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ミュージカル(国内、ブロードウェイ、ロンドン、)海外ドラマ、映画について。最近、韓国ミュージカルにも目覚めました。


by saffy114
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Alan Cumming: I Bought a Blue Car Today(1)

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「Alan Cumming: I Bought a Blue Car Today」。
ロンドンのVaudeville Theatreにて、9月6日、20時からの公演を見ました。

musical director: Lance Horne

この回、千秋楽でした。
'CABARET’のEmcee役でミュージカル好きの方にはご存じの方が多い役者さんですよね。映画の「Spy Kids」のFloop役や「X-MEN2」のNightcrawler役などでご記憶の方も多いと思います。声も容姿も独特の個性がある人ですよね。昔、98年ごろのTONY賞の授賞式の映像で彼のWillkommenを見てから、ずっと彼の舞台をナマで見てみたいな~と思っていたのですが、今回、やっとそれがかないました。 ただし、ミュージカルや芝居ではなく、この舞台はカミング氏がトークをはさみながら、ミュージカルのナンバーその他を披露する・・というライブでしたが。
お客さん、他の劇場に比べると、男性客というか男性のグループ客がずいぶん多かったです。それから、千秋楽だからでしょうか、お互いに挨拶を交わしている人々もちらほら。

カミングさんの歌って、独特の魅力があります。決して美声ではないのですが、すごく表現力があります。歌い始めると、その曲の「世界」がば~っと開けてくるような感覚というか。一曲でドラマになっちゃってる・・みたいな感覚。韓国のミュー俳さんたちに多い、「声」に魅力があるタイプも良いですが、こういうカミングさんのような「演技力・表現力」でひきつけてくれるタイプも良いですね~。

舞台上には、年齢層低めのメンバーで構成されたバンドとカミングさん。
音楽監督のLance Horneさんがピアノと指揮を担当していました。
ちなみに、音楽監督のLance Horneさんとカミングさん、共通の元彼がいるんだってカミングさんが言ってました(笑)。
披露されたナンバーは、発売されているCDとおおよそ同じだったと思います。曲順は違った。
Act1
1. SHINE
2. UNEXPRESSED  
3. THINKING OF YOU  
4. DANCE AND DANCE AND SMILE AND SMILE.
5. WHERE I WANT TO BE 
6. WIG IN A BOX / WICKED LITTLE TOWN
7. NEXT TO ME
8. MEIN HEIR

Act2
9. Taylor,The Latte Boy
10. DON’T TELL ME
11. HERE YOU COME AGAIN / MY INTERPRETATION
12.WHAT MORE CAN I SAY
13. THAT’S LIFE
14. ALL I KNOW
15.EVERY TIME WE SAY GOODBYE
16.BEAUTIFUL

WIG IN A BOX / WICKED LITTLE TOWNがとても良かったな。あと、DANCE AND DANCE AND SMILE AND SMILE.もなんだか印象的でした。

トーク内容で記憶に残っているのは・・・。
まず、一曲目が終わった後に、バンドメンバーを紹介していました。通常、最後のほうに紹介しますよね?カミングさん、それを「変だ。だって、パーティーとかで初めて会った人とひとしきり話して、そのあと別れ際に『ところで、今話していたのは○○でした。』っていうようなもんでしょう??」とかおっしゃって、だから冒頭にバンドメンバー紹介するぞ、なのだそうです。
で、バンドメンバーの年齢が若いということをネタにしてました。彼がデビューしたころに生まれた世代のメンバーが多いそうで。
アンコールに関しても、「まるで準備してないかみたいにいったん退場して、でもバンドはまるでステージ上が彼らの家・・みたいにその場から動かないで、で、わざとらしく俺がまた舞台に戻ってきてまた一曲・・・って、ヘンだ。」と言って、先にアンコール曲(BEAUTIFUL)があることを宣言してました。

シンディ・ローパーのSHINEを歌ったあと、彼女と共演したThe Threepenny Operaがトニーのリバイバル賞にノミネートされて(っていってもこのシーズンは3作品しかリバイバルがなかったそうだ)授賞式で歌おうというとき、直前、「TVの前にたくさんの観客がいる。こうるさいshow queenとかも見てる・・。」と思ったら、パニック発作みたいなのをおこしてしまい、ローパーさんに励まされたというか、彼女の独特の話し方での励ましを聞いているうちに平常心に戻った・・みたいなことを言ってました。
カミングさんが「 Threepenny Opera・・・」とこの演目に言及したとき、観客のわずか数人だけが拍手したんですが、そしたら「それがまさにこの舞台へのNYの観客の反応。」とつっこんでました(笑)。三文オペラ、客入り悪かったんでしたっけね、そういえば。続けて、カミングさん、BWの観客の趣味の劣化・・みたいなことを毒づいていたみたい(笑)。

あと、往年のミュージカル映画のスター、アン・ミラーについて、笑えるエピソード(?)を披露してました。彼が出演したEyes Wide Shutに関して、「あの映画、良かったわ。あなたが一番輝いてたわ!」みたいなことを言うので、あの映画の自分の出演シーンはわずかなのに僕が一番だったと褒めるということは、本当はあまり面白くなかったのかな~、と思い、「本当のところどうだったのか?」と聞くと、「まあね。正直言うと、ヨーロッパ版を見たかったとは言えるわね。確実に、そのほうがもっと沢山△us△yが登場するでしょ。」とのたもうた、とのこと。すてきな往年のスターですね(笑)。ミラーさん、嘘みたいに脚が長かったそうです。「ダンサーってみんな脚がすごく長いけど、特に彼女は胸骨あたりから脚が始まってるかのようにホントに脚が長い。」って言ってました。


~続く~
by saffy114 | 2009-10-06 23:19 | London Musicals | Comments(0)