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ミュージカル(国内、ブロードウェイ、ロンドン、)海外ドラマ、映画について。最近、韓国ミュージカルにも目覚めました。


by saffy114
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The Last Five Years<라스트 파이브 이어스> 이건명×김아선(3)

jamieの이건명イ・ゴンミョンさん。
意外と若い役が似合いますね(っていうか、Miss Saigonの頃よりちょっと若返った?)。
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韓国版、Still Hurtingの途中でジェイミーが登場して、5年前のキャシーに幸せそうに・名残惜しそうに手を振り、投げキスしたりして、走り去って行きます。この場面やShiksa Goddess、そしてMoving Too Fast、ゴンミョンさんは大学生風のカジュアルな格好で登場しますが、あまり違和感ないですね。「まっすぐ」な印象を与える、明瞭な声質の為もあるのでしょうか。
(昨日、ダブルキャストのもう一人、ヤン・ジュンモさん版を見ましたが、See I'm Smilingの途中でJamieが「23歳です。」と言ったら・・・・。これは後日書きますね。でも、一言だけ。ジュンモさん、気にしない、気にしない!ルックスに実年齢が追い付いたら、君の時代だ!!)
まだまだ、二十代の役も場合によってはいけるんじゃないですかねえ。私の欲目?そんなことないですよね?韓国、若い男性ミュージカル俳優がわんさかわんさかわんさか登場しているので、日本だと30代~40代の俳優が担当する役まで20代の俳優が演じていたりして、ちょっと30代半ば~後半のゴンミョンさん世代の方たちが割を食っているような気がするんです。というわけで、私と同世代のゴンミョンさん、勝手に海の向こうから応援していますので。
閑話休題。

Shiksa GoddessやMoving Too Fastは、「歌」としては山本耕史さんのほうがノリというか曲調を十二分に生かした歌い方をしていた気がします。あ、ゴンミョンさんもとても上手なのですけど。ご本人、何かのインタビュー記事でL5Yのことを「実を言うと、『俳優』が消化するにはちょっと難しい音楽なんです。歌を専攻したヤン・ジュンモさんやキム・アソンさんたちでも難しいのに、演技を専攻した私は尚更です。」みたいなことを答えていたようですが、いやいや、まったく危なげなく歌っていらっしゃいます。
ゴンミョンさん、若いJamieが恋愛・彼女に夢中になって喜びに溢れている感じが良くでていました。素直な若者風で、微笑ましい感じ。山本さんのJamieより純朴な感じかな。Shiksa Goddessの歌詞の翻訳の仕方が日本と韓国で少し違うので、それも印象に影響しているかもしれませんが。
ただ、まっすぐでストレートな歌い方で上手なのですが、ちょっと「一直線」な印象も前半のナンバーはあった、かな。
ゴンミョンさん、明瞭にわりと朗々と歌うタイプなので、ストレートに感情をぶつけるような曲はとても良いのですが、曲によっては、「歌」だけで細かい機微を表現できているかというと、ちょっとだけ足りない感じを抱かせる場合もあるように思います。きっと、そのへんが、韓国のミュージカルマニアの方の中には、ゴンミョンさんを「ミュージカル俳優の中では、比較的歌唱力には劣る」と分類する方もいる理由、なのかな。それを伺った時、はあ?!あれだけ歌える人をつかまえて「歌えない」って?!じゃ、いったいどんな人が歌唱力がある人になるっていうんだ?!とあまりの贅沢な感想に驚きましたが(笑)、今回、前半のナンバーを見て、というか「聞いて」いて、ああ、韓国のきっびしい(笑)ミュージカルマニアの方が言うのは、こういうことなのかな、とふと思いました。
でも、演技とトータルで見れば特に不足は無いと思います。それに、私から見れば、十分すぎるほど上手です(笑)。そりゃね~、ホン・ガンホさんとかそれこそジュンモさんと比べたら、ゴンミョンさんはちょっと歌の「技術」的なところはちょっとひけを取るかもしれませんけど、十分すぎるほど上手いですから。

"The Schmuel Song" は、クリスマスに部屋でキャシーに向かって語っているというのを明確にした演出でした。小さいクリスマスツリーや、プレゼント用の「靴下」などの小道具が使用されており、Jamieはサンタ風の赤いニットの帽子に、同じくクリスマス的な妙にかわいらしいスリッパ(赤いスリッパの甲の部分にトナカイさんのマスコットがついている・・)を履いていたので、うわっ、ジュンモさんも同じ扮装するのかな?と、つい余計なことを考えてしまった。
韓国版では、英語版同様にこのナンバーの最後にキャシーへ時計をプレゼントしますが、これ、日本版はやっていましたっけ?全く記憶に無いのですが・・。

If I Didn't Believe in You、Nobody Needs to Knowなど、後半のキャシーとの関係が上手くいかなくなってきてからのナンバーは日本版よりもゴンミョンさん版のほうがずっと印象的だったように思います。さすが、年の功?
歌に関しても、後半のナンバーのほうがキャラクターの感情がダイレクトに届く感じで、良かったと思う。
If I Didn't Believe in You、キャシーが着るはずのドレスをジェイミーが握りしめた状態で歌っていました。
Nobody Needs to Know、確か最初はソファ(ベッド?)に座った状態で歌い始めて、それから上手の舞台端でジェイミーが壁によりかかって座った状態で歌ってましたが、このナンバー、やりきれなさ、哀しさみたいなものが溢れる感じで、非常に上手でした。
実は、日本語版を見てからかなり時間も経っていますし、英語版のCDもずいぶん昔に聞いたっきりなので、詳しい歌詞の内容はほとんど忘れた状態で予習(復習?)なしで見に行ってしまったのですが、それでも大丈夫でしたよ。
I Could Never Rescue Youも、キャシーを愛してはいるけれど一緒にはもうやっていけないことへのやるせなさ・やりきれなさ・寂寥感みたいなものが良く出ていたと思う。
英語のCDで聞いた時とちょっと印象が違うといえば違うのですが。英語版と比べると、me,me,meという側面(キャシーにyou, you,nothing but youと言わしめる側面ですね)があまり出てないと言えば出ていないですね。あ、昨日見たジュンモさんよりはゴンミョンさんのほうが、この側面は出ていたと思いますが。
ただ、アジアで上演する場合、この側面を強調すると、Jamieが一方的に悪い男であるように観客に受け取られがちになってしまい、バランスが悪くなっちゃうのかな。

装置はシンプルですが、小道具・衣装などで、比較的具体的に演出されていたのもあって、私のように若干想像力や感受性に欠けるきらいがある人間でも飽きずに見られる、印象に残る舞台になっていたと思います。キャストの両方が歌えて芝居もきちんとしているのもプラスに作用していました(妙な感想ですが・・・)。
少し何かが足りない感じもありましたけども、良い舞台だと思います。

で、昨日、べ・へソンさん×ヤン・ジュンモさんバージョンも見てきました。
べ・へソンさんキャシー、とても良いです。上手いわ。さすがです。詳しい感想は後日・・。



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Commented by kore at 2009-02-04 00:00 x
「즐거운 인샌」を連続で見ようかと思いましたが、ムヨル君を十分に見たので、「L5Y」を見ました(笑)。ある雑誌にペ・ヘソンさんの対談が載っていて、彼女の舞台を見たいなあと思ったのです。やはり彼女の演技は年季が入っているというか、表現力が素晴らしかったです。もちろん歌も素敵でした。今回歌詞の予習をしていかなかったのですが、彼女のパートはストンと分かる感じがしました。
この日は、初めて韓国のミュージカルを見るという友達も一緒でした。私も韓国では、誰かと一緒に見に行くことは初めてです。案の定というか、彼女は途中でコックリ、コックリ・・・。いや~、気を遣いました。
そのあと、ソワレの代わりに今韓国の若い女の子達に人気絶大な「빅밴」のコンサートに行きました。どうして、あの子達はあんなに歌が上手いんだろう?!アイドルだと思うのですが、エンターテイナーとしても一流でした。びっくりしたのが、会場一体となって観客皆が大声で歌うのです。会場が生き物のようにうねっていて、難聴になる位でした。フーー。
Commented by saffy114 at 2009-02-05 00:54
koreさま:
私も、へソンさんのパートは、無意識にセリフが頭の中に入ってくるような感じでした。もちろん、わからない部分も多いはずなんですが。彼女は表現力に富んでいるから、特に「音」が日本語と類似もしくは漢字由来の単語の場合、初めて聞く単語でも意味が類推しやすかったりする・・のかもしれませんね。
あ~、この作品、曲がきれいなので、内容がわからないと、かえって心地よく眠りに誘われやすい、のかもしれませんね(笑)。
빅밴って、CATSでタガーをやっていた人のグループですよね?
ネット上でMVを見ましたが、MVだと確かに上手そうですが、実際の舞台でもそうなんですね~。
by saffy114 | 2009-01-12 23:04 | Korean Musicals | Comments(2)