「マリー・アントワネット」
2006年 11月 29日
キャストは、マリー・アントワネット/涼風 真世, マルグリット・アルノー/新妻 聖子, アニエス・デュシャン/土居 裕子, アクセル・フェルセン/井上 芳雄, ルイ16世/石川 禅, ボーマルシェ / 山路 和弘, オルレアン公/髙嶋 政宏, カリオストロ/山口祐一郎, ロベスピエール/福井 貴一, ローズ・ベルタン/春風ひとみ, ラパン夫人/北村 岳子, ランバル公爵夫人/河合 篤子, ベメール・エベール/広田 勇二, ラ・フェルテ/ tekkan, ギヨタン博士/佐山 陽規, ロアン大司教・レオナール/林 アキラ 。
うーむ。作品自体はイマイチ、かなあ。それに上演時間が長すぎる・・。
解説者的な存在は二人もいらないんじゃないんかなあ・・・。構成がイマイチですよねえ。筋書きも唐突な部分が多いし。日本公演はトライアウトなのかな??もう少し何とかした方が・・・。
出演陣は皆健闘していたとは思います。
新妻 聖子さん、きっとエポニーヌ役似合うだろうなあ、とは思いながら舞台を見ていました。歌、パワフルでいいですね。ただ、全部の曲が同じような感じで、声を張り上げっぱなし、という印象も・・。彼女の歌い方の問題というより、もともとの曲のせいだと思いますが。
石川 禅さん、良かった。他の作品でも見てみたいですね。ギヨタン博士、いい声だなあと思ったら、佐山 陽規さんだったんですね。昔、ジャベール役で拝見したんですよ。
土居 裕子さんもきれいな声でいいですね。井上 芳雄さん、2枚目キャラにハマっていますね。歌も良かった。Me&My Girlよりこっちの方が似合うなあ。涼風 真世さん、少し歌が弱いかな?後半のほうが良かったように思う。
山口祐一郎さん、少し不調??良く声が響く部分もあったけど、声を共鳴させすぎて歌詞が聞き取れない部分も多かった。あと、マントを翻してから歩み去る姿が、イマイチきまってなかった。福井 貴一さんのロベスピエール、期待してたんだがソロナンバーが殆ど無くて残念。
めちゃくちゃ酷い、とまではいかないけれど、作品としてはあまり出来がよくないですね・・。