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ミュージカル(国内、ブロードウェイ、ロンドン、)海外ドラマ、映画について。最近、韓国ミュージカルにも目覚めました。


by saffy114
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West Side Story<웨스트 사이드 스토리 >

「West Side Story<웨스트 사이드 스토리 >」。 忠武アートホール大劇場<충무아트홀 대극장>にて、6月10日15時からの公演を見ました。
キャストは、
TONY/ユン・ヨンソク윤영석
MARIA/ ソニャ소냐
ANITA/ ユ・ナヨン유나영
Bernardo/ ユン・ドクソン윤덕선
RIFF/ ベ・ジュンソン배준성
Lieutenant Schrank・glad hand/ ソン・ヨンテ송용태
Doc/キム・ドクファン 김덕환

演出/ 이원종
振付/ 서병구


予想通りですが、歌は良かったです。特にトニー、マリア役の2人、歌はすばらしかったです。そして、アニタ役のユ・ナヨンさんが大変良かった。歌もいいけど、この人、結構踊れるんですね。上手でした。雰囲気も役に合っていました。

Based on a conception of Jerome Robbinsとポスターなどに書いてありますが、振り付けは、おおよそジェローム・ロビンスの振付に準拠しているが、カンパニーのレベルにあわせて改変した部分もかなりある、という感じでしょうか。見覚えのある動きは多いけど、似て非なるもの、という感じでした。
ダンスは、頑張りは認めるが、もう一歩だなあ、という感じです。ちょっとPIPPINを見たときの印象と似ているんですが、勢いと運動神経でやれる部分は良いけれど、基礎、というのでしょうか、おそらくバレエ・モダン等の基礎が必要っぽい動きがいまひとつきまらない。Somewhere(Ballet)のシーンなどはちょっと・・。ここは、バレエっぽい動きが多いのですが、アンサンブルの動きがドタドタしちゃって、もうひとつ美しくない。女性アンサンブルにはモダンっぽい動きも振り付けられていたが、やはりその手の動きに慣れていない感じでした。
ですが、勢いのあるナンバーは結構良かったです。細かいことを言えば、動き・ポーズが各ダンサー毎にばらつきが大きいこと・ひとつひとつのポーズ・動きに正確さを欠くことは否めませんが、それをあまり気にさせない勢いというか、ノリというのか、そういうものがあるので、The Dance At The Gym などは良かったです。Americaもなかなか良かったかな。両ナンバー共に、アニタ役のユ・ナヨンさん大活躍っていう感じでした。ベルナルド役のユン・ドクソンさんは、立ち姿などはなかなか良いが、ダンス自体はあまり目を引くものがなかった。踊れてはいるし、雰囲気は役に合うと思うが。この役は、バリバリに踊れる人、自然にカンパニーのなかでその人に目が行ってしまうくらいのダンスを見せる人にやってほしいです。

Gee, Officer Krupke が2幕じゃなくて1幕に登場。リフのために見せ場をつくったのかな??この部分の振り付け、というかステージングは良かった。この場面で一部ソロで歌っていたジェット団のメンバー役のアンサンブルの人で、キューピーみたいなヘアスタイル(すいません)の人が、かつての芝さんを思わせる深めのいい声でした。でも、この方、COOLでもソロで歌っていたが、COOLでは精彩を欠きました。(疲れちゃったか?ダンスしながらだと本領発揮できないのか?)ともかく、頑張ってね。

tonightの五重唱のシーンは良かったです。このシーンはステージングも良かった。

オーケストラがイマイチでした。どう考えても録音っぽい音だったんですが、カーテンコールのとき、舞台奥の幕が上がって、後ろにいたオーケストラがちらっと見えました。なんだったんだろう?Lion Kingのように録音+オーケストラだったのか??録音を使うとしても、もっと良い音質・演奏のものにして欲しかった。

ラストの演出がちょっとヘンだったかな。オーケストラの音が、中途半端なところで途切れて幕切れになって、「???」という感じ。で、一回幕が下りてから、すぐまた幕が上がってSomewhereを歌い、そこからカーテンコール兼アンコールに突入。The Dance At The Gymを踊っていました。それからTonight の五重唱をまるごとやってくれました。ピピンとか、RHSのときのような形式のアンコールでした。確かに、このカンパニーでの(アンサンブルの出演場面で)一番出来の良いシーンはこの二つだと思いますから、演出・振り付けの方々、自らのカンパニーの長所・短所はきちんと把握していらっしゃるのかな。

ソニャさん、ジキハイのLucy役の画像を見て、是非一度舞台を拝見してみたいなあと思っていたんですが、マリア役という予想外(?!)の役柄で拝見することになりました。マリア役、良かったです。かわいらしく演じていましたよ。(ちょっと江古田ちゃんが言うところの「猛禽」系のマリアという感じですが)歌も良かった。こういう可憐な歌い方もできるんですね~。いずれ、ぜひ本来の(?)歌い方を見せてくれる舞台で拝見したいです。
ユン・ヨンソクさんも、トニー役が予想外に似合っていました。あ、この方、数年前韓国版「オペラ座の怪人」でファントム役を演じた人なんですよね。なんで、「えっ!?ファントムがトニー??なんだそりゃ。」と怪訝に思っていたんです。韓国版ファントムのCDで聞く限りでは、この声でトニーっていまいち想像がつかなかったし。ですが、ファントムのCDでの歌声とはだいぶ印象が違う歌い方をなさっていて、トニーのナンバーが似合う歌い方・声でした。そして、文句なしに歌は上手いです。演技も悪くなかったですよ。
この方、なんとなく、創業者の2代目のお坊ちゃまがそのまますくすく育って20代後半~30代に突入した、みたいな、(←私の勝手な印象。実際の年齢等は存じ上げません)育ちがよさそうな雰囲気で、そういう意味でトニー役が意外と似合っていたと思う。ちょっとトニーしては年齢が(?)という感じもありましたが、純朴そうな雰囲気を出していたのであまり気になりませんでした。One Hand, One Heart のあたりのマネキンをつかった結婚式のシーン、昔(高校の頃)見たときはアイタタタ・・という感じで、むずがゆくなったんですが、今回は、やはり多少(かなり?)むずがゆいのですが、お2人が大変ラブリーに演じるんで(笑)、そこまで行くともう勝手にやってろという感じで、なんとか大丈夫でした。

あ、そうそう、またダンスに関してですが、高校のとき見た四季のWSSの振付で、私の好きな動きが2つほどありまして、それはPrologueでの馬跳びみたいな動きと、確か2幕でジェットの面々がフェンスを飛び越えてくる動きなんですが・・・、今回の公演では、馬跳びはあったけど迫力不足、フェンスを飛び越えてくる振付はナシでした。残念。
Coolも悪くはないが、もう一歩だった。ツメが甘いというか・・。昔、四季の舞台のこのシーンで、アンサンブルの皆さんが舞台奥から手前に向かって低い姿勢で一斉に進んでくる(うまく描写できない・・)振付がありまして、迫力があって良かった記憶があります。今回の舞台では、この振付自体はあったんですが、スタート地点が舞台手前気味なんで、あんまり迫力がなかった。もうちょっと舞台奥から始めてほしいな。

あと、Anybodysがしずちゃん風だった(すいません)。できれば、この役は小柄で抜群に踊れる人をお願いします。
Baby John があんまり小柄じゃなかったな。

Lieutenant Schrank役のソン・ヨンテさんが、体育館でのダンスの司会のglad hand役もやっていたが、glad handのほうはかなり笑えた。カーテンコールの時、警察手帳を客席に突き出していて面白かった。

というわけで、見て損はしないが、見逃し厳禁というほどでもない、という感じの舞台でした。歌は上手いです。でも、オーケストラの音がイマイチなのは痛いですね。
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Commented at 2007-06-16 22:33 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by saffy114 at 2007-06-17 00:24
あ、この作品だけ見て帰ってきました。日帰りです(笑)。現在のソウルは上演作品数が多いですね。ミュージカルファンは大変だ・・。財布が軽くなること間違いナシですよね。
by saffy114 | 2007-06-15 22:08 | Korean Musicals | Comments(2)