BENT
2006年 11月 10日
これ、翻訳本が劇書房から出ていたので、ずいぶん昔、(いつだろう、高校の頃かなあ?)すでに戯曲は読んだことがありました。で、クライヴ・オーウェン主演の映画版も見ました。
この2004年の日本の舞台は、う~ん、微妙だった。ちょっと無機質すぎる感じの舞台だったなあ。
戯曲自体は、悲しい話だけども、なかなかいい作品だと思うんですが。
ヤマ場?の例のシーンがね・・、ちょっともう一歩だったかなあ。
ほら、ライオンキングで、メスライオンたちがムファサの死を嘆くシーン、思わず笑っちゃう場合、ありますでしょ?
そんな感じだったんです・・。
やっぱり翻訳したセリフだし、難しいんでしょうねえ。
このシーンは、映画版のほうが日本版の舞台よりはいいかも。
NY初演のときって、リチャード・ギアがホルスト役だったんですってね。どんな感じだったんだろ?意外と良さそうですよね。
映画版にちょこっと出ていたイアン・マッケラン氏もかつてマックス役をなさっていたそうで。
私、昔、日経CNBCでコナン・オブライエンとかジェイ・レノのトークショーを放送していたころ、イアン・マッケラン氏がこのどちらかのトークショーに出演したのを見たことがあるんです。確かコナン・オブライエンのほう。ヘレン・ミレンが本来のゲストで、彼女と舞台で共演中のイアン・マッケラン氏が番組におまけで参加、みたいな感じだったと記憶しているが・・。このとき、ブルーのシャツにチノパンかなんか、というカジュアルな格好で登場したマッケラン氏が、やけに現役感漂うというか、妙~にお色気発散?していたんですよね。シャツのボタンがずいぶん開いていたからかもしれんが。で、このおっさん何だろ?確か、「Apt Pupil」に出てたイギリスの俳優で、シェイクスピア役者だったよな?と思って、ネットで検索したら、公式HPに遭遇。で、ちょっと驚いた。ふうむ、そうなんだ+おお~、根性あるのう、と思いまして・・。
これ以降、なんとなくマッケラン氏に注目しております。
マッケラン氏主演の「Gods and Monsters 」もなかなか良い作品だと思うんですが、日本ではイマイチ知名度低いですよね。あと、「Cold Comfort Farm」もすっとぼけてて楽しい作品で好きなんだけど、これも知名度低いですね・・。