)??
なのに、それが登場しているのって、ちょっと解せないなあ。

私が見たチュンム公演ではこの動きは登場してなかったような気がするが(Do the Necronomiconあたりで別の女性アイドルグループの振付のパロディはあったけど)、ネットで見た大学路公演のレビューでE-Tなんとかがどうこう・・・という文章を見た気がするんですよね。
なんで、もしかして、大学路公演の頃にはこの振付が登場していたのかな~、もしや日本の公演の関係者がそれを見て、あちらの時事ネタっていうかK-POPネタと知らずにコピっちゃったのかしら・・・あらら・・・・と、舞台を見ていて不思議だったのですが。
どうなんでしょ。


キャストは、特にAshが・・・、ちょっとな~。いま一つ。
최혁주さんと比較しちゃうと迫力不足ではありますが、Cherylの大和田さんが頑張ってました。
by saffy114 | 2009-06-27 23:07 | Japanese Musicals | Comments(4)

届きました

この件、解決しました。
本日、삼총사のプログラムが届きました。
宛名の住所と名前が微妙に間違っていましたけど(笑)、無事到着。
氏名のほうは、なぜか名字の前半が名前にくっついてしまっていて、名字の後半だけが名字になっちゃっていた。
住所は・・・部屋番号の△◆◎という部分が、どういうわけか△―◎になっちゃっていました。それでもちゃんと届いた!
郵便局、なにげに優秀ですね!名字も部屋番号も不正確だったのに、これでよく届いたな~とも思うが、人口があまり多くない地域だったのも幸いしたのかな・・・。
ま、結果オーライでしょう。
(こういう場合は、客に直接、伝票なり送付用の封筒なりに住所を書かせちゃうほうが、後でゴタゴタしなくていいような気がするけど)

お世話になった方々、気にかけてくださった方々、ありがとうございました!感謝です。




韓国ミュージカル業界の名誉?のために追記。
昨夜、まったくの別件で、別の制作会社さんに問い合わせメールを出したら、今朝の8時半付け(!)で丁寧な返信をいただきました。迅速・丁寧で、好感度アップ。
by saffy114 | 2009-06-26 22:11 | Korean Musicals | Comments(10)
電源が勝手に切れるようになってしまった我が家のSHARPの液晶TV(しつこいようだが購入後1年ちょっと)。
今日、3度目の修理だったのですが、結局今回も直らず、再度明後日に部品を持ってくる・・・・と言って修理の方が去った後・・・・電源を入れたらTVさんが全く反応しなくなってしまった!のだそうです。
私は仕事なので、家族に代わりに来てもらって対応してもらっていたのですが・・・。

困るな~。トニー賞の授賞式の放送が日曜なのに・・・。まあ、録画しておくつもりだったのですが、TVが壊れているとHDレコーダーの録画タイマー設定が出来ない!!困る!!!!

明日、また修理に来るそうですが・・・4回目ですよ。いい加減もう直してくれ~。
by saffy114 | 2009-06-25 22:20 | 雑感 | Comments(4)

The Toxic Avenger (4)

サラに拒絶されたMelvinは自暴自棄になって、悪者・暴漢ではない無辜の人間(老婦人)を殺してしまい(Everybody Dies)、続いてサラに傷つけられた自分の心のつらさを歌います(You Tore My Heart Out)。
一方、Melvinの母Ma Ferdはサラを尋ね、Melvinはついにお年寄りまで殺してしまった、あの子を止められるのはサラだけだ、と説得。サラは、「お年寄りを!?・・・でも・・・どっちにしろ、もうじき亡くなるんじゃ・・・。」と。あんなルックスの人を愛せないわ!とサラが言うと、Ma Ferdは「あの子の父親の顔とたいしてかわりゃしないよ!」「盲目の人が醜い人を愛さなかったら、他に誰が愛してやるっていうの!」という訳の分かんない切り返しをして、さらに「現実を見なさいな。どうせ男はみんなFreakなんだし。」と、素晴らしい助言を(All Men Are Freaks)与えると、サラはなぜかこのMelvinの母の言葉に説得され、Melvinを助けに向かう。

市長はTROMAVILLEの市民に「恐ろしいニュースがあります。」と呼びかけますが、「げっ。また新しくスターバックスができるのか?」とか言われてました。「TOXIC AVENGERが老人を殺しました!」と告げますが、ここでも「・・。どうせ、もうすぐ亡くなるはずだったんじゃ・・。」と市民は反応薄。なんで、「彼はテロリストよ!!」と叫ぶと、これにはTROMAVILLE市民、俄然反応。皆でTOXIC AVENGERを追跡し始めます(The Chase)。この場面は、セットの周りをひたすら、しつこく役者さんが順番に走って通り抜けて行きます。バカです。メルビンは、どさくさにまぎれてサラ~と叫びながら、なぜか演目違いのファントムのマスクを着用して登場したりします。この時は、曲もファントムのあの有名フレーズが一瞬流れていました。

市長らがMelvinに漂白剤をかけて殺そうとしますが、サラがランボー風に重武装して登場。市長が、Melvinは悪人だけでなく、普通の罪のない愛すべき老女ナントカさんまで殺した殺人鬼だ!と非難しますが、ここでサラが殺された老女が自分の隣人であることに気付き、それなら話が違うわ!彼が殺したのは無辜の人間じゃないわ!と。なんでも、この老女、耳が遠くて大声で電話するもんで、話の内容がサラに筒抜けだったそうで(ここで、That's so annoying...とか他のキャラが相槌を入れていた)、この老女はエスコートサービスに電話して児童買春をしたり、違法ダウンロードをしてアーティストの著作権を侵害したりしていた、と告発、だからMelvinは悪人を殺したんだ、ってことらしいです。で、サラとMelvinはHot Toxic Love(reprise)を歌い始めますが・・・市長が「ミュータント、死ね~!」とか言って漂白剤をかけようとします。
サラがMelvinを殺そうとする市長にむけて発砲しますが、なにしろ全くの方向違いに発砲したもんで、まず一弾目は別の人に命中。2発目で市長を仕留めますが、TOXIEも漂白剤を浴びて、危篤。「ああ、白い光が見える!!」と叫びますが・・・これは現場にいる警察官の懐中電灯の光でした(「あ、すいません」とか言って消してましたよ)。
で、サラとHot Toxic Love(reprise)の続きを歌い・・TOXIEは絶命。
皆が嘆く中、科学者が「ちぇっ、俺、なにか見逃した?」と登場。そして、「想像できないぐらい、とてつもなく汚く、おそろしく気持ち悪いもの」を飲ませればTOXIEを蘇生させることができるかも、と。
一瞬、皆考え込み・・すぐに答えが。「ハドソン川の水だ!!」
で、ハドソン川の水をメルビンに飲ませると無事生き返った!ここでサラがTOXIEに「私と結婚してくれる?」とプロポーズ。メルビンの母は孫ができるわ!と喜んでたみたい。
エピローグでは、メルビンは市長となったらしく、スーツ姿で演説。サラと結婚し、エルファバのような緑色の赤ちゃんも誕生したようでした。地球温暖化と戦うそうです。環境破壊企業は懲らしめる予定らしいです( A Brand New Day in New Jersey)。


と、こんなバカバカしい作品ですが、ここまでバカを徹底すれば壮快です。曲は、作曲者がボン・ジョビのメンバーということもあるのでしょうか、80年代ロックっぽい曲が多いです。大傑作という訳ではありませんが、それなりに良く出来ていると思います。

Melvin役のNick Corderoさんは、Kick you assとかEverybody Diesなどの迫力系の歌のときは、MetallicaのJamesっぽい歌い方にしたり、ソフトな曲な時はまた違った歌い方だったり、器用です。カナダの俳優さんのようですね。
Sarah役のSara Chaseさんは・・・歌も上手いですが、笑いをとるのが上手でした。というか、ユルくエロいのが笑えた。最初、産廃処理場で二人組に襲われる場面とかは、キャーとかいいながら大股開きで、スカートの中丸見えだったりとか(笑)。盲目という設定なんで、あらぬところを見ていて、またこのキャラの、え~と、スキモノの性格を出すためでしょうか、口を半開きにしている表情をしている時が多く、それがまた独特の風情を醸し出しています。白い杖をつく・・というより振り回して舞台に登場したり、政治的に全く正しくない系のセリフやギャグを多く担当していましたが、間が良くて上手なので、かなり笑えました。
Nancy Opel さん、このおばさま、PLAYBILLに掲載しているプロフィールが適当で笑えます!BW:a lot、OFF BW:uh huh、NATIONAL TOUR:Yepって。こんなプロフィール初めて見た(笑)。

Black DudeのDemond Greenさん、メジャー作品の経験は無い方のようですが、とても上手かった。特にサラの友人の役、TOXIEに助けを求めるおばあさん役などの女装が妙にハマっていて、傑作でした。
White DudeのMatthew Saldivarさんは、Wedding singerのSammyだった人ですね。私はアンダースタディの役者さんで見たので、彼のサミーではなかったのですが。この人も歌も芝居も上手かった。女装は全然似合っておらず、破壊的でしたが(笑)。
お二人とも、ほんとにめまぐるしく早変わりしていました。舞台裏では相当大変なんでしょうね。

という訳で、時差ボケ状態で見る作品としては、大変お勧めです。
こういうくだらなさの極致にある作品も好きなんで、日本版上演希望しております。

少人数で上演する作品ですし、一人何役も兼ねるBlack Dude・White Dudeが活躍するし、김종욱찾기の멀티맨みたいなネタも登場するので、あ~、韓国の舞台のほうが向いてるかなあ、とも思ったのですが、エロネタが多すぎるのと、特にサラ役の女優さんの露出度っていうかエロ度が高すぎるのは韓国向けじゃなさそうなんで、やっぱり日本のほうが向いてるかな~とも思いました(日本版のEVIL DEADの出来栄え如何で意見が変わるかもしれませんけど)。
by saffy114 | 2009-06-24 23:43 | Broadway Musicals | Comments(0)

The Toxic Avenger (3)

~完全ネタばれです~


Melvinは病院に行くが、キミに必要なのは医者じゃなくて科学者だよ、科学者のところに行きなさい、と言われて科学者の元へ。そこで、Black Dude演じる科学者に漂白剤はミュータントにとって致命的だと教えられる。ミュータントとなってしまった自分を嘆いていると、科学者に「気にしなさんな。NJにはどうせ沢山いるんだから。」と声をかけられていました。
サラは、盲目のヒロインとあまり入浴しないフランス人男性ヒーローとのラブストーリーを構想し、これでベストセラー作家になるわ!アン・ライスが何よ、ジョン・グリシャムなんて知ったこっちゃないわ、ダビンチコードを書いた奴も目じゃないわ!!待っててね、オプラ!!と歌います(Choose Me Oprah)。ここで、またBlack Dude、White Dudeが女装して登場。やはりGreenさんは妙にハマっている(が、Saldivarさんは・・・危険物レベル)。

TOXIEとサラはサラの家でデート。確か、ここでサラが「この臭い、何かしら??」みたいなことを言ってましたが、TOXIE、「・・・・NEWARK??」と一言でかわしていました。
サラは突如別の部屋に消えて、セクシーなテディに電光石火で着替えて再登場したりしていました。このサラの家の場面は、サラ関連でポリティカリー・インコレクトなしょーもないギャグが盛り沢山。ドアと間違えて壁に激突したり、お皿を片付けるっていうか隣の部屋に放り投げる・・のですが、全然方向が違っていてガッシャーンと壁にぶつかって散らばったり、お茶を注ごうとしてカップじゃないところにお茶を注いでしまってTOXIEがあちっ!!となっていたり、TOXIEのカップに砂糖をいれてあげようとして全然違うところにざば~っとこぼしていて、急いでTOXIEがカップを移動させたり、とか。ある意味、定石の使い古されたギャグのはずなんですが、サラ役のSARA CHASEさんが絶妙な表情・目つきで演じるので、思わず笑ってしまう感じでした。
で、TOXIEはデートを含め'未経験'であることをサラに告白し、サラは・・・・ちょっと自分はそういうわけではない、ということを返答した後、具体的人数をそれとなく聞かれたんで、話の流れを変えるために、なにかジョークを言ってよ!とTOXIEに頼みますが、彼が言ったネタがまずかったらしい・・・です(ここ、聞き取れなかった。残念!)。で、二人は典型的ラブソング系のHot Toxic Loveを歌い上げますが、船の汽笛を聞いて、行かなきゃ!とTOXIEは飛び出します。
港では、市長が手下の現場監督(?)に入荷は滞りないかとか聞いてる(命令してる?)みたいですが、ヒスパニック労働者が有毒物質を心配しているようす。そこに悲鳴が響き渡り、TOXIC AVENGER登場。彼は、自分がMelvinであることを市長に明かし、彼女の仕業に抗議。
なぜか、ここで・・・Saldivarさんがボブ・ディラン風の格好で飛び出してきて、The Legend of the Toxic Avengerというフォ-クソング風の曲をギターを抱えて熱唱。だが・・・この曲が・・なかなか終わらない・・・。ついに、市長が「止めろ!!!」と怒鳴って、ボブ・ディランもどきは退場…と思いきや、しつこくもうワンフレーズ歌ってから、急いで逃げて行った(笑)。
メルビンが訪れた科学者のもとに、なぜか市長が!!彼らは、過去に関係があったらしく、市長は科学者にTOXIC AVENGERの弱点を教えろ、と迫ります。拒絶する科学者でしたが、市長は、ば~んと胸元をはだけて見せて「この胸があなたのものよ!!」と色仕掛けで迫り(笑)、科学者さんは墜ちてしまい(Evil is Hot)、TOXIEは漂白剤で死ぬと教えてしまう。この場面は、観客に大ウケでした。Nancy Opelさんの怪演が素晴らしかった!?です。

Melvinの母Ma Ferdが、美容院でゲイらしきアフリカ系の美容師にしきりに愚痴っているところに、やはりゲイっぽいイタリア系美容師が息を切らせてやってきて、市長が来る、しかもMa Ferdのところに来るわよ!!と知らせると、Ma Ferdが「そんなの不可能よ!私たちには悪い歴史があるの。彼女と私が同じ部屋にいるなんて・・・不可能よ!」と叫び、裏口から走り去ります。まあ、市長とMa Ferdは同じ役者さんが演じるんだから、そりゃ同じ部屋にいるのは不可能ですよね(笑)。
で、あっという間に市長登場、Ma Ferdを出せ!と。ここから、Nancy Opelさんの最高の見せ場?!が(Bitch/Slut/Liar/Whore)。
ジキルとハイド風に、市長とMa Ferdの二役を早変わりで歌います。最初は、ドアから出て、別のキャラになって再登場、また出て・・を繰り返し、そのうち別の役者さんがOpelさんが演じていないほうのキャラを「後姿」だけ担当する形式に移行、その後!右半分市長、左半分Ma Ferd(逆かも)の姿で登場し、声色を使い分けてBitch/Slut/Liar/Whoreと歌い続けていました(笑)。この右半身と左半身で別の扮装っていうネタ、韓国の某創作ミュージカルで登場するんですよね。まさかNYでも目にするとは思いませんでした。

サラとTOXIEはツイスターゲームなどして健全に(っていうか、暗転からこの場面が始まって明るくなった時は、そうは見えない姿勢で(笑)始まるんですけども)デートしているが、サラは「何週間もデートしているのに、あなたのどこにも触ってないわ!私が魅力的じゃないの?それともゲイ??だったら、一緒にアメリカン・アイドルを見ましょ。」と迫りますが・・その時、市長さんと手下が家を包囲し「TOXIC AVENGER、出てきやがれ!!」と拡声器で放送。市長さんが家の中に乱入。サラは彼はそんな人じゃないわ・・と抗議しますが、サラは市長に促されてTOXIEの顔を触って、飛びだした左目を触ってしまい・・・彼の顔の状態を知ってしまい、ひきまくり。彼は自分がMelvinであることを告白、サラはあなたとこれ以上付き合ってはいけない、と彼を拒絶。

~まだ続く~
by saffy114 | 2009-06-24 01:06 | Broadway Musicals | Comments(0)
我が家の購入後1年ちょっとのS△ARPの液晶TV、先月(だったかな?)TVの電源が勝手に切れるようになってしまって、修理を依頼したら、ほとんど中身を総取り換えのような感じで修理していって、メーカー保証期間過ぎているのに無料。購入店の長期保証に加入しているが、それを使わないですんだので、よかったよかったと思っていたのですが、修理から数週間で(そのうち1週間は不在)・・・また同じ現象出現。
で、先週また修理したんですが(こんどは液晶を取り換えていった)・・・昨日からまた同じように勝手に電源が切れる。突然画面が暗くなって、それから主電源が切れるのよね・・・。


また修理を依頼したけれど・・・。
何なんだろうな~。
by saffy114 | 2009-06-23 22:47 | 雑感 | Comments(2)

The Toxic Avenger (2)

この1曲目で、「携帯は切るな。きっと母さんに電話したくなるから。」とか、「ロビーで正看護婦がトランキライザー銃を持って待機している。」とか、「今日はインターミッション無しの8時間公演。」とか言ってました(笑)。確かにインターミッション無しですが、公演時間は1時間半~2時間弱だったと思いますので、ご安心を。


「細かく内容を書いた作品は、日本版上演がある」というジンクス(勝手な思い込み?)があるので、この作品、徹底的な馬鹿馬鹿しさが気に入ったので、ネタばれ大有りで話の流れを以下、えんえんと書いちゃいます。

地図を見なくても、臭いをたどれば辿り着く、汚い空気のNJ(笑)のTROMAVILLEという町。急にさらに悪臭がひどくなったが、それは美しい人々(笑)が住むマンハッタンからの放射性廃棄物がこの町に運び込まれたから、らしい。主人公、Melvin Ferd the Third君は、憧れの盲目(←おっそろしい携帯電話の事故のせいらしい)のセクシー美女(←いろんな意味でユルい感じではあるが・・)にして司書であり、そして勤務中にエロ小説の口述筆記もしているSarahが勤める図書館で、この放射性廃棄物を扱った会社の経営者がTROMAVILLEの市長であることを知り、市長に抗議しに行く。
一方、「カスみたいな町」TROMAVILLEの女性市長、Mayor Babs Belgoodyは、賄賂で動く腐敗政治家で、市長室の壁面はキャッシュをしまっておく隠し金庫だらけ。こういう腐敗体質も、自分が「Jersey Girl」だからだって歌ってました。Melvinの直訴に対し、直接来るな、メールしろ、メールしろと追い払おうとした市長でしたが、図書館に隠して盲目の司書を雇い、誰にも見られないと思っていた自分の会社の秘密データをMelvinが口にしたので、彼を市の相談役?に起用する、とかなんとか言って丸めこみ、後に町のゴロツキを呼びだし、金をやってMelvinを始末しろと命令。Melvinは、廃棄場でゴロツキ二人組に襲われ、調査をやめろと脅され、そのうえ放射性廃棄物のドラム缶の中に突き落とされてしまう(Get the Geek)。まあ、実は、ゴロツキその一が、十分脅したから解放してやれという意味で「もう放せ。」と言ったのを、ゴロツキその2が「手を放してドラム缶の中に落っことせ。」と誤解して、こういうことになった・・・ようです。
で、そこにSarahが白い杖をぶん回しながら通りかかり、ゴロツキ二人に襲われかけ、あわや・・というその時・・・・「このバカヤロー。痛かったじゃないか!!」みたいな決めゼリフ(?)を言いながら、Melvinがドラム缶から浮上してきます。もともとはメガネをかけたひ弱そうなNERD君だったのが、放射能のせいで怪力ミュータントに変身!体格はマッチョに変身。ただし緑色の蛍光を放つゲル状物質に被われ、顔は溶けて変形し、左の眼球が飛び出していますが。で、この新生Melvin=TOXIC AVENGER、サラが襲われているのを見て怒り爆発、ゴロツキ二人をボコボコにする・・・のを通り越して、バラバラにしちゃいます(Kick Your Ass)。この場面は、もう実に悪趣味で(笑)笑うしかないです。腕やら内臓やら、脚やら、生首やらがびゅんびゅん舞台を飛んでいきます。しかも、EVIL DEADみたいにいかにも偽モノ、というものではなくて、けっこうリアル。なるほど、それでProsthetics designerというのがクレジットされているわけね・・と納得。でも、特にゴロツキ役担当のお二人の役者さんの芝居の仕方のおかげでしょうか、そんなにグロくなく、思わず笑っちゃう感じになってます。このお二人、今バラバラにされたと思ったら、あっという間に警官の姿になって登場、無線の口マネをしながら、事件を通報していました。

Melvinはサラを彼女の家に運びます。彼女はMelvinとTOXIC AVENGERが同一人物だと気付かず、彼を、あまり入浴しないフランス人のマッチョだと思いこみ、フランス版ベーグルのクロワッサン(笑)を一緒に食べましょとか、TOXIEって呼んでいい?とか、そんなことを言ったりしてまして、で、女友達に新しい彼氏候補について電話しまくります(My Big French Boyfriend)。この電話の相手をGreenさん、Saldivarさんが女装して担当してました。特にGreenさんの女装やしぐさが妙にハマってまして、笑えた。

TOXIEは一人佇み、Thank God She's Blindと歌っている途中・・・教会にでも行くような服装かつ胸が極端に垂れた(←そういう扮装)アフリカ系の老女が暴漢に襲われます。が、TOXIE,気にする素振りナシ。Greenさん演じる老女が、「助けて。」と言っても、「僕、巻き込まれるわけにはいかないんで。」と断るTOXIE(サラが非暴力主義なんです)。「でも、私、こんなに年取っているのよ!」と老女がさらに言うと、確か、ここでTOXIEが仕方無いなという感じで暴漢に一撃。で、それに乗じて老女が「あんたの母さん、あんたに年寄りにちょっかい出すなって教えなかったんかい!」と言いながら暴漢を逆に殴りつけていました。
TOXIEは自宅に帰り、洗面所で母親Ma Ferdと遭遇、放射性物質のせいでこんな姿の怪力ミュータントになっちゃったんだ、と母親に説明。さぞ驚くと思いきや・・・・母さんは、うざったそうに「メルビン、あんた、どんどん父親に似てくるわね。」と言い放つ(笑)。「せめてその飛び出した左の眼を元に戻せないもんかい?」とか言ってました。で、「母さん、なんでいつも母さんは僕の話を全然聞いていないんだ!」「メルビン、あんたには前から失望させられっぱなしだよ。」などと心温まる親子の会話の中で、メルビンは暴漢を二人殺し、さっきも小さなおばあさんを襲った奴を殺した、と母親に告白しつつ、人々に知られたらどうしよう・・と心配していると、母さん、「あんたに会っても死ななかった人が一人はいたってことだね。ま、きっと、おばあさんは喋りゃしないわよ。」と。
ですが!おばあちゃん、記者会見で、思いっきり世間にTOXIC AVENGERのことを話しちゃいます(Big Green Freak)。


~続く~
でも、なんでこんなおバカ作品に私は労力を費やしているんだ??
by saffy114 | 2009-06-22 23:07 | Broadway Musicals | Comments(0)

The Toxic Avenger (1)

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「The Toxic Avenger 」。NYのNew World Stagesにて、6月7日、19時からの公演を見ました。
キャストは、
Melvin Ferd the Third:Nick Cordero
Sarah:Sara Chase
Mayor Babs Belgoody・Ma Ferd・A Nun:Nancy Opel
Black Dude:Demond Green
White Dude:Matthew Saldivar


スタッフは、
Book & Lyrics:JOE DIPIETRO
Music & Lyrics:DAVID BRYAN
Director:JOHN RANDO
Choreographer:Wendy Seyb
Musical Director:Doug Katsaros
Set Designer:Beowulf Boritt
Lighting Design:Kenneth Posner
Costume Design:David C. Woolard
Prosthetics and special effects designer:John Dods
Hair and Make-Up Design:Mark Adam Rampmeyer
Fight Director:Rick Sordelet

BWのセクションに入れていますが、これはOFF BW作品です。
笑えます!!非常にくだらないですけど。万人向けではありませんが、個人的にはかなり気に入りました。
「悪魔の毒々モンスター」というホラー映画が原作。この映画、私は見たことがないのですが、題名とポスターは鮮明に覚えてました!日本で公開された頃、映画雑誌で広告を見かけて、なんだか気になったんです。英語のタイトルは記憶していなかったんですが、このミュージカルのタイトルを見て、簡単なシノプシスを目にして、あれっ、もしかして、これって・・・あの映画と同じ!?と思って調べたら、当たり。
ということで、これは見るしかないでしょう、ということで見てきました。

キャスト5人で、そのうち3人は複数の役柄を兼任。Nancy Opelさん(←面白かった!)は3役ですが、Demond GreenさんとMatthew Saldivarさんは、いったい何役こなしたんでしょう?わかりません。めまぐるしく変身していました。女装して演じる場面もありまして、これがまた傑作(特にDemond Greenさん)。主演二人も上手いですが、この複数の役柄をこなしていた3人が非常に芸達者で、笑わせてくれました。
笑いの方向は、悪趣味ぎりぎり・・とも言えますが(Evil dead以上にお下品です)、皆さん歌も上手いですし、演出も冴えていますし、とにかく徹底的にNew Jerseyをコケにしているところがおかしかった。私のような、NJに対する具体的なイメージがない(映画やTVドラマを通してのイメージしかない)外国人でも笑えましたが、国内の人、とくに地元の人にはもっと面白いんでしょうね。そして、ヒロイン、盲目の司書Sarah役のSara Chaseさんの政治的に全く正しくない(笑)芝居&捨て身の(?)あっけらかんとしたエロ演技もかなり笑えました。

劇場に入ると、舞台に大量の暗緑色のドラム缶が積んであるのが目に入ります。ごみ捨て場、産業廃棄物処理場・・というより集積所(管理が悪くて雨ざらし・・的)って感じです。で、最初のナンバー‘Who will Save NJ?‘で、役者さんが歌い始めるんですが・・・確かふた言ぐらい歌ったところで、いきなり咳こんじゃって(笑)、また最初から歌い直し。NJの空気があまりにも悪くてむせちゃった、ということらしい。で、この冒頭のナンバーは徹底的にNJをコケにしてます。役者さんが神よ救い給え風にオーバーに歌ってるし、なぜか尼僧は登場するし・・・・私はこの1曲目、笑いが止まらくなってしまった。場内も大爆笑でしたが。そ、そんなに環境悪いんですか(笑)!?

~続く~
by saffy114 | 2009-06-21 23:57 | Broadway Musicals | Comments(0)