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ミュージカル(国内、ブロードウェイ、ロンドン、)海外ドラマ、映画について。最近、韓国ミュージカルにも目覚めました。


by saffy114

2009年 04月 02日 ( 1 )

Richard役の김우형キム・ウヒョンさん。
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彼も面白い(←interestingっていう意味で)芝居をみせてくれました。この人、昨年はNathan役を演じていらっしゃったのですが、その時は穏やかな優等生風で、大柄だけどちょっとかわいげのあるキャラクター、という感じで演じていらっしゃたのですが(韓国のファンの女の子たちは「少女ウヒョン」というニックネームをつけていたらしい)・・・・、今回は昨年の好青年風Nathanの痕跡は跡形もなく消えてしまっておりました。

結構迫力あるRichardですね。凄味があるというか。あれれ、ぜんぜん好青年じゃなくなっちゃった。目つきや表情が、ちと危ない雰囲気。
なんですが、同時に子供っぽさというか人格的に成長しきってない・未熟な感じもあるキャラクターとして演じていたような気がします。
例えば、The Planの時、自分の思いつきと自分の言葉にどんどん興奮が増幅してきて・・という感じで、かなりのテンションの高さで演じていたんです。もう極度の興奮で泣かんばかりっていう感じ。
よく、子供にもこういう「閉じた回路」で興奮が増幅していっちゃう・・・みたいな行動が見られますよね?
幼児~小学生ぐらいの子たち(特に男子)って、「俺、あのブロック塀から飛び降りられるもんね!」「俺なんかさあ、ベランダから飛び降りて地面に着地できるもんね!」みたいな感じで、どんどん話がエスカレートする場合がありますよね?あんな感じの心理状態っぽい感じを思わせる演じ方だったように思います。
Thrill meの出だしのほう、父さんの事務所に侵入して金庫破りしようかな、みたいなことをべらべら話しているあたりも、やはり自分のアイデアと言葉にだんだん興奮が増幅してきて、心ここにあらずでネイサンの言葉は耳に入らず・・みたいな感じでやってたような。
autocrine系のRichardだな~とちょっと思ってしまった。

登場時、公園で久しぶりにネイサンと再会する場面では、ネイサンをくすぐって喜ばせたりして、笑顔と茶目っ気を見せていました。また、ネイサンに対してはムヨルさんやドンホさんRichardと比較すると、彼らほど突き放しモードで支配・・という風ではなく、自分の気が向けば・自分がそうしたい時には結構濃厚に仲良しモードになる、という感じ。なんで、計算高く突き放したり優しくしたりしてネイサンを支配するというよりは、自分の気の向くままにネイサンと接している印象でした。こういうところも、なんとな~くワガママな子供がそのまま成長したような印象を受けた一因か?
歴代Richardの中で、一番ネイサン依存度が高そうなRichardに見えました&聞こえました。ネイサンがRichardに対して、彼らの関係を終わらせるぞ!とか、僕は必要ないだろう?みたいな内容のセリフを言った時のRichardの返答のトーン・返答するまでの微妙な間、のせいかな。焦りというか、それは困るから引き留めなきゃ、的なトーンがにじんでいたような感じだった。
Keep your deal with meは、ウヒョンさんRichardは本気で懇願モードですね。ネイサンと運命共同体になることで良い弁護を受けようとかそんな打算からではなく、ネイサンに去られるのをすっごい本気で怖がっている感じ。跪いて、ネイサンの脚にすがりついて彼を見上げるような姿勢でこのナンバーを歌っていましたが、この場面のすごく怯えたような表情が印象的。
また、ネイサンの「君がいなければ、僕も存在しないんだ・・」というセリフを聞いた後の表情の変化なども上手ですね。

そうそう、A written contractで、アクシデントが。ウヒョンさんリチャードが折りたたみナイフを開こうとしたら・・開かない!結局、無事に開きましたが、ウヒョンさん、ちょっと動揺してましたでしょ(笑)。観客のお嬢さん方は遠慮なく笑うし・・・(笑)。
こういうアクシデントって役者さんがかわいそうだから、開き易い・扱い易いナイフを準備してあげてほしいですね(笑)。

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~続く~
by saffy114 | 2009-04-02 23:37 | Korean Musicals | Comments(6)