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ミュージカル(国内、ブロードウェイ、ロンドン、)海外ドラマ、映画について。最近、韓国ミュージカルにも目覚めました。


by saffy114

<   2008年 06月 ( 28 )   > この月の画像一覧

다드윅!

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헤드윅Hedwig,見てきました。今回は김다현キム・ダヒョンさんとチョン・ヘソン전혜선さん。27日が初日なので開幕3日目の公演。まだちょっと硬い感じもありましたが、今年の演出もなかなか良いです。다현さん、今年も面白いですね。良かったです。もうちょっと暴れてくれるのかなあと思ってましたが、まあ今日ぐらいでも十分、かな?でも公演期間の後半に見たら、もっと面白いんじゃないかなあという気がする。drag姿が美しいですね。ピンクのコート姿、似合いすぎ(笑)。かわいいです。シルバーのドレスも似合いますね。ワルツも傑作でした。
あ。それから。おめでとうございます、と申し上げていいのでしょうか?そんな話を小耳に挟みましたもので。

ソウルの헤드윅、男性客はある程度の覚悟をもって臨むべきなようですね(笑)。今日は皆さんノリの良い方でした。

例によって例のごとく、パンフレットはまだ発売されていませんでした。来週あたりの発売らしいですよ。
by saffy114 | 2008-06-30 00:18 | Korean Musicals | Comments(2)

セグウェイだ

ケルンで見かけた光景。
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「セグウェイでケルン巡り」的なツアーがあるらしいです。先頭のお兄さんがツアーガイドらしく、声をかけてきた(冷やかしに来た)人にパンフを渡していました。
by saffy114 | 2008-06-28 22:09 | 旅行 | Comments(0)

マイナス5cm

The Drowsy Chaperoneの日本版、先行予約申し込みなどがぼちぼち始まりましたね。今日、新聞にジャネット役の方の記事が出ていて、「苦手な立位体前屈も当初のマイナス20cmから同5cmに進歩させた」と・・。
ううむ。マイナス5cm。ということは、この方は関節の柔軟性はあまりない、らしい・・。
"Show Off "の場面は、Sutton Foster版とは全く違うものになっちゃいそうだなあ・・。まあ、工夫してそれらしい振付にしてください、演出家様。
歌はどうなんでしょうね・・。

ところで、Man in Chairは小堺一機さんが演じるらしいですが、Aldolphoはどなたがやるんでしょう??
by saffy114 | 2008-06-27 22:40 | Japanese Musicals | Comments(2)

The Life <더 라이프 > 2

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Sonja役の전수경チョン・スギョンさん。この役はダブルキャストで、もう一人のキャスト、以前「壁抜け男」の売春婦役で見たキム・ヨンジュさんが素晴らしかったので、彼女のほうで見たいなあと思っていたのですが、日程が合わず・・。でも、以前MAMMA MIAのターニャ役で見たチョン・スギョンさんも良かった記憶があるし、まあいいかあということでスギョンさんのSonjaを見ました。
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チョン・スギョンさん、大変良かったです。とてもスタイルが良い方ですね!なんとなく、宝塚の元トップの人たちと通じる華やかな雰囲気があります。歌も上手。キム・ヨンジュさんと比較すると声量ではちょっと負けてしまうかもしれませんが、スギョンさんも上手でした。Sonjaは、この道○十年?!のベテランで、ちょっと体力的にお仕事がキツくなってきている、姉御肌のキャラですが、最後、ヒモの元締みたいな悪役Memphisを射殺したQueenの身代わりとなって自首するという道を選びます。この、最後の場面のあたりの芝居が良かったです。おばさんネタなどで笑わせる場面なども上手ですね。


Queen役の소냐ソニャさん。とても声量があって、上手なんですが、今回のQueen役はちょっと精彩を欠いたように思います。あ、と言っても、上手は上手なんですよ。ただ、画像で見たFAMEのナンバーとか、ジキハイのルーシーのナンバーなどと比べると、という話です。この方、健康的というか、パワーが溢れる?!雰囲気なんで、ダメ男の彼氏から離れられず、世界最古の職業に就いていて、さらにダメ男から離れたと思ったら、もっと凶悪な男の策略に嵌ってしまうという被害者的な境遇のキャラにはなんとなくそぐわないような・・。
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それから、ソニャさん、すんごいグラマーですね。アジア人離れしている・・。というか、この方はハーフなのかな?たぶんそうなんじゃないかなあ。どう考えてもアジア人のDNAだけではなさそうな体型です。衣装が衣装なので、目立っていました。


Fleetwoodの이필승イ・ピルスンさんは、歌は大変上手ですし、アフリカ系っぽい扮装も似合っていましたが、芝居、肩に力が入りすぎだったと思います。力みすぎ。そして、ちょっと単調だったかなあ。Queenが離れられないのがなんとなく納得できるような、ダメ男特有の魅力が感じられなかった。

Memphisの이희정イ・ヒジョンさん、あの~、2006年のProducersでRoger役を演じていた方ですよね?!ず、ずいぶん、体重が増加なさったご様子・・。ちょっと驚きました。この方も響きの良い美声で、歌はとても上手です。ただ、どちらかというと声楽系の美声なんですよね。この役の場合はR&B系っていうんでしょうか、そっち系統の唱法が得意な方のほうが似合うような気がしました。あと、今回は、芝居はもう一歩でしたね。悪役を頑張って演じています!という感じになっちゃってました。この方、プロデューサーズのロジャー役は凄く良かったんだけどなあ・・。何よりも、衣装とヘアスタイルがなんだかすっごいことになっていて、それが一番微妙でした・・。
何かの記事で、韓国版CATSのオールドデュトロノミーにこの人が決定と書いてあったような気がしますが、オールドデュトロノミーは似合いそうですね。

JOJO役の박상우パク・サンウさん、冒頭、客席に登場して、観客に「もしかして、映画に興味ある?」と言いながら何かを配っていましたが、ある観客が「映画?ミュージカルじゃなくて??」というような感じの切り返しをしてしまって(笑)、パク・サンウさんはこの反応は想定外だったらしく、ちょっと反応に苦労していらっしゃたご様子。この役は狡い小悪党で、進行役を兼ねたようなキャラですが、パク・サンウさん、なかなか上手に演じていました。ぴ~っとポマードで固めたようなヘアスタイルに細い口髭という格好になっていて、パンフに掲載されている写真とずいぶん雰囲気が違うので、冒頭客席に登場したときはたぶんJOJO役の俳優さんなんだろうけど、ダブルキャストのどっちにも似てないから違うのかしら??と思ってしまった。
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パク・サンウさんのJOJOを中心とする、2幕の冒頭のMr.GREED、良かったです。パク・サンウさんも男性アンサンブルさんも、フォッシー風の振付を結構ちゃんと踊れていました。なんだろう、ちょっと荒削りではありますが、雰囲気・テイストはそれなりにちゃんと出ているというか・・。


Mary役の전혜선チョン・ヘソンさん、この人はなんだかつかみどころの無い不思議な個性と歌声をお持ちですね(笑)。今回は、女性らしい普通?!の声で歌っていました。この役、田舎からNYへ出てきたところをJOJOとFleetwoodの小芝居(JOJOが鞄をひったくり、Fleetwoodがそれを奪い返す)にひっかかりFleetwoodにくっついていってしまう・・という、一見、これから都会の悪者に騙されようとしている純粋な田舎娘に見えるが・・・というキャラなんですが、この純粋な田舎娘のはずのシーンで、なんとなくユル~い感じも漂わせていて(膝丈のワンピース姿なんだが、座った時に妙に脚が開いていたり、とか)、ちょっと面白かったです。
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Maryが、ウエイトレスとして働くストリップ劇場?で、ダンサーが突然出て行ってしまい、JOJOが急遽Maryを舞台に上げると、最初、かなりぎこちなく踊っていた彼女が観客の歓声で調子を上げていってどんどん脱いで(笑)いってしまう場面があるんですが、チョン・ヘソンさん、上手でした。能天気っぽく演じていて、なんか面白かったです。
Mary役での姿と歌声だと、Yitzhakをやっていた人と同一人物だとは思えませんよね。ただ、1幕の最後のほう、QUEENに「쓰레기같은 년!!」とか怒鳴る場面のときの声はYitzhakっぽかったな。いろんな歌い方が出来るんですね。


Lou役、英語版ではどう演じていたのかな?たぶん、成人映画の製作者というキャラだったんだと思うんですが、韓国の이승철イ・スンチョルさんはオネエっぽく演じていました。面白かったです。歌も上手でしたね。このキャラの衣装もなんだかスゴかった・・。


というわけで、ダンスが結構きちんと出来ていたのが嬉しかったです。正直言うと、あんまり期待してなかったんで(すいません)。1幕最後のほうの、My bodyのダンス・シークエンスから、留置場のシーンへの展開の演出などもなかなか上手でした。
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あ、上の写真はコ・ミョンソクさんのQueenとキム・ヨンジュさんのSonjaですね。

そうそう、韓国版だと、MY BODYの歌部分が終わると、上記のMARYのストリップデビューの場面になり、それからMY BODYのダンスシークエンスになっていました。英語版でもそうだったんでしょうか?TONY賞の画像だと、歌に連続してダンスシークエンスになっていたので、舞台を見ながら、あれっ!?これで終わり?ダンスナンバーはカットしたのかなあと思ってしまって一瞬がっかりしたのですが、ストリップの場面の後にちゃんとダンス場面があって、ひと安心しました。
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by saffy114 | 2008-06-26 22:35 | Korean Musicals | Comments(2)

The Life <더 라이프 > 1

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「The Life<더 라이프 >」。ソウルの한전아트센터 <韓電アートセンター>にて、6月8日、14時からの公演を見ました。
キャストは、
Sonja 전수경チョン・スギョン
Queen 소냐ソニャ
JOJO 박상우パク・サンウ
Fleetwood 이필승イ・ピルスン
Memphis 이희정イ・ヒジョン
Mary 전혜선チョン・ヘソン
Lou 이승철イ・スンチョル
Lacy 임홍식 イム・ホンシク
Chichi 봉은선ポン・ウンソン
April 한다연ハン・ダヨン
Snickers 이우승イ・ウスン

スタッフ
book by David Newman, Ira Gasman and Cy Coleman
music by Cy Coleman
lyrics by Ira Gasman
Direction 성천모
Choreography 서병구
Translation&Adaptation 정한솔


97年のTONY賞の授賞式の映像で見たJoey McKneely振付の「My Body 」が印象に残っていたので、この場面がどう演出・振付されているか、期待半分・○○半分で見に行きました。

客入りはイマイチ。1階席は5~6割程度の客入りだったように思います。観客、なぜか中年層も結構目立ちました。なぜでしょう??私の両隣は50代ぐらいのご夫婦連れ。左隣のご夫婦の奥様のほうは、どうもソニャさんのファンらしく、彼女に熱心に拍手していました。

この作品、80年代のNY,Times square周辺のストリートで働いていたお姐様たちとそのヒモetcの話なので、どうして今頃この作品を上演するんだろう??とちょっと不思議でした。実はこの作品はすでに一度韓国で上演されているらしいので、上演権を持っているからそろそろ再演してみようかな~的な企画だったんでしょうか?

作品・ストーリー自体はそれほど優れているとは言えないような気もしますが、曲は悪くないですね。歌は皆さんなかなか上手でした。ダンスも結構サマになっていました。
男性陣の衣装がちょっと・・・・・。ビミョ~でした。特にmemphisの登場時の衣装が、別の意味でキョーレツでした。う~む。
演出・構成はオリジナルとは違うのかもしれませんね。サントラにある曲が一個カットされていました。Go HomeというQueenとMaryのナンバーが登場しませんでした。


この作品、私は英語版の舞台を見ておらず、英語版のサントラとTONY賞で見た「My Body 」の場面、そしてYTで見たSam Harrisの歌うMr greedを根拠にしての推測でしかないのですが、振付はオリジナルのJoey McKneelyのものを踏襲したようです。My Bodyの振付、TONY賞授賞式の時の画像とほぼ同一だったように見えました。このナンバー、結構上手に踊れていました。良かったです。女性ダンサー、大健闘です。
2幕の、JOJO&男性ダンサーのナンバー、"Mr greed"も、結構ちゃんと踊れていまして、十分にサマになっていました。まあ、女性陣と比較すると、やはり男性ダンサーは動き・タイミングにややばらつきが目立つのですが、今回はさほどそれが大きなマイナスにはなっていなかった印象。それなりにかっこよかったですよ。この場面の振付、フォッシー風なので、オリジナルの振付が元々こうだったのか、それとも韓国オリジナルなのか、とちょっと不思議だったんですが、帰国後YTでSam Harrisの歌うMr greedの画像を発見、オリジナルの振付が元々ちょっとフォッシー風だったことがわかりました。


開演5分前ぐらいに、、地下一階の廊下を歩いていたら、向かい側からアフロヘアのお兄さんがダッシュで走ってきて、ちょっとびっくり。どう考えても舞台用の扮装と思われたので、たぶんアンサンブルのダンサーさんかな、と思ったら、大当たり。冒頭のcheck it out!の場面に、このアフロヘアのお兄さん、いました。青いシャツにあんまり暴発していないほうのアフロだった男性ダンサーさん。まあ、急用などでやむを得なかったのかもしれませんが、開演5分前に舞台衣装で観客がたくさんいる場所を走るのはどうかと・・(笑)。でも、終演後、地下一階の洗面所に行って出てきたら、今度は4,5人のアンサンブルさんが舞台衣装のまま歩いていて、観客に呼び止められて写真を撮られりしていましたので、もしかしたら・・、劇場の設計上、観客の目に触れずにどこかからどこかへ移動する手段が無いのかもしれませんね。

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~続く(たぶん)~
by saffy114 | 2008-06-24 22:50 | Korean Musicals | Comments(0)
そういえば、今月の韓国のミュージカル雑誌にJohn Cameron Mitchellのインタビューが掲載されていたのを思い出して、さきほど読んでみました。
「一緒に行く友人が韓国と日本でHedwigに関するドキュメンタリーを撮影する準備をしていて、その友人が人々に直接インタビューをしてみることになりそうだ。」というようなことが書いてありました。
じゃ、21日のコンサートもひょっとしたら撮影したのかな?

このインタビュー、「(公演する国によって)作品に対する解釈や感覚はすこしづつ違いが見られるようですが、各公演を見たあなたの感想はいかがですか?文化圏ごとの差異が公演ごとに感じられますか?」という質問に対するJCMの答えの冒頭部分がちょっと面白かったです。昨年韓国に来て一番驚いたことを返答しています(ちょっと質問と返答がずれているような気もするが・・。でも、これが一番印象的だったんでしょうね)。

日本の場合はどうなんだろう??韓国ほどじゃないのかもしれないけれど、アメリカやヨーロッパよりは、少ないかもしれませんね。(←何のことでしょう?勘の良い方なら推測できてしまいそう。)
by saffy114 | 2008-06-23 22:43 | Japanese Musicals | Comments(0)
Stuttgartの"Wicked : Die Hexen von Oz"を上演中のPALLADIUM THEATERは、SI-Erlebnis-Centrumという複合施設のようなところにあります。PALLADIUM THEATERの大通りをはさんで向かい側に、Blueman上演中のApollo theaterがありまして、この劇場は飲食店その他が入っている建物の一部になっていました。で、この建物の中に、小さなミュージカルショップがありまして、こんなものを売ってました。
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Wickedのアンサンブルの衣装に似たものが数種類販売されていたんです。これ、日本でも、WE、BWでも販売していないですよね??
PALLADIUM THEATER内の売店では、日本やアメリカ・イギリスと同じようなTシャツや小物は販売されていましたが、上の写真のようなものは販売されていませんでした。公式グッズではない、ということなのかな。
by saffy114 | 2008-06-22 23:26 | German Musicals | Comments(0)

JCMだ!

Hedwigのツアーファイナル大打ち上げLive,行ってきました。ホンモノのJCMだ~。でも、寄る年波には勝てず(?!)床にひっくりかえって休息したりなさってました。あながちギャグとも言い切れないような(笑)。
なかなか面白かったです。が、どうせなら冒頭のThe Bitch Is Back的な曲の比重を増やして、もっと盛り上がるような選曲だったら、個人的には嬉しかったな。
JCMの「赤い靴」はちょっと笑った。でも、上手でしたね。あ、最後の最後にカーウォッシュやってくれましたね。


一番遠くから来ている人はどこから来ている人なんだろうか?というようなことを山本耕史さんが言ったら、「ソウル!」と叫んでいる人たちがいました。ソウルから遠征ですか?もしかして、2週連続Hedwigコンサートですか?!

追記
by saffy114 | 2008-06-21 22:27 | Japanese Musicals | Comments(3)
「EVIL DEAD<이블데드>」。6月15日、ソウルの충무아트홀 소극장 블랙<チュンムアートホール 小劇場ブラック>にて、15時からの公演を見ました。
キャストは、
ASh애쉬_조정석<チョ・ジョンソク>
Shelly· Annie셸리·애니_배문주<ベ・ムンジュ>
Cheryl셰럴_최혁주 <チェ・ヒョクジュ>
Scott스콧_정상훈<チョン・サンフン>
Linda린다_임강희 <イム・ガンヒ>
Jake제이크_양준모 <ヤン・ジュンモ>
Ed에드_김승필<キム・スンピル>
1인다역<一人多役>_이창용 <イ・チャンヨン>

千秋楽日のマチネを見ました。チョ・ジョンソク君とチョン・サンフンさんはこのマチネが千秋楽です。3月、4月に1回づつ見てアッシュのダブルキャスト両方を見ることができたので、それで終わりにしようかなとも思ったんですが、カナダ版を5月に見たらまた見たくなってしまいまして・・。
基本的には同じ作品を繰り返し見るより、いろいろな作品を見たいので、CompanyかGoodbye girlを見ようかなあとも迷ったんですが、結局Evil deadを選択。結果的に正解だったかも。今回も非常に面白かったです。観客の盛り上がり方が強烈でそっちも面白かった。

公演期間が3ヶ月近くありましたから、その間に進化したのか、千秋楽ゆえのアドリブだったのか、その両方なのか定かではないですが、前回見た時と違うことをしている場面がけっこうありました。

冒頭の「Cabin in the Woods」、客席の左端にキャストが登場、座席を車に見立てる演出なんですが、ライトが客席にいるキャストに当たると、観客から大歓声が。そして・・、あれっ、登場人物5人の後ろに、普通の服を着た男性が2人いて、キャストと一緒の動きをしている・・。一瞬、ノリの良い素人が一緒にやっているのかと思いましたが、上手すぎるし、そもそも一般の観客はその位置には座れないはず・・。と、思っていると客席からさらに悲鳴に近い大歓声が。あ~っ、右側にいるのは류정한さんだ、ということは、その隣は김재만さんなんだろうな、そういえばプログラムに出てた写真と同じ顔をしているように見えるし・・、と気付きました。アッシュとスコットはダブルキャストなのですが、マチネに出演していないほうの二人が登場していました。キム・ジェマンさんのスコットも見たかったのですが、私が見に行くことができる日程には出演してくださらず残念だったのですが、こんな形で拝見することが出来ました。リュ・ジョンハンさん、前の座席に座っているチョ・ジョンソク君Ashの髪の毛をぐちゃぐちゃにしたり、ずいぶん楽しそうでしたね。

今回は、Shelly· AnnieがSwingの배문주<ベ・ムンジュ>さんでした。この役を本来演じていた백민정<ペク・ミンジョン>さんが公演中に転倒して負傷したとかで降板なさったらしいです(チケットサイトに「腰椎の椎間板の4番、5番に異常があり入院治療中」と告知が出ていまして、そ、そこまで詳しく書かなくても・・と思ったんですが)。ペク・ミンジョンさんのShelly· Annieは傑作でしたので、後任を務めるベ・ムンジュさん、大変だったろうと思いますが、この方もなかなか良かったです。かなり良い声ですね。Shelly部分はわりとペク・ミンジョンさん版Shellyと似ていました。Annieはだいぶ違う印象の役作りをしていらっしゃたようです。よりインテリ風ですね。アッシュに「きれいなお嬢さん!」と言われるとミンジョンさんAnnieはセクシーポーズをきめていましたが、ムンジュさんAnnieは「オモ!」と驚いていました。
Shellyに対するスコットの接し方が、以前見たペク・ミンジョンさんの時と今回のベ・ムンジュさんのShellyの時では印象が違いました。千秋楽だからかな?それとも、若手と組んでいるほうが悪ふざけしやすい(一方で、気遣っているようにも見えたが)??もしくは、かなりセクシーな雰囲気をお持ちのミンジョンさんと比較すると、ムンジュさんはちょっとセクシー度が下がるので、そのぶんスコットがいろいろやってShellyのキャラクター確立に努めていたのか?
とにかく、スィングの俳優さんを確保しておいて正解でしたね。

Houseware employeeの、アッシュとリンダがお互いの頭をぐしゃぐしゃにする場面(ミス・サイゴンのパロディなんでしょうか)、今回は以前見たときよりもさらに激しかったです。ジョンソク君、この後の部分で笑ってしまったらしく、歌詞が少しだけ飛びました(笑)。
アッシュとリンダとがシャンパンを飲む場面で、なぜかリンダがシャンパンを頭にかけていましたが(笑)。この直前の、アッシュがいない間にリンダがセクシーポーズを研究する場面、前回見たときよりもさらに一層おかしくなっていました。
映画の題名当てゲームの場面、本来は1問目は誰も正解を答えず、出題者のリンダが「正解は・・、キングコング!」と言うはずなのに、アッシュが「キングコング。」と答えちゃっていました。その報復なのでしょうか、リンダが手に持っているカードをアッシュに押し付けて、2問目の出題をアッシュにやらせていました(確か・・)。これ、アドリブだったのかな?2問目、「ヘンゼルとグレーテル」が正解となるはずの問題ですが、なんだかジョンソク君のセリフ、というか、彼の読み上げる問題文、スムーズじゃなかったような気が・・。小道具のカードには問題文は書いてないのかもしれませんね。
Ashが右手を切断する場面、だんだんライトが暗くなっていって、次の場面に転換、のはずなのに、ライトが暗くなり始めたと思ったらまた明るくなってしまって(笑)、アッシュは手をチェンソーで切断し続ける羽目に(笑)。アッシュ、左手を天に向かって差し出して、ライトが消えるように催促してたのに、暗くなり始めたら明るくなって・・というイタズラを2、3回ぐらいされていました。
リンダがゾンビになったり正常に戻ったりする場面、前回もリンダのケイレンするような動きがおかしくてかなり笑えたんですが、今回はそれにプラスしてなんだかへんなダンス風の動きも途中で入れていまして、一層奇妙で笑えました。・・・。清純派路線の方のように見えるイム・ガンヒさん、こんな役をやってしまって、大丈夫ですか!?観客としては面白くてとても良かったんですけど(笑)。

JAKEがずいぶん進化?!していましたね。笑った!以前見たときより、格段にヘンなキャラになっていました。相変わらず歌は物凄く上手です。Good Old Reliable Jakeの前の「映画版の1と2を一緒にしてミュージカルにしたから、結局妻がいなくなった・・。」みたいな内容の独り言を言うセリフ部分、虚空を見つめるような、というか、かなりいっちゃってる目つきで演じていて、凄くヘン(笑)。セリフの言い方も面白かった。呟くような感じでやっていました。あと、ヤン・ジュンモさん、髪の毛が伸びましたね~。次回作のための準備なのでしょうか?その中途半端に伸びたヘアスタイルを逆手にとって(?!)、大仰に耳に髪をかけたりetcで笑わせてました。
2幕の、アッシュの銃を奪って天井に向かって発砲する場面、天井から白い粉が降ってくるんですが・・、JAKE,さっと身をかわして、粉をよけた!!本来は、粉をかぶってJAKEが真っ白になるはずなんですけど(笑)。
Ode to an Accidental Stabbing、なんだか今回のほうが格段に面白くなっていました。ちょっとカナダ版っぽい雰囲気が加味されたような気が。
Good Old Reliable Jake、"I believe~!!"の部分で、アニーと一緒に「믿습니다~!!」と歌っている観客が結構いたようです。スプラッターゾーンの人々だと思いますが。

Cherylの최혁주チェ・ヒョクジュさん、今回はさらに一層パワーアップしていました(笑)。いや、前回見た時だって迫力あったんですけど、今回は地声発声で高めの音を出す部分を、以前よりもさらに声量をアップして歌っていた。千秋楽日だから、喉を守るとかそういうことはあまり考えず、観客にサービスしてくれたのでしょうか。Look who's evil now?,以前にも増して迫力ありました。エドのBit part demonに合いの手を入れるところ、英語版だとYou suck!!と怒鳴る部分、韓国版だと「왕따~!!」っていう部分、なんだかすんごい声量で(笑)、笑った。ただ、私、この「좀비계의 왕따」っていうセリフの왕따という部分の意味がわかりません・・。この部分の酔っ払い風のセリフ部分も前回よりも酩酊度が高くて(?!)面白かった。
Evil treesの場面、Cherylが「木」をひっぱたいていました(笑)。Cherylがセンターにいる「木」(ヤン・ジュンモさんだったんだと思いますが)をじ~っと見た後、顔をべしっと平手で叩きました。そうしたら、「木」が吼えていました(笑)。なんだったっけ、アイグ~、だった、かな?

博士のカセットテープを聴いたスコットが悪ふざけして死んだふりをする場面、前回見たときはアッシュが驚いて駆け寄っていたような気がするんですが、今回はアッシュはスコットを無視していました。スコット、相手にしてもらえず。
Cherylを町に送っていこうとしてAshが小屋を離れた際に、threesomeでも妄想したのか、スコットがリンダにもモーションをかける場面でも、今回はリンダが何か言いながらものすご~くイヤそうに拒否していました(笑)。なんでしたっけ、なんだか非常に韓国的な短いフレーズでした。
映画のタイトル当てゲームの前、寝室で取り込み中(ガタンガタンと大きな音が聞こえている)のスコットとシェリーに、リンダが「ゲームをやろう!」と声をかける場面、スコットの返答に対しで、韓国版ではそれほど笑いがおきていなかった。英語版だと「coming~!!」とスコットが叫ぶと観客が爆笑していたんですが、韓国版の「갈게~!!」(←ですよね?)は、それなりに笑っている人がいるという程度でした。 英語や日本語と違い、そのテの意味が含まれていないのでしょうか?
あ、それから、2幕のDo the necronomiconで登場したゾンビ版のスコット、胸毛がヘンでした(笑)。眉毛と目玉と口みたいな柄の胸毛をくっつけていた。なんですか、あれは(笑)。アンコールで、その胸毛をむしって観客に渡していました。

Rudolf役の이창용 イ・チャンヨンさん、今回は「JOIN US」の歌い方というか発声が前回と違いました。前回見たときはふざけた感じの歌い方で、AltarBoyzのAbrahamと同一人物とは気付かないような発声の仕方だったのですが、今回は響きの良い低めの美声で歌っていました。良い声をお持ちですね。アンコールの、この鹿(トナカイ?)のルドルフのラップ風のナンバー、他の男性キャストを従えてのヒップホップ系のダンス?も追加されていまして、以前よりもショーアップされていました。イ・チャンヨンさん、ちょっと顔つきが鋭くなられたような。次回作の影響なのかしら?

エド、今回はアッシュに数発撃たれていました(涙)。Bit part demonのとき、エドの歌を舞台上で聞き入るアッシュが、ミケランジェロの天地創造の登場人物(アダムでしたっけ?)みたいなポーズで床に座ってかっこつけているんですが、それをJAKEがマネして同じポーズをとったんですけど、体が硬いのか(笑)、すぐ挫折していました。

今回は、おそらくリピーターや出演者のファンの方々が集結していたのでしょうか、凄くにぎやかな客席でした(笑)。大歓声があがっていました。セリフが聞こえないぐらいでした。

スプラッターゾーン、今回はゾンビが何かボトル状のものを持って襲撃していました。ボトルからドボドボと血を撒いていた様子。千秋楽ですもんね。私は、今回は後方の普通の席から観劇したのですが、スプラッターゾーンの様子を観察するのも面白かったです。

アンコールの時、客席の右端の後方にいるバンドの方向をキャストが指差すので、バンドのほうを見たら、spirit of knowbyのウィッグをかぶった何物かがそこで踊り狂っていた。どうやら김재만さんだったらしいです。
ソワレも見たかったな~。


客席、9割ぐらい埋まっていました。でも、千秋楽なのに空席が少しあった、とも言えます。小さい劇場ですし、こんなに充実したキャストで、かなり面白い舞台なんですから、満席になってもおかしくないと思うんだけどなあ・・。やはり、日本と比べると、まだまだミュージカルの観客層が薄いのかな。もったいない・・。
まあ、もう終演ですから、今更仕方無いですが。でも、おそらくキャストはまるごと交代なのでしょうが、大学路で再演する計画らしいですよね。今度は宣伝・営業頑張れ!

これ、日本でも上演したらいいのになあ。バカバカしくて面白いです。
by saffy114 | 2008-06-20 22:34 | Korean Musicals | Comments(9)
「ルドルフ ザ・ラスト・キス(Rudolf - The Last Kiss)」。帝国劇場にて、5月28日の18時30分からの公演を見ました。
キャストは、
オーストリア皇太子 ルドルフ :井上芳雄
男爵令嬢 マリー・ヴェッツェラ :笹本玲奈
ルドルフの妻・大公妃 シュティファニー:知念里奈
マリーの友人ラリッシュ:香寿たつき
オーストリア皇帝 フランツ・ヨーゼフ:壌 晴彦
手品師 ヨハン・ファイファー :浦井健治
革命派記者 ツェップス:畠中 洋
プロイセン皇帝 ウィルヘルム /カーロイ :岸 祐二
英国皇太子 エドワード:新納慎也
オーストリア首相 ターフェ:岡 幸二郎

スタッフは、
音楽 フランク・ワイルドホーン
脚本・歌詞 ジャック・マーフィ
追加歌詞 ナン・ナイトン
演出 宮本亜門
翻訳 小嶋 麻倫子
訳詞 竜 真知子
音楽監督 八幡 茂
振付 上島 雪夫
装置 松井 るみ
照明 高見 和義
音響 山本 浩一
衣裳 有村 淳

舞台を見てからかなりの日数が経過してしまいましたが、一応簡単に感想を・・。

皆さん、歌がおおむね上手だったので、落ち着いて舞台を見ることが出来ました。
ですが、ミュージカル・ナンバーは、あまり印象に残らなかったです。

もうちょっと脚本や構成などを改良する余地がありそうな舞台だったように思います。

なんとなく、どこかで過去に見たことがあるような場面がちょこちょこありました(娼館の場面etc)


井上芳雄さん、「王子」が似合いますね。歌も上手。ただ、折り目正しい雰囲気で、心中しちゃうようなキャラにはあまり見えず。笹本玲奈さんも歌が上手ですが、Woman in whiteの時のほうが光っていたように思います。この方も、健康的な雰囲気で、心中しちゃうようなキャラには見えないような・・。なんとなく、今回は芝居が上滑り気味だったように感じました(脚本のせいのような気もしますが)。
主人公二人が心中に至る過程、そもそも、なんでこの二人は惹かれあったのか、というところから、なぜ別れるのだったら死んだほうが・・とまで思いつめるようになるのかが、あんまり描ききれていないような気がします。別に、しっかり脚本として描きこまれてなくて、冷静に考えると矛盾だらけでも、ミュージカルの場合は曲の力・役者さんの勢い?!でなんだか納得させられてしまう場合もありますが、今回はそうではなかった。

あと、ルドルフとマリーがくしゃみを連発する場面が、「寒かった」ので、悪い意味で印象に残っています。他にも、ちょっと寒めの場面があったような記憶が。1幕の前半、ラリッシュとマリーが服を買いに行くんだか仕立てに行くんだかしているナンバー、微妙だったな・・。


浦井健治君の演じていた手品師役は新納さんのほうが似合いそうな・・。手品師役、ダンサー系の方のほうが動きがきれいに見えて良いんじゃないかなあ、と思いました。浦井健治さん、歌も上手ですし悪くはないんですが、動作がぎこちなかったように見えました。狂言回し的な役柄ですし、できればもう少しカリスマティックに演じてくれたほうがしっくり来るように思いました。
それから、浦井さん、せっかくのきれいなお顔がメイクでまったく見えなくなっていて、もったいなかったですね。歌は上手だし、爽やか系の2枚目ですし、井上君とダブルキャストでルドルフ役でも良かったんじゃないかなあ、なんて思いました。

まあ、私がヨーロッパの王族・貴族モノ、というか、彼らがその立場に悩むといった作品をあまり好まない故に評価が厳しめになっている可能性もあります・・。
by saffy114 | 2008-06-19 01:03 | Japanese Musicals | Comments(0)