Doubt<ダウト~あるカトリック学校で~>
2009年 04月 09日
先月見ました。
2005年にトニー賞を取った舞台の映画化作品で、原作者のJohn Patrick Shanleyが監督・脚本を担当。
映画版、良かったです。
舞台版は登場人物4人だけですが、映画版は「被害者」の少年や彼のクラスメートなども登場。
昨年の文学座の日本版も、とても良かったんですよ。ただ、Mrs. MillerとSister Aloysiusのやりとりの場面、この戯曲の中では、私にとっては一番印象的な場面の一つなんですが、日本版のMrs. Millerだけは私が英語版のシナリオを読んでイメージしていたのとかなり違うキャラクターになっていて、そこだけちょっと違和感があったのですが、映画版のViola Davis演じるMrs. Millerは、私が抱いたイメージとぴったりのキャラクターになっていた。
主演陣も良かったですが、Mrs. Millerの息子さんや彼のクラスメート役の子たちも上手かったな。
この作品、日本の某映画紹介サイトで、古いしきたりにこだわる頑迷なシスターが、進歩的な神父を証拠もなく自分の思い込みだけで追及していく・・みたいな紹介をされているのを見かけたんですが・・・・。
え~。
まあ、解釈は人それぞれですけども・・・・。