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ミュージカル(国内、ブロードウェイ、ロンドン、)海外ドラマ、映画について。最近、韓国ミュージカルにも目覚めました。


by saffy114
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Hedwigについて。まだぼやきます。

また見ちゃいました。
今日のイツァークは、ちゃんと「Herr」を「ヘィル」と言っていました。ブログめぐりをしたら、初日だか2日目の公演だかも「ハー」と言っていたようですよね。うっ、もしかして、本気で間違えていたのだろうか。この点を指摘している方々、結構いらっしゃったようなので、もしかしてそれでやっと気付いた、とか????だとしたら、恐ろしく勉強不足。(中村さんに言ってるんじゃありません、演出、翻訳を含めて、製作サイドが、です。)
「Atrocity」、今日は「残酷って意味。」って解説していましたね。(一応、アンケートやらブログやらで観客の感想をチェックしているのか??それとも、昨日はすっとばしちゃっただけ??)


今日は、昨日よりも歌が聞き取りやすかったです。前半のナンバーも昨日より迫力があったかな。セリフ部分は、・・・。昨日よりは少し改善しているかなあ。でも、やっぱりなんだか流れが滞る感じが否めない。

昨日よりは観客と舞台の距離が縮まったかもしれないが、あくまで観客側が歩み寄った感じ。演者の功績とはいえないと思う。
以前、キム・スヨン<김수용>さんHedwigの公演を見た時、おそらく初見と思われる観客が多かったようで、最初アウェーで試合しているような雰囲気だったんです。韓国版って、大抵お約束のところでちゃんと拍手がきて、ヘドの問いかけに観客が応えて、って感じの公演が多いようだが、私が見た日のキム・スヨンさんの公演、最初はこの「お約束」が全然通用しなかったんです。tear me downの後の自己紹介(Hed「ヌグ~??」観客「Hedwig!!」って応えるところ)、珍しく観客があまり大きな声で答えてくれていなかったし、Yitzhakを紹介したときも拍手が小さい。いつもは大拍手で、それをヘドが「トェッソ!!」って止めるんですが、これじゃそれが成立しない。そしたら、ちょっと観客を「ちょっとあんたら、何か忘れてない??」という感じでじーっと睨み付けたので、察知した観客からちゃんと拍手が来た。
キム・スヨンさん、そのノリの悪さも利用しながら、アドリブ入れながら頑張って観客をノセていっていた。遅刻した観客ににつっこんだりetcして。だんだん舞台と客席の一体感が形成されていっていた(いつもと比較するとやっぱり一体感が低かったですけどね)。
こういうのは演者の功績と言えると思うけど、今日のは観客側が歩み寄っているだけ。


歌は一応上手です。だから、そうひどくはないんです。でも、複数回見ようという気はあまりしないです。
コンサートかなんかで山本さんがHedwigのナンバーを英語で歌っている、と思えば、わあ~、山本さん上手だねえ~、ロックっぽい曲が合うなあ、女装結構似合うじゃない、などと言えると思います。
でも、ミュージカルとしては・・、今回はあまり伝わるものがない歌だったかなあ。上手いんだけど、それぞれの曲の表情があまり変わらない。


チケット取っちゃったから見に行くが・・。韓国式にキャンセル可能だったらたぶんキャンセルしていたと思うけども。
もしかして、いい舞台だった場合に悔しい思いをするのがイヤだったので、チケット複数回とっちゃったんですよねえ。韓国まではるばる延べ9公演も見に行ったんだから、日本で再演されるんだったら、これはちゃんと見に行かなければ・・、と。
期待しただけに、落胆も大きいわけです。

これ、後方の席のほうがいいかも。後方のほうが照明などの効果が見えるから。あと、舞台が広いから、後方席だとイツァークがくつろいでいるのが死角になって見えないので、イラつきが少ない・・。

初見の観客だったら(ただし英語と日本語の両方に堪能なら、ですが)、私が感じたようなフラストレーションは感じないのかもしれない。
でも、個人的には、「??」と思った点がかなりある。
昨日いくつかそれらを列挙したが、まだまだ他にもあります。

ヘドウィック、観客と少しコンタクトを取ったほうが・・。入場の時もただ歩いていくだけ。韓流ヘドウィックのように観客の膝に座れとまでは言わないが(でも、それくらいやったほうがヘドらしいと思うけど・・)、もうちょっと観客と呼応したほうが面白いと思います。

イツァークの扮装、サングラスかけているのも??です。サングラスで目が隠れていても芝居ができる自信がある、ということなのでしょうか。もしかして、ラストの女性の姿になる時に備えて、アイメイクを予めある程度しておいているのを隠すためなんでしょうか??イツァークの長い黒髪のウィッグとサングラスをはずした時に、イツァークの目がどうなっているか確認し損ねたので、よくわかりませんが・・。
イツァークが長い黒髪のウィッグ着用、というのもおかしな話です。これが最大の矛盾点かなあ。だって、「I’ll marry you on the condition that a wig never touch your head again.」という設定なんだから・・。だから、origin of loveの後の拡大鏡のくだりで、イツァークがウィッグをいじっていたのをヘドウィッグが見咎めて怒るわけで。これはこのプロダクションもそういう設定通りでやっているのに、なぜかmidnight radioでイツァークの長い黒髪がカツラだったということが判明するわけです。これもちぐはぐな印象の一因なんですよね・・。

トミーのセリフを、一部Hedwigがやって、一部Yitzhakがやって、隣人がかけている「I will alwais love you」も一部Hedwigがやって、一部Yitzhakがやって、というのもちぐはぐ。

Long griftで、イツァークがヘドウィグをやさしく介抱?して、一緒になぜか仲良くバックコーラスをしていて、そして、その2人になんとスポットライトが当たっているのは、どういうことなんでしょうか。「It's nice over here.Out of spotlight.」のはずなんですけどね。
この曲をイツァークでなく、バンドメンバーが歌うことにした意図(三上版もそうだった記憶があるが・・)は何なんだろうな、というのもあるが、それはともかく、スポットライトが当たっているのが解せない。イツァークがへドが仲良しなのも・・。これもちぐはぐに感じる一因かな。

tear me down,後半の一部だけ日本語になって、その部分はなぜかヘドはメロディーを歌わず、日本語のセリフになっちゃうんですよね。あの部分、聞かせどころだと思うのに、もったいない。
昨日も書いたが、あの日本語がまた奇妙・・・。「やってみな~。引き倒してみな~」だって。しかもこれをやまびこのように繰り返す・・。
そして、"Yitzhak upstages Hedwig."になってないんですよね。まあ、HedwigとYitzhakの主従関係というか愛憎入り混じるらしい関係を表現する気はないみたいだから、この点を表現する気は最初からないのかな。

翻訳、なんというか・・・。原文にやけに忠実で日本語表現として微妙~な部分("my personal hair system"の部分とか、”milkless tits"の部分とか)と、ん、そう訳すの??という部分とが混在している。なんとなく、翻訳者が英語表現として気に入った部分は直訳に近い翻訳にしたのかなあ、と感じたんだが・・。

なんでここを削除したのかわかんない、という部分がいっぱい。

とりあえずここまで・・。まだ色々あるけど。
Commented by mikan-lime at 2007-02-19 22:42
あれ・・・。同じ舞台ご覧になっていたのですね(^^;)
あえて、saffyさんのレポ読まずに行ったのですが、まったくわからなくて、不勉強さを反省しなくちゃ・・・と思ったくらいで。今、あれこれ知ったわけですが、これは絶対韓国で観なきゃ!と思っています。
すごく複雑な感情の交錯する物語と思いましたので、俳優の技量がものをいいますね。同時に個性も出せる。
とにかく私にはイツァークの存在が(^^;) ?な舞台でした。
Commented by saffy114 at 2007-02-20 01:02
そうですね、イツァークのキャラクターが・・、あれじゃ訳がわからないですよねえ・・。
悔しいですが、韓国版のほうがずっと面白いですし、良く出来ていると思います。
by saffy114 | 2007-02-18 23:33 | Japanese Musicals | Comments(2)