Budapest5日目(1)
2013年 06月 30日
ということで、5日目はホテルからバスに乗って、そのMákos gubaという店へ行ってみた。
ここはテーブルにあるメニュー表の紙はハンガリー語・英語並列表記(一部英語無しだが)、黒板にはハンガリー語メニューのみが記載されていた。で、Mákos tészta(小),Jókai bableves(小)、Rántott sertéskaraj(小)、melange,bécsi kávéを注文。
ウェイターさんにKisの発音を矯正された。はいはい。
Mákos tészta、そんなに悪くないですよ!ポピーシード(を粉砕したもの?)と粉砂糖の組み合わせ、けっこう良いかも。まあ、パスタが昭和の給食で出たスパゲティ的なイマイチな麺でしたが、麺がおいしい麺だったら、もっとおいしいんじゃないかな。味が単調なので、量はKisで正解だったと思うが。
こちら、こぎれいな定食屋というか会社員のランチ処という感じの店でした。いわゆるmenuという昼の定食がとても安い。定食以外も十分安いですが。それから、Nagy adag、Kis adagと大小のサイズがあるメニューがけっこうあり、Kisのほうは日本並みの分量なので、少食の人・何種類か食べてみたい人におすすめかも。一人旅の場合はこういう分量の店のほうがありがたいな。
トラムにて、セール・カールマン広場経由でVárosmajorまで行き、登山鉄道に乗る。雨がぱらぱら降ってきた・・。
子供鉄道の駅まで行ったら、ちょうど発車時間が近づいていたので、乗った。
始発駅のSzéchenyihegyの時点では、乗客がどうも私らだけだったみたい。
乗車後、雨がさらに強くなってしまった。
途中の駅で、遠足らしき小学3~4年生ぐらいの児童の集団と女性の教師らしき人の一団が一つ前の車両に乗り込んできた。
通過駅の近くにあったアスレチック施設。
すれちがった特別列車らしき車両。
終点近くのトンネルに入ったら、車両の電気が完全に消えて真っ暗になった。その途端、前方の車両から「きゃぁあああああ~~~!!」という子供らの悲鳴が(笑)。
Hűvösvölgy駅で下車。
Hűvösvölgy駅始発Szentlélek tér行きの29番のバスがオーブダ方面へ行くようなので、昨日トラムで通りかかったKolosy térのあたりまで行ってみようか、たしか某口コミサイトにKolosy tér近くに人気のケーキ屋さんがあるって出てた気がするし、ということで、乗車。遠足帰りなのかなあという感じの、先ほどのお子さんたちより少し年長の児童がすでにバスに沢山乗っていて、お互いにスマホで写真を撮りあったりと楽しそうにしていた。
バスの中はかなり気温が高くなっていた。エアコンないのかもな。この路線は、住宅地っぽい地域やちょっと高台っぽい地域を走るので、車窓から見える景色が面白かった。で、もう1~2停留所でKolosy térかなというあたりで、なんだか人の出入りが多いように見えるCukrászdaと庇に書かれた建物が見えた。ん、と思ってじっと見たらDaubner Cukrászdaと書いてある。あっ、これだこれだ、この店だ!!ということで次の停留所で下車。Ürömi utcaという停留所だったと思う。
Daubner Cukrászda、店内はお客さんで混雑!レジが複数あって、それぞれに行列ができている。どうも、アイスクリームのレジ、ケーキ類のレジと別れているらしい。さあ何を買おうか、ケーキをカウンターで立ち食いできるみたいだな、ではケーキを立ち食いしよう、ということでケーキの陳列ケースをじっと見る。種類が沢山あって、みな美味しそうで、目移りして決められない(笑)。で、あれこれ言ってたら、近くにいた赤毛っぽい髪色で、HPのロゴ入りの鞄を持ったスーツ姿の若いサラリーマン風の男性が、突如日本語で「わたしのまえは、あなたたちの番です。」と声をかけてきた。おお、なんとこんなところに日本語ができる人が!しかも親切だ。が、どう考えても、彼の順番がくるまでに我々が決断を下せると思えず(笑)、「ありがとうございます。でも、まだ迷っていて時間がかかると思います。」と返答し、これおいしそうだよね~、あ~でもこっちもいいなetcとやりとり。Erdei joghurt torta、Tejszínes eperkrém、Oroszkrém tortaszeletの3種類に候補が絞られたところで、サラリーマン氏の順番が来たようで、再度「あなたたちのばんです。」と声をかけられたので、この状況でまだ決められないのでいいですと言うのもなんだしなあということで、「じゃ、私が選んじゃうよ~。」と私がレジへ。で、Erdei joghurt tortaを注文し、もう一個をどっちにしようかと一瞬躊躇していたら、サラリーマン氏が「これがおすすめです。おいしいです。」ときっぱりとTejszínes eperkrémの写真を指さして(レジにケーキの写真と名称が印刷されたものが貼ってありました)おっしゃったので、じゃそっちにしよう!と決定。サラリーマン氏にお礼を言い、カウンターで早速食べ始める。
Erdei joghurt torta
日本語ができるハンガリー男性お勧めのTejszínes eperkrém
ケーキ、両方ともおいしかった!!!しかも1個300Ft台ですよ。
ご自身のケーキを購入したサラリーマン氏が「おいしいですか?」と声をかけてきたので、「とてもおいしいです!ありがとうごさいました。」と再度お礼を申し上げた。
まさかこんなところで日本語ができる人に遭遇するとは。おかげで、おいしいケーキを食べることができました。ありがとうございました(お辞儀)。
このお店は完全ハンガリー語の世界でしたが、レジの店員さんはこちらの言うことを理解しようとしてくれるタイプでした。言葉がわからん観光客でもなんとかなるんではないかな、と。アイスクリームやマカロン、レーテシュやらバクラバやらポガーチャも販売されていました。皆、美味しそうだったなあ・・。店の奥のレジの後ろに冷凍庫?があって、どうもアイスケーキが置かれていたみたいだった。
~続く~