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ミュージカル(国内、ブロードウェイ、ロンドン、)海外ドラマ、映画について。最近、韓国ミュージカルにも目覚めました。


by saffy114
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Notre Dame de Paris(ノートルダム・ド・パリ) 韓国版 <1>

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「Notre-Dame de Paris<노트르담 드 파리 >」。
ソウルの세종문화회관 대극장 <世宗文化会館 大劇場>にて、1月27日14時からの公演を見ました。
キャストは、
Quasimodo 김법래<キム・ポブレ>
Esmeralda 문혜원<ムン・ヘウォン>
Frollo 류창우<リュ・チャンウ>
Gringoire 김태훈 <キム・テフン>
Clopin 이정열<イ・ジョンヨル>
Phoebus 김성민<キム・ソンミン>
Fleur de Lys 곽선영 <カク・ソニョン?>

演出:Gilles Maheu
韓国語翻訳・歌詞:Chang Hark Park박창학

人気フランスミュージカルの韓国語版の初演です。
この作品、数年前にフランス版の来韓公演があって、かなりのファンを獲得したようです。その為か、日本には来ない「ドン・ファン」「ロミオとジュリエット」などのフランス産ミュージカルのツアー公演が韓国にはやって来るんですよね。

私は、この作品は音楽のみならば2,3年前にフランス語版をちょこっと聞いたことがありますが、実際の舞台もフランス版のDVDも未見なので、韓国語版の舞台で初めてこの作品を見ることになりました。実は、Victor Hugoの原作も読んだことが無く(いけませんね)、ディズニー映画もちゃんと見ていないんです。なので、「カジモドというノートルダムの鐘付きをしている主人公がいて、エスメラルダという女性がいて、カジモドの庇護者かなんだかの聖職者がいて、その聖職者がエスメラルダに目をつけて、カジモドはエスメラルダを愛していて・・・というようなストーリーらしい。」というような知識しか無く、かつ英語版のサントラなどで予習をするなどの事前の準備を全くせずに見に行ってしまいました。開演前に、プログラムに掲載されているシノプシスなどを必死で読みまして、それぞれのキャラがどんな人物なのか、というような情報は開演ギリギリで把握しての観劇(笑)。

そうですね~、曲・構成ともに私の好みからはちょっと外れる作品なのですが、プリンシパルの男性俳優さんたちの歌がかなり上手だったのと、アクロバティックな振付の部分は面白かったので、楽しめました。
ええと、あくまで「私の好み」から外れる、のであって、この作品の曲がとても気に入る方も多いのではないかと思います。流麗な、きれいな曲が多いんですね。
で、それぞれの登場人物がアリア風のナンバーを歌うシーンが多く、それがずらずらと並べられている、と言えなくも無い、意外と大味な演出・構成、ストーリー展開であるように思います。ちょっと「M!」を思い出しながら見ていました。ヨーロッパの作品って、こういう構成のものが多いのかな?
また、BWモノを見慣れてしまっている身にとっては、1曲1曲がやや長すぎる気もしました。

ですが、それらの流麗な曲に載せて、アクロバティックな振付を多用した群舞が展開される場面も多いので、先ほど述べた演出の欠点が補われている、という感じでしょうか。
カナダ公演や英国版のポスターを見ると、「Spectacle musical」と銘打たれていたようですが、まあ、確かにそうですね。ミュージカル、というより、スペクタクル・ミュージカル。ミュージカル、と考えるならば、やや構成に緻密さが欠けるようにも思うが、スペクタクル・ミュージカルという別ジャンルのもの、と考えれば問題なし、なのでしょう。

フランスミュージカル、バレエっぽいダンス・群舞が魅力らしいと伝え聞いていたのですが、今回の韓国版はどうなんだろうな~、とちょっと心配しながら見に行きました。今まで見た韓国の舞台、バレエっぽい振付だと、ありゃりゃ、という状態の場合が多かったので・・。
今回の舞台は、ダンサーのみなさん、結構健闘していました。振付、バレエというより、モダンダンス系っぽい動きも多かったのが勝因でしょうか。ソロで踊る部分などは問題なし。ですが、やはり「群舞」のシーンではちょっと「ユルい」感じが否めないです。このへんが改善すると、もっと良いのではないでしょうか。群舞がばしっときまれば、「スペクタクル」になると思います。今の状態だと、スペクタクルの一歩手前、ぐらいかな。でも、そう悪くはないです。かなり頑張っていますし、十分見られる水準になっていたと思いますよ。
アクロバット的な振付の部分は、パワフルですしスピードもあって、非常に良かったです。台車?や、交通封鎖時の車輪つきバリケード?、みたいなものを利用した振付なども面白かった。「B-BOY」としてキャスト表に掲載されている2名が担当していると思われる、ブレイクダンスっぽい振付の部分も上手でしたね。
そうそう、アジア系ではないダンサーが2名程いらっしゃいました。フランスからの助っ人さんなのでしょうか?

~続く~
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by saffy114 | 2008-01-29 23:27 | Korean Musicals | Comments(0)