この公演で耳で拾った単語。
「freak」という意味合いで「トライ」というような発音の単語があるようだ!何回か登場して、そのたびに
花園を連想したり家庭教師の派遣業者を連想したりしましたが、検索の結果どうも또라이という単語である様子。ヘンな単語ほど頭に残っちゃうんだよな・・。
で、これをネットの辞書で調べた時、"중대장은 신병 중에 또라이가 있을까 봐 무척 걱정하고 있다. "という例文が出てきて驚いた。例文に「中隊長」・・・。2幕のnext to normalで、母娘が「キョンディルなんとか~」と歌っていたと思う。辞書でそれっぽい単語を探すと、견디다という単語が耐える, 我慢する, こらえるという意味なので、たぶんこれかな。get by=견디다 か?get byって、日本語だと「やりすごす」っていう感じかなあ?
そうそう、next to normalは、「平凡の周辺」「平凡の近所」という翻訳だったと思います。ナタリーの歌詞、
平凡はすごく遠い、平凡の周辺のどこかで私は大丈夫、平凡の近所なら・・みたいな内容だったかな。
日本語版だと、どう翻訳するでしょうね?普通に近ければ・・とか、おおよそ普通なら・・とか、普通の手前、という感じかしら?
"Make Up Your Mind" / "Catch Me I'm Falling"がなんとなく気に入りました。驚くほど直訳っぽくね!?という部分もありましたが、なんとなく響きがよかったのと、なぜだかわかりませんが「私は落ちて行く 運命の奈落へ」というフレーズが印象に残ったからか。あ、たぶんそう言ってたと思うというだけなんですけど。
翻訳された歌詞が完全に理解できるわけではないですし、歌詞のニュアンスも私は完全に把握できるわけではないのですが、どういうわけか2幕の歌詞やせりふが英語版よりもすっと入ってくる感覚がありました。GabeのAftershockやDianaの"The Break"、"Make Up Your Mind" / "Catch Me I'm Falling" (Reprise) などのあたり。私は韓国語よりは英語の聞き取りのほうが5倍~10倍ぐらいマシだと思うので、ちょっと不思議な現象です。
最後の"Light"も、なぜか韓国版のほうが心に訴えてきた気がする。廻りで観客が泣いているのも、なんとなく納得、という感じだったんですよね(驚きつつ、ではあるが)。
なんでだろ~と英語版の歌詞をみながら今考えていたのですが・・。
芝居がどうこうとかということだけでなく、たぶん歌詞のためでもあるような気がする。
韓国語って漢字由来の単語も多いですよね?2幕の歌詞に、というか、私が理解できた歌詞に漢字語源の単語が多くて、日本人の私が概念を把握しやすいというかイメージし易かったのかもしれない。そして、あ、わかるわかる!結構聞き取れてるかも!という嬉しさと重なって(笑)、なんか印象アップしているのかも。
また、BW版のダイアナに比べると韓国のダイアナ二人は疾患が無ければそう周囲を振り回すキャラではない人になりそうな印象(!?)というか、疾患が無ければ必ずしも2幕冒頭でナタリーが言うような「いつも自分のことばかり!」な人ではなさそうなので、、最後の展開、家族を離れて、というか家族との関係から離れて疾患と共存しながら生きていける可能性を求める・・という選択に、納得とまではいかないまでも、そういう選択もありなのかな~辛かろうともお互いのために、と思えた、のかな。
BW版だと、歌詞や展開でそういう選択に至る経過は説明されているけど&旦那と共依存っぽくなっているのがいけないと気付いたからこその選択なのかもしれんけど、それでも「だからって準備期間もおかずに急に出て行くのかあ~!これだけ振り回しといて!」という気もしたんです。
また、BW版だと、躁状態の芝居が見事すぎる(?)ので、うわあ、こりゃ周囲は大変だ・・・という感じなんで、治療をしない・・という選択をするという展開に強烈な違和感を覚えたのかも。なぜダイアナがそう考えるに至ったか、2幕の彼女のナンバーで歌っていましたが、「それはともかく、それはわかったけど、でもとにかく治療は継続しろ~~!!」とDr.Maddenと一緒にダイアナに言いたい感じだったんです。
たぶん、韓国Dianaのほうが、BWよりも躁のレベルが2目盛ぐらい低い感じなので、「火傷が治っても皮膚が再生しなかったら?」というような歌詞の部分(韓国版は「傷が治っても血がまだ出てたら?」だったかな?)で言っていることがすっと入ってきたのかな。まあ「心」の傷が治る時に出来た欠損部を埋める瘢痕組織に当たるのが「症状」であるならば、それを消し去らずに共存するという選択もありなのかな~などとぼんやりと思いつつ、舞台を見ている間はあまり主人公の選択に違和感を抱くことなく見ることができたような気がします。あ、GabeのAftershockの歌詞の部分で、たしかガン細胞をとったけどその跡を埋めなかったら?とかそんなことを言っていたのが妙に頭に残ったからそんなことを考えたのかも。
で、傷が魂・心にあるのなら、脳の化学伝達物質をどうこうするような薬やまだ作用機序がわかっていないECTによる治療の効果ってどうなのよ?というようなThe breakの内容が、なんとなく英語版よりすっと入ってきた気がするんです。
まあ、少し時間が経つと、正直「やっぱり治療を全く受けないという展開はいかんのではないだろうか!」と思うのですが(笑)。
という感じで、韓国語版もなかなか良かったです。英語版より、かなりウェットな感じになっていましたが、まあそれはそれで有りなのかな。観客の嗜好を踏まえた、演出の나쁘지 않은 선택♪なのかも!?
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