Altar Boyz(日本版) (6)
2009年 03月 05日
Everybody fitsの出だしなどは、おっ、いい声だな、これならパーチェック役も大丈夫そうかも、と思ったんですが、I believeはちょっとだけ音程が不安定で、若干下がり気味で歌っていてちょっと惜しかった。まあでもこの方もほぼソツ無く歌えていたと思います。
日本のAbrahamは、少年名探偵系のアニメの主人公っぽいというか、秀才君風の話し方と物腰でした。
米韓のAbrahamは(特にEric Schneiderと이창용さん)、ちょっといじらしい感じというか、ボーイバンドのメンバーに似つかわしい僕になろうと努力している感じがありましたが、日本のAbeは秀才君がそのまま自分を発揮している雰囲気ですね。
英語版だと(たしか韓国版も)、Abeは皆と馴染もうとしてなのでしょうか(笑)Hip Hop Jargonっぽい話し方を時々するんですが、全くその口調が似合わず、そして他のメンバーに何を言っているのか理解されず、エイブがちょっと間が悪い思いをする・・という場面があったのですが、これは日本版ではやっていませんでした。英語版でAbeがへんてこりんなラップ口調で話しかけるもマシューが??という顔をするので(韓国版だとマシューが「何してんだあ?」とずけっと言ってたような気が・・)普通に言いなおす場面は、日本版ではAbeが難解な四字熟語を使って話すが、マシューが「は?」と聞き返すので、Abeが平易な言葉で言い直す・・・、という感じでさらっとやっているだけになってしまっていた。確か、「レイイゲンミョウなる・・・」と言ったのを(←これって、霊異玄妙ですか?)、「びっくりするようなこと」と言い直していたんだと思いますが、ちゃんと覚えてないので違うかも。
個人的には、米韓版のような、ちょっといじらしさもあるAberahamのほうが面白いと思います。
I believeの前のエイブラハムのモノローグ、あの~、日本版はなぜか、ちょっと途中で眠くなってきました。あれれ?なぜ?ちょっと間が長すぎ&多すぎるのかなあ・・。言葉がわかるのが逆にいけないのかなあ?
あと、他のメンバーたちが全員・・・・という場面で、クリスチャンのボーイバンドで残ったのがユダヤ人の彼一人、というおかしさがあまり日本版ははっきりしませんね。
エイブは、英語版だとマザコンだということを示唆する演出でもあったような気がするんですが(時々母親に言及していた)、あちらでは一般的にユダヤ系=お母ちゃん達が強い、というイメージなんですかね?映画などでは、なんとなくそういう設定のものが多いような気はするのですが。これは、日韓共にやっていなかったですね。たぶん。
そうそう、以前,日本版はdouble meaningの部分があまり上手く訳されていなくて残念だなと思ったのですが、The callingのエイブのソロ部分がちょうどその一例かな・・。「電波が弱い」とか「一本、二本、消えた~!」とか言っているので、やはり携帯電話の電波が弱いという意味しか頭に浮かばないような気がします。
~続く~