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ミュージカル(国内、ブロードウェイ、ロンドン、)海外ドラマ、映画について。最近、韓国ミュージカルにも目覚めました。


by saffy114

2007年 07月 07日 ( 1 )

「Little Shop of Horrors(リトル・ショップ・オブ・ホラーズ)」。Ambassadors Theatreにて、6月29日20時半からの公演を見ました。
キャストは、
Seymour/Paul Keating, Audrey/Sheridan Smith, Mushnik/Barry James, Orin Serivello&everyone else/Alistair McGowan, Chiffon/Katie Kerr, Crystal/Millie Mace, Ronette/Jenny Fitzpatrick, AudreyⅡ(voice)/Mike McShane, AudreyⅡ(Puppeteer)/Andy Heath.

作品のB級っぽさを良い意味で最大限に生かしていて、凄く良いプロダクションだったと思います。面白かった。出演者全員の歌・演技共にとっても良かった。
劇場を移転してから、2回目目の公演だった為でしょうか、開演が1時間遅れました。開演前に、アンサンブルの俳優さんが「劇場を移転したばかりで、舞台のセットも前の劇場と大幅に変更されたが、十分なrun throughができていなくて、俳優にとっても、恐ろしい状況での開演です。上演中、スムーズに行かない場面があっても、それが生の舞台の面白さだと思ってくださいね。金返せ!と思われましたら、終演後に私のところまで来て下さい。」みたいな挨拶をなさいました(笑)。でも、本番はトラブルなしに順調に進みましたけどね。

Seymour役のPaul Keating、見事に情けなさげなキャラクターを演じていました。衣装の着方なども、いかにもシーモアらしく、ダサダサ。欽ちゃんか?みたいな感じのジャンプを頻繁にやっていた。身軽なようです。かなりハイトーンの声で演じていました。歌、良かったです。昔、Paul KeatingさんをTommyの主役で拝見したことがあるのですが、だいぶ生え際のラインが後退したんですね~。10年の歳月の流れを感じました。Tommy役のときは、本当に少年っぽくてかわいらしかったんですが、今回はダサ可愛いという感じでした。

Audrey役のSheridan Smith、とっても良かった。歌も良かったし、芝居もとっても良かった。きれいだけど悪趣味と紙一重のケバいファッションで、自分に自信がなく、彼氏のDVに苦しんでいるが自分に釣り合うのはそんな程度のもんだろう・・と考えているというキャラクターを、愛らしく、かつチープ感いっぱいに演じていました。良いAudreyです。なかなか映画版のAudreyを超えるAudreyはいないと思いますが、Sheridan Smithさん、いいですよ。

Orin Serivello役のAlistair McGowanさん、めちゃくちゃ良いです!!!傑作!「Dentist!」は本当に笑いました。しかも良い声で、歌も良い。凄く濃い顔立ちと雰囲気なんで、ある意味そこにいるだけでなんか笑えるんですけど、この人の歯科医のDV男Orin、本当に面白かった。

Mushnik役のBarry Jamesも良かったです。”小人物”感が溢れるMushnikさんでした。この人もなかなか良い声で、「Mushnik and son」、とっても良かったです。

ロンドン版のAudreyⅡの声は男性(Mike McShaneさん)が担当します。この役、なぜかアジアのプロダクションだと女性が担当しているんですよね。日本は和田アキ子さんだったし、韓国でも女性が担当していました。面白いな。なんでだろう?日韓ともに、R&B系の歌い方をする女性が担当していて、とても迫力がありました。ロンドン版のMike McShaneさんはR&B系ではありませんでした。でも、上手でしたよ。ただし、ロンドンのAudreyⅡは、日韓のAudreyⅡに比べると、そんなに怖くないかも(笑)。

小劇場テイスト溢れるプロダクションです。俳優さんたちの好演のおかげで、とっても面白かった!

一昨年ぐらいに見た日本版に比べると、はるかに満足度が高かったです。
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by saffy114 | 2007-07-07 23:33 | London Musicals | Comments(0)