ミュージカル(国内、ブロードウェイ、ロンドン、)海外ドラマ、映画について。最近、韓国ミュージカルにも目覚めました。


by saffy114
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韓国版「CHICAGO<시카고> 」。世宗文化会館 大劇場<세종문화회관 대극장>にて、 9月23日、14時半からの公演を見ました。
この公演は09.18 ~09.30 と公演期間が短く、VIP석:130,000 / R석:110,000 / S석:90,000 / A석:70,000 / B석:50,000 / C석:30,000Wとチケットは高額。浅利さんの言うところの「短期間の公演を、高額なチケット代金で販売する興行」、ですね。で、ロキシー役のダブルキャストの片方がオク・ジュヒョンさんという歌手の方(←AIDAのタイトルロールの経験あり)ですが、私が見たのはもう一人のロキシー、べ・へソンさんのほうでした。というか、AIDAのアムネリス役で拝見したべ・へソンさん、とても印象的だったので、べ・へソンさんを狙ってチケットを予約したんですが。

キャストは、
Velma Kelly 최정원<チェ・ジョンウォン>
Roxie Hart 배해선<ベ・ヘソン>
Billy Flynn 성기윤<ソン・ギユン> 
Amos Hart 황만익<ファン・マンイク?> 
Matron Mama Morton 김경선<キム・ギョンソン> 
Mary Sunshine 김태우<キム・テウ>

スタッフ
Recreation of Original Prodaction Direction Scott Faris
Recreation of Original Choreography Gary Chryst
Associate Director Tania Nardini
翻訳・国内音楽スーパーバイザー Kolleen Park
국내협력연출 김턔훈<キム・テフン>
音楽監督 김령희<キム・リョンフィ>
국내협력안무 노지현<ノ・ジヒョン>

おおよそBW版に準拠した演出・振付だったようです。予想外に上出来。
なにしろ、Bob FosseのCHICAGOですから、正直、かなり不安を抱いての観劇でした。あの、その、歌・演技に関しては韓国の舞台って優秀なんですが、ことダンスになると・・話は別。ありゃ~、なんじゃこりゃ、という場合も結構あるんです。マーシャルアーツっぽい振付やヒップホップ系の振付なら結構優秀なんですが、バレエっぽい振付や、いわゆるジャズダンス、というかいわゆるミュージカルで一般的なタイプの振付になると%■&$○になってしまう。
今回はキャストを見て、ああ、歌は大丈夫だなと思いましたが、ダンスのほうはかなり不安でした。ですが、蓋を開けてみたら、予想外の大健闘。よく頑張りました。
プログラムの写真や公式HPの写真を見ると、
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練習風景にGary Chryst,Tania Nardiniさんが写っていました。そのへんが、今回、ダンス面でもかなり健闘していた一因かも。韓国側の振付スタッフとして、Charlie BrownのSally役で昨年拝見した노지현<ノ・ジヒョン>さんが挙げられていました。確か、PHANTOM OF THE OPERAのアジアツアーなどにも出演歴がある方ですね。Meg役だったと思いますが。プロフィールだと、Londonの「回転木馬」にも出演されたようです。
彼女は、去年のCharlie Brownで拝見した時にクラシックバレリーナっぽいきれいな動きを見せていました。今回は裏方さんに回ったようですね。

Roxie Hartのベ・ヘソンさんが非常に良かった。
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体型も含めて、雰囲気がFosseの世界にマッチしてました。歌が上手いのは知っていましたが、感心したのが、ダンス・動きが非常に良かったこと。Fosseらしいんです。天下の名ダンサーというわけでは全く無い人だろうと思うんですが、かなり練習・研究されたんだろうなあ、と思われます。今まで、BWのROXIE(名前は忘れたが、Ann Reinking降板後、まだBebe Neuwirthが出演していたころ、97年ぐらいに出ていた人)、ロンドンのRuthie Henshallのロキシーを見ていますが、ベ・ヘソンさん、負けてないかも。Roxie,Me and My baby,非常に良かった!Both reached for the Gunの人形振りもとても見事でした(拍手)。キャラも嵌っている感じ。良かったです。


Velma役のチェ・ジョンウォンさんも良かった。オープニングのAll that jazz,最後のNowadays~Hot honey Rug~Finaleは大変良いです。
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彼女も、相当練習・研究されたんだろうなあ・・と思います。あ、特に映像資料が入手容易と思われるナンバーの出来が、それ以外のナンバーよりも良いので、そう思っただけです。I can't do it aloneなどは、ダンス力不足というか、ターンやキックなどのキレがやはりBebe Neuwirthやロンドンのベルマに負けてしまっていますが、Hot honey Rugなどは完璧とも言えるんですね。彼女もやはりFosseらしさが出ていて、満足度は高いです。演技も良いし。歌も良いです。韓国って、やたらと声量がある俳優さんがぞろぞろいて(例えば、後述のMama Mortonのキム・ギョンソンさんなど)、彼らに比べると、チェ・ジョンウォンさんの声は声量などにそう恵まれているとはいえないと思うんです。でも、聞かせどころはばっちり盛り上げてくれるから、満足度は高いんですよね。これは、前述のベ・ヘソンさんも同様。あ、へソンさんのbeltingは見事です。念のため。
フォッシーの振付って、上手なダンサーでもなんだかしっくりこない場合がありますよね。似合う人と似合わない人がいるみたいで。ロンドンのベルマは、上手なダンサーだと思ったんですが、あんまりフォッシーの世界が似合わない感じだったんですね。今回の主演の2名、フォッシーの振付が非常に良く合っていましたし、こなしていました。なにげに、ベルマ役とロキシー役の方の体型なども重要なんですよね。Hot honey Rugがあるので。このナンバー、二人の体型があまりに違うとあんまり映えないと思うんです。へソンさん、ジョンウォンさんの組み合わせはこの点もばっちりでした。

Billy Flynnのソン・ギユンさん、食わせ者っぽい感じはあんまり無かったが、まあ順当に演じていたという感じでしょうか。We both reached for the Gun、裏声も上手で、面白かったです。그래、그래・・・というところと이해할ナントカカントカという部分で全然声が違うのが面白かった。まあ、これはどのプロダクションでも同じでしょうけども。All I care aboutなどでの動きも良かったです。あ、でもよく考えたら、私とたいして変わらない年齢なんですよね。動けて当然か。う~ん、私と3歳ぐらいしか違わないのが信じられん落ち着き。
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この人、AIDAのゾーサー役で拝見したんですが、その時のlike father,like son、ほんとに凄かったです。この時は、ちょっと声を変えて歌っていらしたらしく、だみ声気味に歌っていたんです。で、出だしは普通に上手だね、ぐらいだったんですが中盤、後半とだんだん迫力が増してきて、特に最後の「없어~!!」というところ、凄い迫力、声量だったんですよ。あれは驚いた。万雷の拍手でショーストップになっていたけど。後日、MAMMA MIAなどでもともとはわりと高めともいえる声らしいのを知って、二度びっくりしました。あれはいいものを見たなあ。と、回想モード。今回は、We both reached for the Gunの最後、なが~く伸ばして見せて、観客から拍手が。そしたら、さらに拍手を要求。で、さらに伸ばして見せていました。

Amos Hartのファン・マンイクさん、なんだか観客に大うけ。確かに、気弱で善良そうな小市民っぽい雰囲気が良く出ていて、かわいらしくて良かったです。リハーサルの写真を見つけたので貼っておきます。
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Mr.Cellophaneの最後の少し前の高音部分、かなり長く伸ばしていまして、大きな拍手をゲット。あ、Mr.Cellophaneの歌詞、ちょっと覚えてきました。없는 것처럼~って言ってる部分がありましたよね?このナンバーの最後のセリフ、여러분들의 시간ナントカカントカって言ってた。ま、英語版と同じってだけですが、ああ、同じだな、と思ったもので。2幕の後半、オーケストラに合図を出すが無視されるも、威厳をもって悠然と退場するシーン、観客から大きな拍手が(笑)。

Matron Mama Mortonのキム・ギョンソンさん。歌、上手いです。声量ありますねえ・・。なかなか迫力ある雰囲気。ちょっときれいすぎる感じもするが、なかなか似合っていました。「class」は「품위」と翻訳されていました。이제는 없어、품위~、かな。
Mary Sunshineのキム・テウさん。パンフだとT.W.Kimとクレジットされていて、性別がわからないようになっています。これは、騙されます。かなり女性っぽいファルセットです。最後、カツラをはずすと、観客からどよめきが。かなり若い方のようにお見受けしましたが、良かったですよ!

さて、ある意味一番重要なアンサンブルについて。結構頑張っていました。スタイル・立ち姿・ルックスは、男女ともこの作品に非常に合うダンサーたちでした。ダンスも健闘。結構上手でした。
ただ、「フォッシー」らしさが若干板についていない感は否めず。でも、Pippinの時よりは良いですが。今回も、大きい動きはなかなか良いんですが、いかにもフォッシー、という感じの小さい動きなどが、いまひとつ決まらない場面もありました。特に男性陣ですね・・。1幕でロキシーの脇で、男性アンサンブル3人ぐらいが静かに典型的なフォッシーらしい動きで踊るシーンなどで、ばらつきや動きのぎこちなさが目立った。頑張ってはいるんだが・・。でも、キレもいいし、ジャンプなどもきれいでした。
女性陣のほうが優秀だったと思います。Cell brock Tango、かっこよかったですよ。歌も上手でした。
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こんな感じです。みなさん、スタイルが良く、衣装がとても良く似合っていました。「무・죄~。<not guilty>」と繰り返す役の方、雰囲気がエキゾチックで、この役、似合っていました。

オーケストラは舞台の奥の観客に見えるところに陣取っていて、指揮者(若めの女性です)が、ときどきセリフを言います。ロキシーから新聞を受け取ったりだったか、見せられたりだったかもしていましたね。


というわけで、思ったよりもダンスが上手だったので、満足でした。Hot honey Rugがin perfect unisonになるプロダクションって、意外と少ないんですよね。今回は、お二人の体格もバランスが良いし、動きもきれいに合っていたので大満足。驚いた。これは予想外でした。歌には期待していましたが、ダンスは期待値ゼロに近かったので(すいません)。


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by saffy114 | 2007-09-30 21:13 | Korean Musicals | Comments(2)
以下四季HPから引用。

―― 韓国はどうでしょう?
浅利 韓国でも、日本で勉強したいという若者が増えてきました。

―― ソウル『ライオンキング』は、その人たちが活躍しているわけですね?
浅利 彼らが存分に実力を発揮した舞台です。

―― 一年間のロングランになりましたね。
浅利 ええ。

―― あの国では最長のロングラン記録。
浅利 と思います。しかし韓国のミュージカルが安定するには、まだ相当時間がかかるでしょう。

―― 何故ですか?
浅利 韓国のミュージカルは、ちょうど日本の25年前のような状況にあります。テレビや映画で有名な俳優を出演させ、短期間の公演を、高額なチケット代金で販売する興行。ミュージカルが一般化するには、無名でも本当に力のある俳優が演じるいい作品を舞台にかけ、ロングランし、国際水準のチケット価格で提供するプロダクションが育たなければなりません。

―― 韓国文化全体が遅れているということなのでしょうか?
浅利 そんなことはありません。例えば韓国映画はどうでしょう。非常にレベルが高い。観客動員力もある。邦画よりずっと進んでいる。流行やファッションも気鋭だし、例えばロッテ百貨店は、時に日本のデパートより商品が豊富で、市民にも愛されている。

―― 一般市民のその賑わいがミュージカル劇場には無い?
浅利 残念ながら、そうです。

―― 韓国でミュージカルが一般化するにはどうしたらいいですか?
浅利 作品主義に徹し、質の高い舞台を作り続けるしかありません。

―― 苦しい道のりですね。
浅利 ええ。でもやり遂げなければ。

―― どうして韓国の俳優たちは四季の舞台を志すのですか?
浅利 先ほどの問題、ミュージカル界の成熟度に起因するのです。韓国のミュージカルが、現在の日本のような状況になるまでに、例えば25年掛かるとする。現在二十歳の女優は四十五歳になってしまいます。それを待っていたら、若いキャラクターを演じることはできません。で、日本に活躍の場を求めてくるのです。
(引用終わり)

だそうです。

LKは「大劇場」で「同一の劇場での連続上演」でのロングラン記録、になるんじゃないのかな?韓国、「地下鉄一号線」が超ロングランしていますもんね。

一番「??」は、「韓国のミュージカルは、ちょうど日本の25年前のような状況にあります。テレビや映画で有名な俳優を出演させ、短期間の公演を、高額なチケット代金で販売する興行。」と言う部分。
あの~、日本とはだいぶ違いますよ!私は2006年以降の状況しか知りませんが、歌えないタレント・俳優はあまり出演しないようです。演技がもう一歩、な歌手が出演することはあるようですが。でも、歌は上手でした。まあ、私が見た作品では、ですけどね。
私が見たことがある、「スター」起用公演はK-POPのキム・テウさん出演の「Altarboyz」、同じくK-POPのナ・ソンホさん起用の「RENT」ですが、お二人とも歌は文句なしでした。演技も、ちゃんと見られるレベルになっていましたよ。あ、チョ・スンウさんも映画スターですが、彼はミュージカル出身のようですから、別格ですね。彼も歌・演技とも非常に上手です。
どちらかというと「ミュージカル俳優」が主演する公演のほうが多いように見えますが。で、専門のミュージカル俳優でない歌手・俳優が出演するときは、ダブルキャストの片方にスター、片方にミュージカル俳優、という組み方をしていることが多いようです。
日本の25年前のような状況、というのは大間違いだと思うんですけど。
パンフが公演開始直後には出来ていないとか、パンフが公演期間の途中で売り切れたらそれでおしまい、とか、そういう「興行」のマネジメント、みたいなものはちょっと問題ありなのかな、とは思いますが、「公演」そのものは優秀ですよ。

「短期間の公演を、高額なチケット代金で販売」というのも・・。韓国、四季のようなロングランは無いですが、日本の四季・東宝以外一般のミュージカル公演よりは長期間の公演のほうが多いですよ。日本は2,3週間しかやらないものも多いですが、韓国は1,2ヶ月上演するケースが多いと思う。「シカゴ」のような例外はもちろんありますけどね。
高額なチケット代金。確かに、大劇場での大作の、センター前方の席のチケット価格、日本より高い場合もあります。ただ、大作じゃなければ、50000Wぐらいで見られますし、大劇場の場合でも、日本より席種の設定が細かいので、前方でもサイドなら安かったり、一階の後ろのほうなら安かったりします。

「一般市民のその賑わいがミュージカル劇場に・・」ありますよ!!好評な作品は賑わってます。
私が見た作品で、一般市民の賑わいが無かったのは、9/2のシャーロッテ劇場だけ。他は賑わってましたけども。浅利さん、自分のところの客入りが悪いからって、他の劇場まで賑わいが無いって言っちゃダメなのでは。Thrill meとかHedwigなどは、どえらい賑わいでしたし、Sweeney Todd,La Manchaなども客入りは良かったです。

それから、日本と比べると、主演陣の年齢層、若いですよ。ジキハイの来日公演やラマンチャの来日公演をご覧になっているとお分かりになると思いますが。若い俳優さん、結構活躍しています。というか、若い方のほうが多いような気が。20代~30代前半の人気ミュージカル俳優、多いですよね。
たぶん、日本の市村正親さんの立場に相当するのが、ナム・ギョンジュさん、女性だとチェ・ジョンウォンさんなんだと思いますが、彼らにだけ主演が集中しているわけでは無いですし。

というわけで、観客として見る限りでは、「25年前の日本の状況」という表現は間違っているように思うんですが。(80年代の四季以外のミュージカル。一度見たが、○×&#%だった・・・。)
制作側としての見方だと、また違うのかもしれませんけどね。

あ、あと、韓国はチケットがキャンセル可能なんです。これはとても良い制度。取り入れて欲しいなあ。

注:ダンス、アンサンブルのダンス・振付に関しては、、、浅利さんの「25年前」発言、該当するかも・・。上手い人もいるけど・・。
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by saffy114 | 2007-09-29 23:15 | Japanese Musicals | Comments(8)
2幕、16日はGod, That’s Good!からJohannaへの転換にやや時間がかかって、妙に間が開いてしまったんだが、23日はこの転換の間にBeggar Womanガ人形をあやしながら舞台に登場していたので間延びした感じが無くなっていました。

Johannaのシーン、Sweeney Toddが客の首をかき切ると、今回は血しぶきが飛んでいました。前回は血がすーっと流れると言う程度でしたが、今回はびゅーっと飛んでいました。この方が良いですね。前回は例の”椅子”の操作が煩雑そうで、ジョンハンさんが苦労しているのが見て取れましたが、今回はだいぶ操作が楽になったようです。スムーズでした。よかった、よかった。このナンバー、詩的な美しさ?みたいなものがありますね。舞台上で展開されていることはよく考えれば凄惨なんですけれど。アンソニー役のイム・テギョンさんの声も美しいので、とても美しいナンバーになっていました。小さい女の子を連れた客は殺さず、彼らが店から去っていくのを切なげにトッドが見つめながら、最後の部分を歌っていました。

舞台左の鉄骨セットの左端の鳥籠状の部分があるのだが、その中にさらにケージがあって、そこにジョアンナがいました。ケージは最初2階部分にあるのだが、Johannaのナンバーの直後、ジョアンナが甲高い声で呪文を唱えるかのように파랑색 꾀꼬리、と繰り返していると、このケージが3階部分にエレベーター式に上がっていきました。

By The Sea、Mrs.LovettがSweeney Toddを急襲(?)します。途中で顔をひっつかんでキスしたり、トッドの胸に手を入れたりします(トッドは払いのけてたけれど)。いつのまにかトッドの片腕を布で縛っていて、それをひっぱって無理やりバンザイさせたりしていたMrs.Lovett、暴走気味で、とても面白かった。歌もうまいですしね。

アンソニーが精神病院にいるジョアンナを救出に行くシーン、後方の鉄骨のセットの2階部分の白っぽい幕が降りて、この後ろで影絵のよう感じで展開。ジョアンナがFoggを射殺すると同時に白っぽい幕が鉄骨から外れた。

Beggar Woman殺害シーンは、今回は豪快に血が噴き出していた。
判事殺害シーン、Pretty womanのリプライズのようなメロディーの部分で、椅子に座っている判事に抱きつかんかのような動きや、判事の脚をなであげるような動きをしていた。これが結構迫力あって良かった。判事の喉をかき切った後、悠然と判事にキスして、おもむろに椅子を傾けて死体を滑り落としていた。(あら、ジョンハンさん、今回も男性にキスする羽目になったのね・・、と余計なことが頭をよぎった・・)
男装したジョアンナを殺そうとしてしまう部分、「언제?」とかいう単語を使ってたセリフのあたりが特に迫力あった。結構おっかないです。

地下室の死体のひとつがBeggar Womanだと気づいたLovettがあわてて死体をオーブンに運ぼうとするあたりから、Lovettが殺害されるまでの芝居・歌も、ジミンさん、よかったです。

トビアスが「칼、칼・・」と言いながら自分の手を切るんだが、今回は実に見事に血が飛び散りました(観客、どよめく)。

Final Sequenceの最後で廻り始める、舞台上方の歯車はこんな感じ。
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最後、トッドは扉を閉めて舞台上から去る演出ではないのですが、あのドアをバン!と閉める音は生かされていたのが、個人的にはうれしかったです。
最後、このバン!という音と同時に例の椅子が舞台上から落ちてきます。

という感じです。

アンソニーとジョアンナの演出と、判事の1幕の「Joanna」の演出が改善されれば、言うことなしなんですけどね。


とにかく歌が上手いです。wigmaker sequenceなど、今までそんなに印象に残ることが無かったんだが、そんなナンバーまでも、今回はわあ、きれいな展開だなあと思ってしまったほど。
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by saffy114 | 2007-09-28 22:19 | Korean Musicals | Comments(0)

ありえね~。

http://www.shiki.gr.jp/closeup/interview/070926_2/04.html

驚愕。

――今年のトニー賞を受賞した、『春のめざめ』はいかがでしょう?
浅利 これも素晴しい作品。感動しました。やると思います。

だって。
ちょっと待って!!!!!
これは四季向きじゃないよ(涙)!!!
spring awakeningを開口セリフでやられた日にゃあ・・・、悲しくて泣けてくる・・・。
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by saffy114 | 2007-09-28 00:49 | Japanese Musicals | Comments(2)
その他のキャストについて。
Pirelliのチョン・ヒョンチョルさん、今回のほうが高音が華やかに出せていた。前回は、殺される直前の高音とか、コンテスト終了直前の高音だけが、少し裏声気味で声量が落ちてしまったんだが、今回はこの部分も華やかな高音になっていました。この人のピレリ、面白くて良いです。イタリアオペラ風の華やかな歌い方に、おちゃらけた歌い方を混ぜて歌っていました。動きも面白いです。へんてこなヘアスタイルとヒゲのせいで舞台だと隠れていますが、プロフィール写真を見ると、実はなかなかハンサムな方なのかな?
The Beadleのパク・ワンさん、やはりとても良い声です。あと、2幕の最後のBallad of Sweeney Toddで、ピレリとビードルが 칼을 들어라 스위니 저 하늘 향해 위선자들 피로 넘쳐 나리니 と歌う部分(英語だとSwing your razor high Sweeney hold it to the skies,Freely flows the blood of those who moralize!ですね)で、とてもきれいなファルセットでも歌っていらっしゃいました。
Anthonyのイム・テギョンさん、1幕のJoannaの最後のほうの演技は今回のほうが良かった。ええと、韓国版、このシーンもちょっとユニークな演出なんです。買った小鳥をビードルに殺されてしまって、空になった鳥籠を抱えたまま歌うんですが、このナンバーの最後のほう、鳥籠を思い切り抱きしめて歌っていて、力が入りすぎて、結局、最後に鳥籠をつぶしてしまうんです。今回は、このナンバーの後半部分、鳥籠をつぶすに至るほどの強い思い込み、みたいなものが良く表現されていたと思う。これ、面白い解釈ですよね。アンソニーのジョアンナへの思いも、ややunhealthyなものとして解釈している演出なのかな。でも、それ以外の部分のアンソニー、ジョアンナの演出は、新味が無いのが残念です。
アンサンブルの皆さんも見事な歌声。声楽系のアンサンブルですね。

その他演出などについて。16日のレポ、記憶違いの箇所も結構あるので(笑)、訂正なども入れながら書いてみます。
オープニングは、開演前のステージ中央に例の「椅子」がおいてあり、トビアス(←追記:トビアスじゃなくて、子役の少年でした)が登場して舞台中央あたりまで歩いていくと、「ピーッ」という例の音が鳴り響くと同時に、椅子が上方に吊り上げられて行き、The Ballad of Sweeney Toddが始まって、幕の後ろにいるアンサンブルの人影がまず影絵みたいに見えてきてから幕が上がる。で、swing your razor high sweeney~のあたりで、後ろの鉄骨組みセットにかかっていた幕がバーンと外れて、トッド以外の主要キャラクターが鉄骨組みセットの3階にいる、と言う流れでした。
My Friends、後ろ向きじゃなくて、ずっと前向きで歌っていました。カミソリを掲げるのも右手ですね。今回のほうが、歌に凄みが出ていて良かった。And we'll do wonders,don't we?に該当する部分と、You'll soon drip precious rubiesの部分、今回の歌い方はとても良かったです。
At last my arm is complete again!の部分は、市村正親さんやサーバリスのように高らかに言うのでなく、今回も抑えた言い方なんですが、今回のほうが迫力ありました。そうですね。たしかにこういう演じ方もありかも。

Pirelli’s Miracle Elixir、Tobiasは太鼓を持っていませんが、太鼓風に着色したバケツをさかさにして持っていました。
トッドがピレリの喉をかき切るシーン、ピレリは後ろ向きのままで詰め込まれていた箱から引っ張り出された姿勢で殺されるのですが、今回は血がみごとに噴出していました。おお。演出的には、絶対このほうがいいと思う。今回も、観客の皆様、どよめていました。

Pretty Women、今回も非常に甘美、かつその裏に別のものが潜んでいる感じの凄みがあって、非常に良いです。このナンバー、見直しました。今まではそんなに好きなナンバーじゃなかったんですが。
Epiphany、今回も非常に良かった。マジ良かった。上手いよなあ・・。この一曲の中でも、歌の表情が内容に従って変わるんですよね。発声の仕方も少し変えるし。All right,You sir..のあたりからが特に良いんですが、嬉しくなってしまいました。LGまで遠征した甲斐があったというものです。
このナンバーの直後のMrs.Lovettの一言、今回も観客に大うけでした。英語版だとThat's all very well...っていうところですね。やっぱりMrs.Lovettはこうあって欲しい。日本版、なんであんな演出にしたんだろう?しかも、セリフを付け足して・・。不思議だ。

~続く~
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by saffy114 | 2007-09-27 22:29 | Korean Musicals | Comments(3)
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韓国版「Sweeney Todd<스위니 토드 >」。
ソウルのLG아트센터 <LGアートセンター>にて、9月23日、18時30分からの公演を見ました。韓国版、この1週間前に1度見ましたので、2回目の観劇です。
この日のキャストは、
Sweeney Todd・・류정한<リュ・ジョンハン>
Mrs.Lovett・・홍지민<ホン・ジミン>
Anthony・・임태경<イム・テギョン>
Johanna・・유에스더<ユ エスト>
Tobias・・한지상<ハン・チサン>
Judge Turpin・・김봉환<キム・ボンファン>
The Beadle・・박 완<パク・ワン>
Pirelli・・정현철<チョン・ヒョンチョル>
Beggar Woman・・임문희<イム・ムンフィ>

演出・・Adrian Osmond

ダブルキャストのうち、Sweeney ToddとMrs.Lovett、Anthonyは前回と同じキャスト、Tobias役だけが前回と違いまして、한지상さんでした。
先週より、かなり良くなっていました。先週の時点でも、かなり満足できる出来でしたが、今回は演技が明らかに向上していました。

前回、ある意味、日本版のほうが役者さんのキャラが立っていたとも言えるなあ、とも思ったんですね(歌はピレリの中西勝之さん以外は完敗ですが)。しかし、今回は主役のジョンハンさんの演技が格段に良くなっていたのと、Lovettのホン・ジミンさんが一段とパワーアップしていたのもあって、演技面でも満足できる出来でした。あと、私が2回目の観劇だったので、 Adrian Osmond版の演出に慣れたのもあるかもしれませんが。

日本版、結局2回しか見なかったんですね。大好きな演目だし、○×から△■分ぐらいの日生劇場でやってるのに・・。歌がいまひとつだったし、演出もそう悪くはないけどもなんかボタンの掛け違いがあるような違和感が少しあって・・。2回見て、もういいやあ、みたいな感じだったんです。ストレートプレイで、このキャストだったら、良いかもなあ、なんて思ったりもして。
一番気に入っているのは、やはりJohn Doyle版ですが、 Adrian Osmond版、もしこれが日生劇場でやっていたら、4・5回リピートするかも。
(あ、○×から▼時間かかるLGでやっているのに、合計3回見に行くことになる予定ですけどね。)


Sweeney Todd役のリュ・ジョンハンさん、ヘアスタイルが先週と違いました。先週は長髪だったんですが、今回はプロフィール写真と同じような短いスタイルになっていました。絶対絶対こっちのほうが良いです。表情も良く見えますし、似合います。
芝居が断然今回のほうが良くなっていましたし、歌い方も今回のほうが私は気に入った。前回は、声楽っぽい柔らかめの発声の部分が目立ったんだが、今回は少しトーンを下げた強い発声にしている部分が増えたので。
”椅子”、変えたのかな?前回より操作手順が簡単になっていたみたいです。スムーズになっていました。よかったですね!
ええと、演技が1週間前より格段に良くなっていたと思います。韓国語が部分的にしかわからない外国人であり、初演版のCDとJohn Doyle版に強烈な思い入れがある人間から見て、ですけど。日本で昨年、韓国版ジキル&ハイドの東京公演を見た方で、リュ・ジョンハンさんの東京の千秋楽のステージと、公演開始すぐの時期のステージの両方を見た方、いらっしゃいますか?公演開始すぐの時期のステージも良かったけれど、特に千秋楽は、なんだかどえらい迫力でしたよね。16日と23日の違いは、おおよそあんな感じです。
今回は特に、2幕で判事を殺す場面、凄く迫力が増して印象的でした。日本版、John Doyle版、韓国版の中で、この判事殺害シーンは断然韓国版がインパクト最強。ユニークな演出・演技なんです。Pretty womanのリプライズみたいなメロディーの部分で、椅子に座っている判事が愛おしいかのような動きをするんです。判事の脚をなであげるような動きをしたりするんですよね。(説明が難しいなあ)それが、かえってなんとも恐ろしいと言うか・・。またその時の表情がまた・・。なんとも迫力ある笑顔。こわいよう。で、判事の喉をかき切った後、優雅に判事にキスして、そして椅子を傾けて死体を滑り落とすんですが、このあたりは今回のほうが迫力が増していました。殺害直後のソロ部分なども良かったですね。心理の変化みたいなものが良く表現されていました。で、男装したジョアンナを殺そうとしてしまう部分も、ド迫力でした。前回も良かったけど、今回はいっそう恐ろしげでした。
殺害した謎の女がルーシーだったと気づいた後の部分なども、今回のほうがいっそう良かった。ルーシーの遺骸を抱いて、喉元の血を必死にぬぐうような動作をしたり、という演出なんですが、トッドの慙愧の念というか、悲しみみたいなものがより一層観客に伝わるようになっていたと思います。
個人的には、ジョンハンさんのPretty woman,2幕のJoannaは特筆モノだと思う。Len Cariou、Michael Cerveris、George Hearnよりも良いと思うんですが。

Mrs.Lovettのホン・ジミンさん、いっそうパワーアップしたおばさんぶり(?!)でした。worst pies in London,今回も豪快に粉を飛び散らせていました。ばしばしトッドを叩きながら歌うところが、またおばちゃんぽい。By the Sea、前回よりもさらに酔っ払い度アップ?!アグレッシブにトッドに迫っていました。Little priest、皿を放り投げながら歌うんですが、これも豪快に皿を飛ばしていましたね。歌もとても良いです。やはり、ミュージカルですから、あのソンドハイムの歌をきちんと歌える人をキャスティングしたほうが、断然満足度は高いですね(←演技は良かったが歌は○×▲□の日本版を思い出した・・)。Patti LuponeのMrs.Lovettとはだいぶ路線の違うMrs.Lovettですが、ホン・ジミンさん、とても良いです。
若手で、比較的知名度が低いホン・ジミンさんが前半の公演に登板して、後半から知名度の高いパク・ヘミさんも登場するようですが、これだけホン・ジミンさんが好演しちゃうと、後から登板するパク・ヘミさん、相当プレッシャーだろうなあ・・。


Tobiasのハン・チサンさん、彼も良かったです。愛嬌があるというか、いっそう純粋そうなトビアスですね。ただ、やはりホン・ガンホさんのほうがインパクトがある。ロンドンで最悪のパイをおいしいと言って食べるシーンなどはホン・ガンホさんのほうが笑えました。ホン・ガンホさんのトビアスを見ていなければ、大満足の出来なんだと思いますが、ガンホさんのを見てしまっているので、少し演技面では物足りない感じは否めませんでした。でも、ハン・チサンさんも歌がとても上手で、Pirelli’s Miracle Elixir、完璧に歌っていました。Not While I’m Aroundも良かったです。有望な若手が多いんですねえ・・・。この方、昨年のAltarboyzのMark役にキャスティングされていたそうで、今年の再演の広告にも名前が掲載されていました。ということは、高音もかなり出せるのかな?



~続く~
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by saffy114 | 2007-09-26 23:53 | Korean Musicals | Comments(0)

こういう変更は歓迎

夜の会議の時にお弁当が出るのだが、今までは正直おいしいとは言えぬシロモノだったんだが、今日は新しい弁当になっていて、おいしかった。小さな幸せ。


先日、近くの商業ビルにあるシンガポール料理の店のランチを試してみた。ラクサを試したが(確か1400円ぐらい)が、おいしくなかった。海南鶏飯も×だった。この店の先行きが不安になった。(って、私の店じゃないから、別にいいけど。)
シンガポールのホーカーズで食べたのは、おいしかったのにな~。はるかに安いし・・。
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by saffy114 | 2007-09-25 23:59 | 雑感 | Comments(0)

見に行ってしまった

「Man of La Mancha」のソワレ、見に行ってしまった。ユン・ゴンジュさん、声の調節が実に上手いですねえ。高音部、裏声、地声を自在に使い分けていらっしゃる。詳しくは後日。
「CHICAGO」と2回目の「Sweeney Todd」も詳しくは後日・・。


あ、そうそう、「AltarBoyz」、韓国で再演するみたいですよ。Sweeney Toddのパンフに広告が出ていた。12月~3月らしい。キャストは大幅に変わるようです。この作品はバカバカしくて笑えます。あ、See what I wanna seeも上演するらしいですよ。ポスターだけ掲載されていました。渋い選択ですね。いつごろ上演なのかな。しかし、この作品、「羅生門」がベースなのに、韓国に先を越されるのか・・。日本でもやればいいのに。
昨日もプロデューサー氏(だと思う)がパンフ売り場の辺りにいた。これってアサリさんが四季劇場のパンフ売り場の近くでうろうろしているようなものだよな~、と思うと、なんだか面白い。まあ、組織の大きさがだいぶ違うでしょうけども。


それから、シャーロッテ劇場のLion King終了後の次回作が決定した模様。「Mamma Mia!」 が12月から上演されるらしい。「CHICAGO」のパンフに出ていました。あ、四季がやるのではないと思いますよ。韓国版はすでに2回ほど上演されていますので。



さあ、明日からまた頑張って働きましょう・・。
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by saffy114 | 2007-09-24 23:04 | Korean Musicals | Comments(0)

I don't get it.

It's not bad,still.....I don't understand what's so special about this.
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by saffy114 | 2007-09-24 09:30 | 雑感 | Comments(2)
I saw "CHICAGO" and "Sweeney Todd" in Seoul,KOREA today. 배해선 who played Roxy was really great. 최정원 who played Velma was also good.

Today's 스위니 토드 Sweeney Todd was...., "god,that's good"!!!!!
Last week's perfomance was also a good one, but today was sooo much better. This show is worth seeing. I like Adrian Osmond version.
Oh, by the way, 류정한 looks far more better in today's hair-style than last week's.
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by saffy114 | 2007-09-23 23:23 | Korean Musicals | Comments(2)