Országház
2011年 10月 19日
ツアー形式で、グループごとにガイドさんがついて見学となります。残念ながら日本語のツアーはなく、オーディオガイドもありませんでしたので、英語のツアーに参加。
まず、チケットを購入し、どの時間のどの言語のツアーに参加するか決めます。チケット購入、けっこう長い列になっていました。議事堂、意外と人気の観光地なんだなあ。
建物自体も壮麗できれいでしたが、参加したツアーのガイドさん、けっこうシニカルなユーモア感覚の持ち主でいらっしゃるようで、なかなか話が面白かった。
昔の議員さんたちは葉巻を吸う人が多かったそうで、↑はそのための葉巻置き場だそうです。各置場に番号がついているので、どれが自分の葉巻か探しやすいというシステム。
EU加盟後、国会も禁煙になったが、喫煙している議員が多いのがマスコミにすっぱぬかれて問題になったそうで、「対策」をしたそうなのですが・・・・、その対策っていうのが「議会の中にマスコミを入れない。」だそうで。ほんとかいな。
あと、国会議事堂の大きめの精巧な模型が展示してあったのですが、60年代だか70年代だかに、一般市民が煙草の箱(あ、マッチ箱だったっけ?マッチそのものだったっけ?まあとにかく煙草絡みの何かでした。ガイドさんが「どんだけ煙草吸ったんだっていう話ですよね~。」的なことを言ってたのを記憶しているので)で作った作品なんだそうです!
なんですが・・・この方、ご自宅アパートでこの模型を作ったんですが、作品が玄関ドアの幅より大きすぎて搬出できず、玄関をぶっ壊して運び出して国会に展示となったそうです・・・。
でも、製作者の方は、ちゃんとめでたく別のアパートを政府から得たそうだ、とのお話でした。
議事堂の脇の公園。なんとかさんという昔の政治家の銅像がありました。あ、Kossuth Lajosですね。
花壇の両脇にベンチが並んでいてああ欧州という感じでステキなのですが、スプリンクラーががんがん廻りながら水を噴射していて、かなりのベンチがびしょぬれになっている・・・・。でも、欧州の皆さん、果敢に気にせずお座りになっていらっしゃいました。