諦観した。歌を聴きにいったと思えば良いのだ。
2007年 02月 21日
(といっても、演出は変わらないから、劇的に良くなったとかそういうわけではないが。)
妙な義務感から複数回チケットをとってしまったことを後悔していたんだが・・・。
品質を確かめずに買った私が消費者として愚かであったということか。
危険信号は出ていたんだもんな。以前見たこの演出家さんの舞台、「ベント」は?だったし(戯曲自体は良い作品なのに)、「トーチソング・・」はエドのキャラクターが妙な方向に突っ走っていて、それが疑問だったし、DVDで見た「L5Y」はDVD化した度胸を称えたいと言う感じだったし。
まあ、歌自体は上手いから、歌を聴きにいったと思えば良いか、と諦観した。そう思えば楽しめる、ということで。
土曜・日曜はWig in a boxの後の「I think we have our single!」と言うセリフも無かったが、今日はこのセリフが出現していた。土・日はセリフ忘れたか?それとも週明けから追加?
ヘドウィグが母からトマトを投げつけられるシーン、イツァークがトマト投げなくって(忘れた?)、「あるはずのトマトがないわ。」だか「ここでトマトとるはずだったのよ。」だかって言ってたな。
まあ、もたつくよりは良い対応でしょうが、欲を言えばヘドウィグと言うキャラクターとしてのアドリブで対応してくれれば更に良し。そういえば、日曜は「提示」を「請求」って言い間違えて、「なによ!ちょっと間違えただけでしょう?!」みたいなことを言ってたな・・。
あの~、ウィッグがぐちゃぐちゃになってきてますね。例のカール(?)がとれかかっている・・。わざとなのか?
先日見た、キム・ダヒョンさんの公演のとき、最初のウィッグの右側のカールが緩くなってきて邪魔そうだったんだけど、ダヒョンさんはこれもアドリブでネタにしていたみたいだった。こういうfree-flowingって感じの笑いが欲しいなあ・・。
歩き方が少し改善したかな。ヒールに慣れたか。土・日はトミーのスタジアム方向のドアに向かって歩く時、膝がかなり曲がった感じで歩いていて、「日本人のヘドウィグ」って感じだったが、今日は少し歩き方がスムーズになっていた。
やっぱり翻訳がなんだかヘンだなあ、と言う部分がちょこちょこあるなあ。これは今週も変わらず、のよう。「危険なひきこもり」のくだりとか。ミック・ジャガーのバックアップシンガーの話の後の部分とか。