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ミュージカル(国内、ブロードウェイ、ロンドン、)海外ドラマ、映画について。最近、韓国ミュージカルにも目覚めました。


by saffy114
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<   2009年 03月 ( 28 )   > この月の画像一覧

劇団四季「ジーザス・クライスト=スーパースター(Jesus christ superstar)」エルサレムバージョン。
自由劇場にて、3月18日 14時00分からの公演を見ました。

キャストは、
ジーザス・クライスト 金田俊秀
イスカリオテのユダ 金森 勝
マグダラのマリア  西珠美
カヤパ        金本和起
アンナス       吉賀陶馬ワイス
シモン        本城裕二
ペテロ        飯田達郎
司祭         阿川健一郎、伊藤潤一郎、佐藤圭一
ピラト        青井緑平
ヘロデ王      星野光一

確か、前回エルサレムバージョンを見たのは、ジーザスが山口祐一郎さんだった頃なので、ずいぶん久しぶりのエルサレムバージョンです。
数年前、初めてジャポネスクバージョンを見た時は、こういう様式化された演出も面白いかな、と思ったのですが、改めて比較すると、エルサレムバージョンのほうがいいかなあ。俳優さんの表情がよく見えますしね。

エルサレムバージョン、舞台が砂漠を模したセットになっていますが、凄い傾斜舞台ですよね。何度の傾斜なんだ?俳優さん、大変だろうなあ・・・・。特にユダ役の人はごろごろ斜面を転がり落ちたりするので、なんか怪我し易そう。
エルサレムバージョンでは、ジーザスが十字架にかけられる時、血が流れるんですね・・・。確か、ジャポネスクバージョンではこれはやっていなかったと思いますが。


メインキャスト、マリアとペテロ以外は数か月前に見たジャポネスク版と同じでした。
で、今回印象的だったのは、マリアの西珠美さん。2006年にファントムのクリスティーヌ役で拝見したときは、歌はものすごく上手いんだけど、表情が固いしなんか芝居もどうもいまひとつ・・・という感じだったんですが、今回はとても良かった。ちょっとした表情とかが印象的でした。あと、わりと体型に曲線というかエストロゲンの作用を感じさせる丸みもあって、それが役柄にマッチしていて良かったのではないかと思います。あ、ほっそりしていらっしゃるんですけど、腰のあたりのラインなどは結構肉感的だった、という意味です、念のため。

ジーザスの金田俊秀さん、前回ジャポネスクで見たときは、あっ、山口さんっぽい!!と思ったのですが、今回はあまりそういう印象は持ちませんでした。でも、山口さん同様に、体型とルックスに恵まれていてたいへん見栄えがするジーザスですね。ぱっと目を引くので、人々の注目・人気(「信仰」だけでなく・・)を集める存在になる、というのがなんとなく腑に落ちる感じです。また、まだ悟りを開いたとは言えない、というか、解脱しきったとは言えないというか、まだまだ神というより若者っぽい・人間っぽい感じで、ところどころ生々しい感情を出す感じで演じているのが金田さんのジーザスの特徴でしょうか。私はこの演じ方、気に入りました。歌も安定していて上手です。良い声ですね。ただ、もうちょっとロックっぽい感じが出ていたほうがいいなあ。目指せSteve Balsamo!(無理か・・・)
あ、あの~、それから、39Lashesで兵士に引きずられるとき・・・方向転換する時などに、ジーザス様が自ら床をちょっと蹴って方向転換を助けているのが結構わかっちゃいました。長身のジーザス様だから、傾斜舞台を特に上り方向で引きずられる場合は、これ、しょうがないんでしょうかね。

シモンの本城裕二さん、ジャポネスクバージョンで拝見したときは、、Simon Zealotesの「とこしえの栄光と 力を得たのです」という歌詞の「とこ」の発音がちょっとヘンで、ん~、これは韓国出身の俳優さんにとっては歌いにくい歌詞なのかなあ(以前、강태을さんもここで崩れていたので・・・)と思っていたのですが、今回はきれいに歌っていました。偉いですね!ただ、やはり、ちょっとシモン役にしてはパワーとインパクトが足りない、かな・・。
ヘロデ王の星野光一さん、ジャポネスクバージョンよりエルサレムバージョンのほうが良かったような気がします。エルサレム版のほうが派手・華やかな雰囲気、享楽的な感じが出ていたように思う。今回は、やや下村さんを彷彿とさせる感じもありました。やや、ですが。う~ん、もう一つ何かが足りない感じだなあ。ちょっと薄味ですよね~。ヘロデ王、このワンシーンだけなのに強烈な印象を残して去っていかなきゃならないので、結構大変な役なんでしょうが、頑張ってください。

そして、私にとってはとても重要なピラト役の青井緑平さん。ジャポネスクバージョン宇都宮公演の時とあまり印象は変わらず。ソツなく歌っていらっしゃるし、良い声で上手なのですが、やはりTrial before PilateからDie, if you want to, you innocent puppet!の流れがちょっと迫力不足。歌い方が声学っぽすぎるんだと思います。最後の部分だけでも、ちょっと地声っぽい感じも混ぜてくれたほうが迫力あると思うんだけど。この部分、2006年の韓国版の최오식さんが凄く良かったんですが、あんな感じでやってくれないかな~。(ネットの海を探せば参考資料がありそうな・・・ごにょごにょ)

ユダの金森さん、熱演なのですが、声質がマイルドというか柔らかめの方なので、私はどうもしっくり来ない・・・。


と、こんな感じでした。
全体的に、整然としていた印象でした。
by saffy114 | 2009-03-30 23:13 | Japanese Musicals | Comments(0)

쓰릴 미,見てきました

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Thrill me<쓰릴 미>、またまた今年も見に行ってしまいました。今回は、김우형さん×정상윤さん。
良かったですよ!世間では、もう一組のほうが評判がいいらしいという話も今日伺ったのですが、私はこの組み合わせ、気に入りました。そして、もう一組も見に行かなきゃ(笑)。
ストレートプレイ的というか、けっこう緻密な演出・演技だったような気がします。
チョン・サンユンさんNATHAN,良いですね!!いじらしいような、かわいいような、でも強情な面も潜んでいるようなネイサン、かな。で、リチャードをうっとり見つめている表情などがイイですね。歴代のネイサン中、もっとも純真そうなネイサン?この「うっとり」が・・「!!」のところで効いていて良かったのでは。ラスト、歴代の方々とはまた違う解釈の演技だったと思いますが、これはこれで良かったと思う。表情が印象的でした。このラスト、サンユンさんNATHANは涙を流しているんですね。うわ~。
キム・ウヒョンさんRichard、ところどころ、身振りに大劇場モードの名残りが見えたような気もしますが、彼もなかなか良かったです。この役をどう解釈しているのか、けっこう明確に芝居してたような気がするんですが。
manipulativeな面より、人格的に未熟な人だ、という解釈に重点を置いて演技なさっているのかな~という気がしました。
あ~、家から1時間ぐらいで行ける劇場でやっていたらなあ・・・・。もう一回ぐらいこの組み合わせ、見てみたいなあ~。
しかし、韓国の若手の皆さん、結構芝居上手いですよね。20代中盤~後半ぐらいの人が、へえ、こういう解釈もあるんだな、と感心しちゃうような芝居を見せてくれることが結構あるんですが・・・。なんで????

ところで、プログラムに「日本でも上演される予定」と書いてあるんですが・・・。どこかで上演予定なんでしょうか???
by saffy114 | 2009-03-29 23:36 | Korean Musicals | Comments(0)
皆さま、町中で、例えば、スカートにしつけの糸をつけっぱなしにしている人を見かけたり、あいていてはいけないはずのファスナーがあいている人に気付いたりしたとき、どういう行動をなさいますでしょうか。

私は、どうしようどうしよう、言ってあげたほうが親切なのかな、でも言われたほうもバツが悪いよな、その表情を見る私もバツが悪いんだよなあ、あ~誰か教えてあげてくれないかな・・・・と、しばしぐちゃぐちゃと考えた後、誰も教えてあげないようだったら、意を決して「あ、あの・・・・。」と声をかけるタイプです。


by saffy114 | 2009-03-28 23:16 | Japanese Musicals | Comments(2)
先日、「マルグリット」を見に行ったら、終演後にアルマン役の田代さん&彼が所属するボーカルグループのメンバー2名によるトークショーがあったんですが、そこで田代さんが「ブラッドブラザーズに出演する。今日情報解禁になった。」と言ってました。
劇場の出口でチラシを配ってましたので、もらってきましたが、おお、ナレーター役が下村尊則さんですよ!私、この作品でいちばん好きなのが、なぜかShoes Upon the Table(特にRepriseのほう) なので、確実に歌えると思われる方がナレーターにキャスティングされているのは嬉しい。
ミセス・ジョンストンに金志賢さんとTSUKASAさん。TSUKASAさんって、初演のRENT以来拝見したことがなかったなあ。当時と変わっていないならば、ダブルキャスト両方ともに迫力ある歌が聴けそうですね。

ところで、田代万里生さん、Blood Brothersに言及した時、「楽しい作品ですので・・。」と言ってたような気がするんですけど・・・・。
ん?
by saffy114 | 2009-03-28 21:01 | Japanese Musicals | Comments(0)

ちょっと謎

4歳の殿方からお手製の折り紙製の封筒にいれた「お手紙」をいただきました。

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一応、私の絵なんだそうです。
ありがとうね~。
by saffy114 | 2009-03-27 23:16 | 雑感 | Comments(2)

また스프링 어웨이크닝

스프링 어웨이크닝の制作発表会の画像、出てきましたね。


なんか、曲によってはバンドの演奏がちょっと微妙?まあ、それは置いといて・・・。
The Bitch of Living、「씨× ナントカ같은 인생」って言ってるみたい。ナントカに該当する部分は「ヨッ」と言っているように聞こえるのですが、それが何なのかわからない・・・。
「엿같은 인생」ですかね?「よっ」だから엿かな~と思って調べたら、엿だと飴という意味しか出てこなかったけれど、엿같은で調べたら「みっともない」という意味になるらしいので、これかなあ??

씨×はですね、きっとTotally fuckedかこのナンバーかに登場しそうだ・・と思っていたらやっぱり登場。なんだか嬉しい(?)
Sweeney Toddでしっかり覚えた젠×って単語も登場してる。最後のほうは、ちっきしょ~、こんな犬みたいな人生って言ってるのかな?
moritzの出だしの部分の歌詞は、英語版のイメージを保っていそうな翻訳のように聞こえますね。Georg、Ernst、Hanschenのパートも、日本版ほど身も蓋もない翻訳ではなさそうですな。Hanschenの歌詞の後半がわからないのが悔しい・・・。

Mama Who Bore Me、かなりの意訳のようですが、詩的な感じは残っていますし、天国、ベツレヘム、天使などの単語や黒、泣くといった表現が使用されているので(ですよね?)、全体的な「イメージ」を似せることには成功しているような気がする。
Thea役、오소연さんという方だそうですが(Thanks for infomation!)such a radical!とかHow can you compare them!というところ、ぜひRemyちゃん並みに・・・・。
ilseも重要だよな・・・。
ilseの김지현さんをはじめ、Marthaの백은혜さん&その他のgirlsの皆さんも、頑張れ~。
四季のgirlsも頑張れ!

Totally Fucked、これはなかなか良いかも。
With a swift and decisive Yes or No.Did you write this?の答えは그래~~~!!!なんですね。네~!にするのかなと思ってました。
You fuckedとblah~,blah~は英語のままだ。 
畜生、しっかりしろよ、みたいな訳の部分もあるみたいですね。ここでも씨×登場してます??なんか聞こえた気がするんですが。
別の動画だと最後まで映ってましたが、最後は「씨×、黙れ!」で〆た?닥쳐!も、Sweeney ToddでSweeneyが叫んでいたから覚えてるぞ。epiphanyだったと思うが。へんな言葉は覚えやすいんだよなあ・・・。
ムヨル君、例のBTJ氏の振付、結構上手い具合にこなしてますね。他のキャストも。
あの振付は、ダンサー系じゃない人のほうが、かえってサマになるのかしら?なんか四季の動画やHPの写真だと、四季の方々はどうもいま一つあの動きがしっくりきていない感じ・・・。

ムヨル君as Melchior、思ったよりもずっと良さそう。
最初、キャスティング情報を聞いてん、メルキー役に筋肉いらないんじゃね?一瞬思った私が間違っていました。いや、ムヨル君はお気に入りの役者さんの一人なんですけど、最初に見た役のイメージってどうも強烈で・・。Thrill meも見てるので、すぐ、あ、でも結構いけるかも、とは思ったんですが。いやいや、御見逸れしました。先日のオリジナルものを見た時にも、これならメルキー役も大丈夫そうだと思ったんですが、思った以上に良さそうです。
という訳で、実際の舞台も期待してますので。
そして、四季のMelchiorも頑張れ!!たぶん、製作発表の画像だとピンクのセーターを着ている人だと思いますが、ムヨル君に負けるな~。

ジョンソク君as Moritzは、もうちょっと頑張れ、かなあ。悪くはないし、Bitch of Livingは動画で見た四季の조상웅君よりはずっと良いと思うけど、Don't do sadness、なんだろう、何か足りない感じだな。歌い方が原因か。
私がついGallagher君を基準に考えちゃうからかもしれないけど・・・。
사라져 ~ってところなんかは、音をつなげないで사・라・져~ってちょっと切り気味に歌って欲しいだの、않아~のところは・・・・etc,etc、いろいろ思っちゃうのよね。
あと、この画像だとまだまだあんまり迷えるMoritzっぽい雰囲気が出てないよなあ。開幕までに上手く仕上げて下さいね。
まあ、ジョンソク君は画像・写真で見るのと実際に舞台で見るのでかなり印象が違うという不思議な特色があるから(画像だと実物の持つ可愛らしさがあまり伝わらないのよね)、実際の目の前で見たらちょっと違うのかしら。
Moritz、大事なキャラなんで、ジョンソク君頑張ってください。
あと、なんとなくOttoの육동욱さんとかも、見た目、この役も似合いそうな雰囲気のような気がするけど。

Wendlaの김유영さんはなかなか良いですね。四季の制作発表でWendlaをやっていた女優さんとちょっと顔立ちが似ている?

Hanschenは김동현さんだそうですが、ちょっとイメージが違うような・・・。まあ、これもJonathan B. Wright君のイメージが強烈なもんで(笑)。でも、この人、今まで大きい役をやったことはないみたいですし、なにか理由があってのキャスティングですよね、きっと。もしかして、dirty rottenでちょっとおネエな感じで芝居してたアンサンブルの人がいたと思うけど、この人だったのかな??違うかな?顔まで覚えてないもんなあ・・・。
あ、Wright君との共通点見つけた!何だとは言わないけど(笑)。

My Junkは全体的にちょっと微妙だな。にこにこしすぎ?

歌詞の翻訳、あちらも苦労しているようですね。やっぱり、英語版のニュアンスを出すのって、難しいですよね。でも、少なくとも、あちらは詩的な表現を放棄していない&英語版歌詞の醸し出しているイメージを出そうと努力している様子が窺えるぶん、聞いていて違和感が少ないです。
by saffy114 | 2009-03-26 00:19 | Korean Musicals | Comments(8)

Margueriteを見た

「マルグリット」、見てきました。あまり好きな作品とは言えないのですが、舞台の「出来」はかなり良かったのではないでしょうか。最近日本で見た翻訳モノの中ではかなり良いほうだと思います。
ロンドン版を見たとき、後味の悪さになんだか嫌~な気持ちになって劇場を後にしたのですが、日本版はそこまでは後味が悪くない、というか悲恋モノを見た、という程度で済んだような。たぶん、パリ解放後のmob sceneの演出を日本はトーンダウンしてくれているから、かな。
キャストの方々も予想外の健闘。とくに主演の春野寿美礼さん。あ、春野さんのMargueriteがはかなげな雰囲気なのもプラスに作用していたような気がする。


詳しくは後日。
by saffy114 | 2009-03-25 22:53 | Japanese Musicals | Comments(2)

스프링 어웨이크닝 

あちらでも本日制作発表会があったようで。
いくつか報道写真がネットに出てきましたね。
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現時点では、動きは四季よりあちらのほうがサマになっているかな。
まあ、あちらのほうがキャスト決定時期は遥かに早かったですもんね(これから追加オーディションありのようですけど)。準備期間があったろう、ということで。 

現在出演中のストプレのせいで、Moritz坊主頭(笑)。開幕までに髪の毛伸びるかな?それともあのヘアスタイルはやらないの?
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アメリカ版のGroffy&Leaの写真とほぼ同じ構図ですが・・・こんな写真も。
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動画は出ないのかな~。

で、Hanschenは誰?
by saffy114 | 2009-03-23 23:00 | Korean Musicals | Comments(7)
「ニュー・ブレイン<A New Brain >」。日比谷シアタークリエにて、3月11日、18時半からの公演を見ました。

キャストは、
Gordon Schwinn 石丸幹二
Mr. Bungee 本間ひとし
Mimi Schwinn 初風諄
Rhoda 樹里咲穂
Roger Delli-Bovi 畠中洋
Richard パパイヤ鈴木
Lisa:A homeless lady マルシア
Waitress/Nancy D. 中村桃花
Dr. Jafar Berensteiner 友石竜也
The Minister 田村雄一

スタッフは、
Music:William Finn
Lyrics: William Finn
Book: William Finn,James Lapine
演出:Daniel Goldstein
訳詞: 大場公之・遠藤てる美
音楽監督:八幡茂
振付:上島雪夫
美術:デイビッド・コリンズ
照明:高見和義
衣裳:屋島裕樹
あ、あと、英語版だとJason Robert Brown氏がarrangerとしてクレジットされているようですね。

初日を見ました。William Finn氏もいらっしゃってましたね。演出のダニエル・ゴールドスタイン氏とその関係者らしき御一行も私の数列前に陣取っていました。

この作品、クリエで上演されるというニュースを見るまで存在を知らなかったのですが、かなり期待していたんです。
韓国でオフ・ブロードウェイ系の作品やあちらのオリジナルの小劇場向け作品を見て、chamber musicals系の作品も面白いなあと思いはじめておりました。日本は大劇場向けの作品ばかり上演される傾向があるので、日本でも小劇場向けの作品を上演してくれないかな~と思っていたところに、石丸王子様(40代)の復帰作としてこの作品が上演されるのを知り、シノプシスを見る限りでは面白い題材のようだし、spelling beeのFinn氏の作品だし、これは面白いかも、と期待していました。気に入ったら、もう一回ぐらい見に行こうかな~と思って、公演期間前半というか勢いあまって初日のチケットをとってしまった、というところに、私の期待の大きさが現れております(笑)。

が、う~ん。そう酷いわけではないのですが・・・・。
ちょっと失望。
実際の舞台より、「シノプシス」だけを読んだ状態のときのほうが、かえって胸に訴えるものがあったかも。
あまり演出が良くないと思いました。演出次第では、もうちょっと「見られる」作品に成り得るような気がします。
確かに、曲もきれいではあるがあまり印象に残らないものが多く、作品自体が、Spelling beeなどに比べるとパワー不足なのかもしれませんが・・・・。やはり、演出に責任の一端というかかなりの部分があるのでは。
題材や言わんとしていることは感動的ですし、もっと良くなるポテンシャルはありそうな作品のような気がするのですが。
セットデザインもイマイチかな。

もっと舞台が小さく、かつ観客と舞台が近い小さな劇場で、小規模・低予算プロダクション!という感じで上演したなら、この演出・セットデザインでも、もう少し訴えるものがあるかも・・・とも思いました。

歌は皆さん順当に上手でした。マルシアさんが特に良かったです。
(あ、パパイヤ鈴木さんはやや微妙でしたが、PIPPINの時よりは遥かに良かったです。)

~続く(たぶん)~
by saffy114 | 2009-03-22 23:12 | Japanese Musicals | Comments(2)
Kateの최유하チェ・ユハさん。
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この方、以前XANADUのKIRA役でも拝見したことがありますが、コメディのセンスが良い、というか翻訳モノ系のユーモアを上手く見せるのが上手いのかも。容姿に恵まれていて、かつお笑い系の芝居も上手な方は貴重ですね。歌も上手でした。
여성전기황소타기(女子電気牝牛乗り!?)部の主将?としてRide'emで模範演技をする場面とか、学校ミュージカルのDon't ask ,don't tellのわざとらし~い芝居、面白かったです。안 되요、되요~、되요~っていうフレーズ、ばかばかしくて笑えた。
チェスの試合で怒鳴るRobertaに、あなたのそんなところが本当に可愛い❤、みたいなことを言うところなども、間が良くて面白かった。

Who's Got Extra Love? でKATEがI've got SAT's, ACT's, AP's, and GPA's and college applications・・という部分、韓国版では「ナントカ고사、カントカ고사、などなどなど・・・」と言ってたみたいですが、などなどなど・・という訳がなんだか面白かった。テストは「考査」なのかな?
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ボスキャラ?仕切り屋?のCandiの우금지ウ・クムジさんとCandiのパシリ?しもべ?のBuckの김남호キム・ナムホさんのコンビ、これも結構面白かった。CandiのうしろをBuckがちょこちょこ・とことことついていくさまが笑えた。
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Buck君、Candiの荷物持ちや、フットボールの試合の時はCadiの爪磨きまでしていました(笑)。
Buckが何か話しても、いつも横からCandiが口を出して横取りしちゃって、Buckは最後まで話せない(笑)。学校ミュージカルの演目を決める話し合いの時、やっと最後まで話せそうだったのに・・・・やはり途中でキャンディに話を横取りされて、「今度は最後まで話せそうだったのに・・・・・(落胆)。」と言ってたらしい場面とか、面白かった。
ですが、この話し合いが紛糾して教室が喧騒状態になったときに、Buckが大声で怒鳴って騒ぎをストップさせて、やっと話をさせてもらっていました(笑)。
Buck、この功績で(?)、Candiから「助演出」を任命されて喜んでいたのに、Candiが「助演出、知らないの?△&#●!!」と言うと、Buckが肩を落としてとぼとぼとCandiの後を歩いて行ってました。
これ、助演出が何だって言ってたのかなあ???あ~、もっと聞き取りが出来ればいいいのになあ。
最後のプロム場面でも、みんながZANNAに謝罪する場面でも、他の人達は「私がバカだった。」「僕がバカだった。」って言ってるのに、Candiだけは「Buckはバカなのよ。」と言ってましたよね(笑)。世界が変わってCandiとBuckはカップルになっていたようですが、こういうのは変わらないのね。
우금지ウ・クムジさん、顎をツンと上げてちょっと高慢な感じにしつつ、やや早口の前のめりな話し方で演じてまして、なかなか上手でした。김남호キム・ナムホさん、ちょこちょこCandiの後をくっついて歩くさまが妙にはまっていて面白かった。あの、実は~、最初、ABzのMarkと同一人物だと気付きませんでした。ずいぶん思いきった面白いヘアスタイルになさいましたね。

Fastというナンバーの前後の、ウエスタン風のカフェでのカフェのママ(?)と常連客らしきウエスタンなペアルック姿(笑)の男性二人組と次々に来店するZANNA,Steve,Kate、mikeらのやりとりもなんだか面白かったです。なぜか皆「アイスココア」を頼むのですが、そのたびに常連客が「どうしたんだい、友よ?もしかして、男性(女性)問題?」と必ず聞くんですね。で、カフェのママがかなりのハイテンションで「ゆっくり飲みなさいよ~。どんなに大変に見えることも全部解決するから。」みたいなことを言うんです。このルーティン化したやりとりが面白かった。
冒頭、Robertaの彼女のCarlaの浮気相手、ブルーとイエローのハイジ風ドレスの女の子がいましたが、あれって「スウェーデンからの転校生」ですか?
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韓国版はこの役、こういう国旗風?衣装でしたが、それ以外は普通~に演じられていましたが、英語版だとどうしていたのかな?なんとなく・・・・、「スウェーデン」ですし、色気過剰気味に演じてたんじゃないのかな~なんて想像したんですが。どうなんでしょう。


という感じで、面白かったです。私はかなり楽しめました。
ただ、英語版で見たことがある方などは、「笑い」という意味では若干惜しさを感じるかもしれませんね。あくまで推測ですが。韓国版のセリフを聞いていて、おそらく韓国版以上に、英語版は、ティーン向け映画・TVやミュージカルの知識etcを前提としたギャグだらけなんだろうな~、と思ったんですよね。やはり、そのへんを完全に翻訳するのは無理だろうなあと思うので・・。
でも、韓国版もいい線行ってたと思います。

イ・チンギュさんのZANNAも見たかったです。
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プレスリハーサルだかトークイベントだかの画像で、イ・チンギュさんがMartin Guerreのナンバーを歌っていたのですが、これがなかなか良かったので。ちょっとマイナー作品のMartin Guerreを歌う人がいるというのも驚きでしたが、歌としては前半はやや粗削りながらも、曲が進むにつれ、明らかに曲の世界に入り込んで行っているのが見てとれて、お、この俳優さんは良いかもしれないと思ったんです。

あ、そうそう、この作品のナンバー、I Could Write Books、Do You Know What It's Like?などの歌詞は、作品の内容に沿って・・・だけでなく、なんとなく作者の個人的な思いが微妙に反映されているような気がしたんですが、どうなのかな。


面白い作品なので、日本でも上演してくれたらいいのに。この作品にBWでかかわっていた日本人の方がシアタークリエのプロデューサーらしいですよね?せっかくですから、ZANNAも上演してくれればいいのになあ。今上演中の作品やその前の作品よりは、ずっと面白いと思うんだけど。
by saffy114 | 2009-03-21 23:16 | Korean Musicals | Comments(0)