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ミュージカル(国内、ブロードウェイ、ロンドン、)海外ドラマ、映画について。最近、韓国ミュージカルにも目覚めました。


by saffy114
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カテゴリ:お勉強の成果(?)( 12 )

2005年の韓国の雑誌「The Musical」10・11月号の記事[四季が認めた韓国人女優4名]の翻訳の続きです。
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イ・ジュヨン:オンニ(←注:キム・ジヒョンさんのことでしょう)が私達の為に苦労をどんなにたくさんしたことでしょう。ウンシルさんと私が入団して3~4カ月で最初に立った舞台が「ジーザス・クライスト・スーパースター」でした。マリア役を勉強するキャストだったので、違う公演をしていたジヒョンさんが、私達の為にマリア役にいらっしゃったんです。私達もパンフレットにマリア役として紹介されている状態だったので、気がせいて、さらに良くなかったようです。公演をしている間にも継続してオーディションがあるので、とても大変でした。結局、マリア役では舞台に立てませんでした。

チェ・ウンシル:その時は期待に応えることができませんでした。とても難しい役でもありましたし。

イ・ジュヨン:本当にバカみたいだったんです。何もわからないから、ジヒョンさんだけを見ていたんです。横で準備している様子を見て、舞台に出る度に喉の状態をチェックして、毎日公演を録音して聞くことを反復なさっていたんです。そのときから、私も録音して毎日聞いて、自身の声を客観的に聞くようになったので、とてもつらかったです。だけども、少しづつ改善していったようなので、気分がよかったです。

キム・ジヒョン:本当に、公演じゅうずっと私ばかり見ていたんですよ。食事して、靴下を履くところまで。このように勉強している姿を見て、「後でどんなに成長することか」と気にになりました。俳優ですから、観察して研究する姿勢がとても重要ですし。

イ・スンミン:その当時、たくさん学んで悟ったから、今の役割を果たすことができるようです。

イ・ジュヨン:マコ役をやるときも、以前の俳優の映像資料を見て、すべて同じように真似して練習しました。6ヶ月公演中に3ヶ月以上を先輩たちに会いに行って指導を受けて練習した後に、私の声に合う色を重ねていくことができたんですよ。

~続く(予定)~
by saffy114 | 2007-07-26 23:10 | お勉強の成果(?) | Comments(0)
2005年の韓国の雑誌「The Musical」10・11月号に掲載された、当時四季に在籍していた韓国出身の女優さん4人の記事を翻訳してみました。ちゃんと韓国語を学習したことがない人間の翻訳ですから、わからないところは飛ばしたり、ハングルのままだったり、適当に意訳したりしております。正確さには欠けると思いますので、ご容赦を。
ちなみに、キム・ジヒョンさん=金志賢さん、イ・スンミンさん=黒木ますみさん、チェ・ウンシルさん=高木美果さん、イ・ジュヨンさん=花田えりかさん、だと思います。
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[四季が認めた韓国人女優4名]

東京浜松町に位置する四季劇場を背にして、4名の女優がカメラの前に立った。
600余名の日本人俳優たちとの競争を克服して劇団四季の主役に抜擢されたキム・ジヒョン、イ・スンミン、チェ・ウンシル、イ・ジュヨンが、その主人公だ。 太陽の下,苛立つことなく彼らは撮影中を通して明るい笑顔を見せた。インタビューが進行した八月十五日は劇団四季の俳優の公式に休める数少ない大切な休日だった。毎日朝から続く練習と公演に疲れ果て,しばらくの休息も切実であっても、彼女らは韓国から来た記者のために大切な時間を割いてくれた。夕食と共に実現したインタビューは、いつのまにか愉快なおしゃべりへと変化して、4名が主演俳優をひきうけるに至るまで、苦悩していた頃の状況などを軽快に解き明かし始めた。


1997年、韓国人として初めて劇団四季に入団したキム・ジヒョンは「CATS」のグリザベラ、「ライオンキング」の呪術師ラフィキ役にキャスティングされて主演俳優としての地位を確立した。2005年3月にイ・ジュヨンが入団1年1ヶ月だけで創作ミュージカル「夢から醒めた夢」の主役のマコ役にキャスティングされて、6月には、その間「ライオンキング」「ジーザス・クライスト・スーパースター」のアンサンブルと「CATS]のジェミマ役で舞台に立っていたイ・スンミンが入団して3年あまりだけで「ライオンキング」のナラ役を務めるという喜びを得た。引き続いて、「オペラ座の怪人」でコーラスで出演中だったチェ・ウンシルがヒロインのクリスティーヌ役を獲得するという幸運をつかんだ。

イ・ジュヨン:私は踊れない人間だったんです。ダンスを見ないオーディションが、劇団四季しかなかったんですよ。ダンスも教えてくれて、舞台に立つことができる機会を与えてくれるので、どんなに魅力的なことでしょう。また、外国でのすてきな生活を夢見てやって来たので・・。こんなに苦労するとは知らなかったです。最初は、朝八時からのトイレ掃除が適応できなくて、9時30分までに毎日行ってバレエのレッスンを受けることも苦労しました。3日程度経つと、目が開けられませんでした。他の人たちが슉슉~と脚が開いて、싱싱~と上手に回転するのに、私は1回転だけ回っても倒れるので、ひどくストレスを受けました。


チェ・ウンシル:韓国で「明成皇后」をやりましたが、ダンスのためにひどくストレスを受けました。
足の爪が抜けるほどに練習して、レッスンも受けに通いました。しかし、個人の意思は弱いので、練習もレッスンも、面倒でしょう?怠けてしまったんですよ。演出家の先生が「ウンシルはここでは障害者だ。」とするほどに、ダンスがだめだったんです。ここでは、やらなければ、許されないので、良いことみたいです。韓国に比べて、自由がありませんが、私が学ぶことができる部分が多いのでちゃんとやろうという考えが生じます。


キム・ジヒョン:2人ともほぼ完全に白紙状態でしたよ。ウンシルは口数が少ないほうだから、どうやって教えたらよいか心配をたくさんしました。本人が本当にわからないことが生じると、一回ずつ質問する程度でしたから。反面、ジュヨンはとても小さい部分までも尋ねてみて、自分のものにするんですよね。だから、他の人より早く成長したのではないでしょうか。スンミンは自己表現が強い子ですね。自分のすべてのことをオープンにして他人に接するから、親しい人も多いし、傷つくことも多い。

イ・スンミン:私達の中で、私が一番苦労して舞台に立ったのではないかな。3年、ずっとナラ役だけ練習して、舞台へ立つようになったから。このように待ち望んだ瞬間だったけれど、ジヒョンさんが見に来て、とても緊張しました。それで、ジヒョンさんが「あなたがやりたいように全てやりなさい。」「頑張って。熱心にやれば大丈夫。」とおっしゃてくれたから、とても感謝しています。

キム・ジヒョン:上手く出来ない部分よりも、良い部分を賞賛しながら、自信をつけさせるほうが良いと信じているんですよ。最初は、腹が立つことも多く、小言も多かったです。老婆心のために、間違った部分があれば、早く治してやらなきゃと。しかし、時が過ぎるにつれて、言葉よりも行動で示すほうが、もっと楽に受け止められるのかな、と。彼女らが、早く成長してくれたから、とても感謝しています。スンミンが私の代わりに韓国俳優たちをとりまとめて、小言なども先に言ってくれるから、とても感謝しています。


(つづく・・予定)
by saffy114 | 2007-07-19 22:06 | お勉強の成果(?) | Comments(0)
ジョン・ドイルは俳優たちに演技と同時に楽器の演奏を要求する方式をすでに2つの作品で試みた。1度は「スウィーニー・トッド」で絶大な成功を収めた。また一度は「I do! I do!」でとてつもない失敗を経験した。彼の3番目の企画である「カンパニー」は台本上でも俳優たちの動きが「スウィーニー・トッド」よりずっと多いので、俳優たちが一体どうやって楽器を演奏しながら演技をするのか多くの人々が心配したが、このような憂慮が一定部分現実的な制約として舞台に現れていた。例えば、全てのカンパニーがボビーを真ん中に置いたままぐるぐる廻り各自の楽器を演奏しながら「Bobby~,Bobby~」と歌うシーンの場合、コントラバスを担当する俳優が気の毒に見えてしまうほどだった。しかし、感情移入がずっと激しい「スウィーニー・トッド」に比べると、「カンパニー」の場合、俳優たちの体力消耗がずっと少ない強みがあった。このプロダクションは、ブロードウェイにその由来を求めるのが難しいほどの、シンプルだがモダンな舞台デザインを得て、演出家のジョン・ドイルが意図した「カンパニー」から一歩離れたボビーの様子を具現することに成功していた。そうだ。2006年のボビーは、カンパニーを羨望していない。結婚したカップルに対しての彼の冷笑的な態度は息が詰まるほどだ。全てのカンパニーが楽器を一つづつ演奏し、演奏できないジョアン役のバーバラ・ウォルシュさえトライアングルなどを持っているが、ボビーは最後まで楽器に手も触れなかった。このような彼の様子は、カンパニーへ属することが彼自身の強い願いではないことを象徴的に示していた。

~続く~
by saffy114 | 2007-03-09 22:04 | お勉強の成果(?) | Comments(0)
韓国のミュージカル雑誌、「The Musical」の1月号にBWの「Company」の記事がありまして、Raul Esparzaをベタほめしております。
読んでみたんで、記念にup。
いつものことですが、わからないところは適当に訳したり、ハングルのままにしたり、意訳したりしていますので、正確な翻訳ではありません。


「群れから一歩離れて、カンパニー(Company)」

’Company’とは、同席、同僚といった意味だ。なぜこのミュージカルのタイトルが’カンパニー’という、ただ一言なのか。1970年に初演されたこの作品での主人公のボビー(ロバートの愛称)は、既婚の友人たちから「いつ結婚するのか」と 닥달 を受けているが、
いつも結婚という「城」の外側にとどまり、その中を覗いている人物だ。その覗いている目には、手に入れられない憧れとじれったさ、しかしながら、いつも変わらず独りでいることの平安から去りがたい、憎めない自己愛が映っていた。劇中でボビーは35歳。1970年、NYで独身でふんばっていることができたのは 마지노선 だ。アメリカミュージカルの 버팀목(注:支柱、重鎮ぐらいの意味かな?) スティーブン・ソンドハイムの初めてのヒット作で、その当時最もモダンな演出で<カンパニー>の決定版を見せたハロルド・プリンスのこの作品は、さる35年間変わることなく最も’シック’な作品として愛されてきた。そして、35年が過ぎた今日、新しく解釈された<カンパニー>が舞台に登場した。すでに前作品<スウィーニー・トッド>でスティーブン・ソンドハイムの作品を新しく読むことが出来ることを証明した70歳のベテラン演出家ジョン・ドイルが挑戦し、その結果は素晴らしかった。


冷たい仮面の下に隠れた熱い情熱-俳優 ラウル・エスパルザ

今回のプロダクションのカンパニーの話をする時、主人公ボビー役を引き受けたラウル・エスパルザ抜きには、到底話を始めることはできない。ラウル・エスパルザに初めて出会ったのは、2003年、オフ・ブロードウェイの名家であるジョセフ・パップのパブリック劇場で公演された
<ノーマル ハート>(1982)のリバイバル公演の主人公としてであった。エイズという病が発見されたばかりの時期。ゲイである主人公は、周辺でエイズに倒れる同僚たちと、自身のパートナーを目の当たりにし、その上ゲイに対する偏見に直面するが、決して自身の人生に対しての愛情を失わない複合的な人物で、その人物を演じるに当たって、ラウル・エスパルザ以上の俳優を想像することはできなかった。彼は、劇中に登場してただ一回涙を流したが、彼の並々ならぬ内面演技とその上に仮面のようにかぶったユーモラスだがこの上無く人間的な演技が全ての観客を泣かせた。1幕が終わって、客席に明かりがつくと観客の半分が涙を流していて、2幕が終わって公演が終了すると客席は慟哭の海であった。NYで公演を見て、これほどまでこんこんと泣くのを見たのは初めてであった。観客の感受性を徹底的に揺さぶる名演技を見せてくれたラウル・エスパルザ。彼が<カンパニー>で、再度その真価を証明した。

~つづく~
by saffy114 | 2007-01-17 22:14 | お勉強の成果(?) | Comments(0)
ウォン・ジョンウォン:ステージクウォーターが解答ではないと思う。専用劇場を多く作るべきだ。大劇場でなく、民間資本を誘致して公演をするのにふさわしい劇場を建てることができる政策的な支援が必要だ。

ナム・ギウン:四季進出に反対する立場だが、反対だけするわけではない。明らかに、得るものもあります。すでに多くを学びました。しかし、時間がもう少しかかっても、我々の市場の不安定なシステムを我々の中で直せたら良かった。自主的に浄化して我々の内で韓国的なミュージカルを作る為に努力しよう。

司会:長い時間の間ご拝聴いただきありがとうございました。傍聴席の中で自分の意見を述べたい方や質問事項がある方のお言葉を頂きたく存じます。

チャン・ジヨン(国民日報 記者):今回の四季論難と関連して、ミュージカル協会は非常にアマチュア的で、四季は非常に見え透いていました。四季の浅利慶太代表は交流と言う言葉を反復していますが、一方が望んでいないことは交流とは言えません。2003年、四季が韓国人俳優たちを集め始めた時、四季の招聘で日本を訪問しました。この時、浅利代表が「韓国市場に進出します。少なくとも5年の間に可能だ思う。」と言った。「劇場はどうするのでしょうか。」と尋ねたら、「劇場を建てればよい。」と言った。四季進出が役に立つように見える面もありますが、四季がおっしゃるような、交流だけを考えてのことではない。チケットリンクが日本に進出するにあたり、株式の40%が四季の所有だ。四季は経済的な面で苦労していると思う。ここにシャーロッテ劇場関係者がいらっしゃるのでお言葉を聞かせて欲しい。

キム・スンファン(ロッテ企画 理事):ロッテ側は徹底して作品を見て選択しましたが、協会側の反発がありました。何度も申し上げますが、劇場を建てた立場でありますので、多くを申し上げる状況でないのですが、劇団でなく作品を見て選択したことを申し上げたい。
 
イ・ウォンジョン:主客転倒ですが、シャーロッテ運営方針や、四季以降の計画はありますか?

キム・スンファン:89年にミュージカル専用劇場を建設しました。その時、創作ミュージカルと呼べる「マジック イン ザ ミラー」を上演しましたが、うまくいきませんでした。劇場を運営して、お金を稼いで産業性を期待するのは困難であることをよく理解していなかったのでしょう。我々は以後にも中劇場を計画したことがあった。また、ロッテワールドの新しい敷地に大劇場と中劇場を計画したことがあった。ソンパ区にミュージカル観客層を形成できると考えてチャムシルがブロードウェイのように「劇場街」となることができると考えた。創作ミュージカルに対しても十分考慮をしました。必ず外国作品を持って来て流通させることよりも、我々のことを製作して輸出をする作業に일조をしたいです。

チャン・ジヨン:わが国の状況では劇場を建設して収益をあげることができない。劇場ができたならどんなにわが国のミュージカル界の助けになるかということだけは事実だ。協会では俳優やスタッフ出演禁止や不買運動での対応方式を用意したようだが。

ナム・ギウン:協会でも、内容をお話しすることはできませんが、具体的な提案を用意していました。文化政策を立案して、来年には費用が少し計上されるようです。第一に、創作ミュージカル支援です。第二に、俳優トレーニングセンターを作ることです。すぐにセンターを作ることができないなら、協会側で立派な先生たちを集めてワークショップを開く計画です。第三に、専用劇場を推進する考えです。すぐに作ることは難しいですが、国有地にテント劇場があるから、そこからでも始める考えだ。



2時間半の間の熱い討論を通して、今回の四季韓国進出問題を少し幅広く俯瞰することができた。しかし論議自体が過熱して感情に包まれた面もないとは言えなかった。客観的で合理的な議論が必要な席だったので、それぞれの考えを確認した程度の結論になったことに悔いが残った。お忙しい中、ご参加いただいた関係者の皆様にこの席をお借りして感謝申し上げます。
by saffy114 | 2006-10-09 21:11 | お勉強の成果(?) | Comments(0)
キム・ヒョギョン:四季と共に我々がアジアを制覇せねばならない。そうしてこそ、ブロードウェイやウエストエンド進出が可能だと思います。アジア市場に十分通用する作品一つ作れないで、どうやってその市場へ進出することができようか。我々が協同して、共に挑戦せねばならない。

イ・ウォンジョン:こんな状況で我々も日本の状況のように、全てのことが四季によって決まるミュージカル市場にならないという法はない。多様性の側面で、正しいことでない。このような側面で、良質のコンテンツだけが収益構造を肯定的に変えることができるという論理で、ミュージカル市場を画一化させることができる。文化は多様な構造の中で発展するものだ。

ウォン・ジョンウォン:我々は今までミュージカル市場を成長させながらも、創作ミュージカルと輸入ミュージカルを二分化させてきた。ライセンスミュージカルに韓国の独自性を持たせた作品を上演してきたならば、四季の韓国進出はこんなに簡単でなかったはずだ.。同じ英語を使う英国と米国でさえ、作品がやってくるとき自国のスタッフを投入した。文化の独自性があるからだ。現在でも韓国輸入ミュージカルも独自性を備えねばならない。

ソン・ハンセム:チョ・スンウが日本で公演したとき、韓国語で歌いました。「ジキルとハイド」が日本で公演したのに、あえて韓国語で公演する「ライオンキング」を阻止する話があるか、という話があった。一つ違いがあります。「ジキルとハイド」は訪日公演だが、「ライオンキング」は来韓公演ではない。韓国公演です。そこで、市場蚕食に対する憂慮が生じるということです。大衆が自覚できない間に四季、RUG,ディズニーがソウルで公演できた。最近、ステージクウォーター制の話が上がってきた時、その席でキム・ミョンゴン文化部長官にそんな提案をしたかった。ライセンスには「ヘドウィッグ」や「アイ ラブ ユー」の場合のような、再製作に近い作品もあります。そのために一つの劇団でも대관을 하든その作品や劇団のファンドへ外国人の資本持分が特定の割合以上になる状況へ、クウォーター制を適用したら良いだろう。

イ・ウォンジョン:2000年に「オー ハッピーデイ」というミュージカルをやった。その時だけだが俳優たちが創作であるという為にギャランティが安いと言って、困難があっても、上演しようとした。6年が過ぎた今現在、創作ミュージカルに使命感を持つ俳優たちはいない。我々の問題は100億200億という規模にしがみついて、本当に価値があるミュージカルが何なのかを忘れたことだ。また一方では四季の製作形態に韓国ミュージカルの未来を任せることはできない。今でも我々固有のオリジナリティがある作品を作る為に創作能力を高めねばならない。製作能力と創作能力は明らかに違うものなのだ。

(つづく・・)
by saffy114 | 2006-10-07 21:38 | お勉強の成果(?) | Comments(0)
ナム・ギウン:製作社らが難しい環境の中で作品を作っているので、横暴なように見えることもあった。認めます。今でも依然として問題がある製作社があることも認めます。だが、次第に良い方向へ向かっています。芸術の殿堂に円形劇場設計について、四季がアドバイスを求めた。こんな風な協力ならいくらでも可能だ。キム先生は、ずっと四季が来ていれば、ミュージカル界が整理されるようにおっしゃっているが、全て解決出来るわけではない。

キム・ヒョギョン:四季がやって来て、チケット価格が下がりました。

ソン・ハンセム:2001年「オペラ座の怪人」から「美女と野獣」R席10万ウォンだった。過去5年の間にR席価格は高くなり続けた。毎年平均5%上昇した。全て製作費が平均5%上がったからだ。しかし、多くの製作社たちは「R席10万ウォン」という公式を破るのを気兼ねした。「アイーダ」「マンマミーア」などいくつかの作品が値上げを敢行した。この話は製作社たちが全て泥棒ではない、ということだ。いまだに、顧客の心情を鑑みて、価格を上げられない製作社も多い。

ナム・ギウン:四季に反対しても、来なくなるわけではない。国でも阻止できない。一年に上演
されるミュージカルが100編程度なので、そのうちの1編。大きな影響はない。だが、反対しているのは、外国資本が簡単にやって来て、思いのままに我々の市場を牛耳るならば、駄目だからだ。四季オーディションに参加した俳優たちを排除することは、理事会でも論難が多かった決定だった。しかし、こんな強硬な対応以外、我々は選択することができなかった。

ソン・ハンセム:四季の進出も肯定的な面もあると思います。一応「ライオンキング」によってミュージカル市場のパイが増大されることだ。ミュージカル観客は現在20~30代女性観客層だ。製作社たちは全て彼らだけ놓고 아등 바등 한다だ。子供時代に「ライオンキング」を見た観客らが育って、ミュージカル観客を拡大させる役割をすることだ。シャーロッテ劇場は松坡(ソンパ)区にある。長期的に見れば、江東(カンドン)区、康津(カンジン)区までカバーすることまで見た。シャーロッテによって、カンドン、カンジン、ソンパ区のミュージカル観客を集めることが出来るミュージカルの拠点が準備された。2002年ミュージカル「オペラ座の怪人」によってミュージカル産業が初めて産業となったという論文があった。そこで、機関投資家らが可能性を見出して、ゆっくりと投資が増えた。「ライオンキング」がそのような役割を再び担うことが出来るのを期待している。今まで、多くのミュージカル製作社らが成長してきたので、「ライオンキング」が成功するならボーリングピンの役割をして、成長の加速度を上げるドミノ現象をおこすことだろう。「ライオンキング」によって低価で良質の作品を制作できない製作社は淘汰されることだろう。そこで、赤字生存の結果で良質の作品を作ることができるメジャーな製作社中心に市場が再編されて、過多な競争がなくなりロイヤルティー上昇が止まることが期待できる。個人的には「ライオンキング」以降むしろ200~300席の小劇場がもっとできるのではないかと思う。我々の現実に即した作品を長期公演して潜在力を育てて、四季やブロードウェイのような大型長期公演が可能な力を育てることができると思う。突拍子もない夢がたくさんあるので、韓国が北東アジアミュージカル ハブ(←注:原文は허브)になることができると考える。ソニーがやってきてもLGもサムソンも負けなかった。韓国ミュージカル市場はその程度まで虚弱ではない。あまりに簡単に海外資本が参入可能なのはもちろんダメだ。制度的装置が必要だ。そのような制度を、政府が製作社のために作れば、第二の四季がやってきた時、適切に対処できる。
by saffy114 | 2006-10-06 22:27 | お勉強の成果(?) | Comments(0)
ウォン・ジョンウォン:収益金が出ても되가져가지않겠다고 おっしゃった。収益の大部分を自体の俳優教育プログラムに再投資するということなので、これは結局韓国市場掌握のための足場ではないか。これは、還元の次元ではない。そして、プロダクションを運営するため制作費に含まれる日本スタッフらの人件費を、それらが벌어가는収益ではないか。強い言い方をさせていただくと、四季の言葉には真実だと信じることができない甘言があまりに多いと考える。

ソン・ハンセム:国内に設立した会社を四季の韓国支社とした。一種のベイビー・カンパニー(注:子会社?)だ。投機性の外国資本と良質の外国資本の規定要素がある。四季の場合は良質の外国資本に該当する。万一、四季がおっしゃっているように、教育機関を設立するならば、それには賛成です。もちろん、ウォン教授がおっしゃった、俳優たちの掌握問題も存在します。だが一長一短です。

キム・ヒョギョン:四季が来れば、損害を被るという考え方ばかりするのか。出向いて、金儲けをしようとは考えないのか。(←注:原文は나가서 돈 벌 생각은 안하나.)四季は日本に9箇所の劇場をもつ。そこで、われわれの作品を上演すると言う考えをなぜしないのか。韓国俳優たちがどれほど競争力を持つか、どうして蚕食されることを恐れるだけなのか。日本の観客は1億5千万なのだから、なぜ被害妄想に陥るのか。

イ・ウォンジョン:70年代開発独裁の時のように、ミュージカル界のパイを育てるところにだけ集中した。事実、ミュージカルの創作がさらに重要だ。韓国が少し自信を持つようになった状況に、四季がやって来た。ライセンス中心に成長したので、大資本を有する四季が市場を蚕食するのに非常に有利だ。創作をなおざりにした状態で、四季を利用して海外へ進出することが出来るのか、懐疑的だ。

ソン・ハンセム:四季がやって来て、恣意にしろ、恣意でないにしろ、チケット価格がかなり引き下げられた。「エビータ」は8万ウォンまで下げることを検討中だと聞いた。我々も骨身を削る努力を通じて8~9万ウォンにチケット代を下げられたが、下げられたのは良いことだ。本当に引き下げが不可能な製作社たちが存在するが、それは本当に制作費が引き下げられないための価格なのだ。観客たちが理解してくれたら幸いだ。

キム・ヒョギョン:ロッテでずっと昔ミュージカル専用劇場を作ってくれたことがあった。しかし、その劇場を存続できなかった。(←注:原文は살려내지 못했다.)サムソン 오산財団のようなところにおいて、とてつもない資本を所有していても劇場を作ろうとして、霧散した。なぜ企業と見れば劇場を建ててくれと言うか。(←注:原文は왜 기업보고  극장을 지어달라고 하나.)企業が与えてくれた時、生かすことが出来なかった(←注:原文は기업이 줄 때 살려주지 못한)資格のない人々が、どんな資格で要求するのか。四季を教訓にして、うまくいかなかった慣行を改めようではないか。
by saffy114 | 2006-10-05 22:09 | お勉強の成果(?) | Comments(0)
キム・ヒョギョン:国内作品の質が思わしくないのに、なぜこんなにチケット代が高いのか、現在のライセンス公演と言ってもスターを入れなければ興行にならない。現在、演出家は存在しないのだ。海外作品をコピーするから、演出家は必要ないという異常な風土であるからだ。「誰が出演するのか」がポイントなのだ。スターがいなければ、ファンドが集まらないスターシステム。スターは数千万ウォンを独占し、下の俳優たちは、1ヶ月80万ウォンを受け取る、こんな状況が定理となった。

イ・ウォンジョン:キム・ヒョギョン先生がおっしゃった事項に共感する部分が多いです。高いチケット価格やらスターシステムは、考慮すべき事案だ。しかし、おっしゃったようなそのような行為がすべての製作社が行っていることなのか明らかではない。

ウォン・ジョンウォン:そうだが、四季が韓国の状況を変えることが出来るのか。これは、外国資本の国内流入が始まったと言うことだと思う。ディズニー作品が他の国へ入りながら、ローカルプロダクションが製作できないことが、どこであったか。四季が韓国市場を蚕食することではなく、韓国の四季、韓国の浅利慶太を作ろうということではなかろうか。

キム・ヒョギョン:「冬のソナタ」も日本で公演するのに、なぜ四季だけが問題なのか。四季が日本のミュージカル市場の50%以上を占めていても、独占しようとしているのではない。それだけ完璧で最善を尽くして観客を失望させない公演を40年のあいだやってきたからだ。約束を守ってきたからであって、商売が上手なのではない。我々も四季に学ばねばならない。


イ・ウォンジョン:四季には尊敬する面があります。世界のどの劇場でもこれほど多くの俳優とスタッフを雇用したことはありません。しかし、四季が主力とする作品は全て、ブロードウェイ、ウエストエンド作品です。もどかしいのは、我々の製作社たちが四季の形態を模倣していることです。ライセンスミュージカルを持ってきて市場を育ててきた。我々が見過ごすことができないのは、製作能力は創作能力とは異なるということです。

ソン・ハンセム:中国には、四季が韓国で共に競争せねばならないと考えます。しかし、その前に、とても体系的な言論プレイ(注:PR活動のこと?)をする四季と不慣れな韓国ミュージカル製作社たちの対応なので、誤解がありましたので、解説を少し致します。マニアたちは、製作社たちの主張を、縄張り争いだと非難しています。正しいです。ミュージカルは産業です。ミュージカルを作る人々にとっては、縄張りがすなわち生存することです。韓国ミュージカル製作社たちが縄張りを逃して、全て滅びたら、韓国ミュージカルも滅びます。同好会に入ってみましたら(注:ミュージカルファンのファンサイトのこと?)、製作社たちが全て泥棒扱いされていました。認めます。韓国ミュージカルが発展する過程から、立ち上がることが出来た日には、その後にはなくすことができることです。浅利代表がチケット価格を下げて、スターマーケティングをしないとおっしゃった。我々も1300席の劇場で長期公演すれば、9万ウォンまで下げることができます。これは、四季だから下げることができる、ということではない。スターキャスティング、我々も本当に苦労します。制作費、スター俳優、ギャランティ、すべて難しい。しかし、四季が韓国で「ライオンキング」を持って来て、スターキャスティングを変えることができるかは少し微妙だ。「ライオンキング」は、どこでもスターシステムを使わず、仮面のような小道具に全てが集中する公演である。ブロードウェイでもスターキャスティングをしなかった。四季が「李香蘭」「南十字星」のような公演を韓国で公演するとき、そのときもスターキャスティングをしないで成功することが出来るか、尋ねてみたい。もちろん、四季は日本でもスターキャスティングをしていない。しかし、日本と韓国の市場は同じだろうか。ウエストエンド、ブロードウェイでも、スターキャスティングは存在する。「ライオンキング」以降の大作を上演しないという表現も、事実、語弊があった。上演できる作品がないからだ。大作は、もはや韓国製作社たちは다했다。
by saffy114 | 2006-10-04 18:50 | お勉強の成果(?) | Comments(0)
ナム・ギウン:2004年に四季がシャーロッテ劇場で「ライオンキング」を、2005年にアルコ劇場で「ハムレット」を公演する日程が頓挫して取り消された。我々は声明を出して”ハムレット”に反対しないと申し上げた。なぜ、四季は良い作品が多いのに、ディズニー作品を持って来るのか。これは文化的交流でなく、ビジネス的な接近だと考えた。「ライオンキング」をやりたくても国内の製作会社たちは、ディズニーの条件を絶対に満たせなかった。なぜならば、劇場がないのだ。先日の「ライオンキング」製作発表会の時、劇場建築費が450億ウォンだとおっしゃっていた。しかし、土地購入費まで含めれば1500億ウォンだ。

キム・ヒョギョン:日本企業が劇場を建てたからといって、なぜミュージカル協会が쓰려고하는지理解できない。私は学校の教師稼業を30年していて、ミュージカルをやってきた学生が卒業して、活躍する場所がない。四季は俳優が700名だ。「そのうち、約300名を韓国俳優で育てることができないか」という考えをして、毎年研修をすることも、そんな意志だった。

ウォン・ジョンウォン:最初に出来る専用劇場で、自国の公演が上演できないので問題なのです。「四季が来るか、来ないか」の問題よりも、外国資本が韓国市場を魅力的と感じて、参入する試みをしているので、四季のような独占的な恩恵を受けて、我々のミュージカル産業が発展している時、助けにならない。自由市場は良いことだが、自由市場の内にも寡占を防ぐための仕組みが明確に存在する。単に四季がやってくることを防ぐことが問題解決ではないと見る。この席を通じて、公演場をもっと作って公演環境を改善するのに、悩んで見なければならない。

(つづく)
by saffy114 | 2006-10-03 23:14 | お勉強の成果(?) | Comments(0)