2012年 05月 23日
DOCTOR ZHIVAGO<닥터 지바고> 3
ということで、キャストについて。
Dr. Yuri Zhivago役の홍광호ホン・グァンホさん。
1幕の最初、歌の途中で子役の俳優から成人役の俳優に入れ替わるんですが、この際にジバゴ(成人)のグァンホ君の第一声で、「!」。おお~、やっぱりグァンホ君の声は違うわ~。目が覚めますな。最初「明日に向かって~♪」みたいな歌詞を子役たちが歌っていて、それを引き継いで同じ歌詞を歌いながらグァンホ君が登場するのですが、声が全然他の方と違うよな~、と登場時に感嘆したのですが・・。今回、一番印象的だったのはこの登場場面だったかも・・・。歌いあげ系のナンバーがその後いくつも登場しましたが、なんだかさほど印象に残らなかった・・・。上手いのは上手いのです。聴いているその時は、その声の響きに聴き入ってしまうのですが、なぜかあまり曲が記憶に残らない・・・。曲調が原因のような気がするなあ。
あと、この役は、どちらかというと광호君のような、「うわ~むちゃくちゃ歌上手い!!!」系の方より、むしろ例えばSunday in the park with Georgeで主演していたDaniel Evansさんとか、あんな感じの「『歌える』俳優」さん系の方のほうがしっくりくる役なのかも・・・という気がしました。声質にはさほど恵まれてないけど表現力に富んでいて、かつ盛り上げ系の歌はちゃんとアゲられる・・的なタイプの方のほうが合うのかもしれませんね。
あと、直前に映画版を見てから観劇した為にオマー・シャリフのイメージが強くてそう感じるのかもしれませんが、この役、もうちょっと飄々とした雰囲気もあっていいと思ったんですよね。광호君のZhivagoはとてもとても真面目そうな雰囲気で、「Dr.Zhivago」という感じはあるのですが、「詩人」でもあるという雰囲気が希薄だった印象。なんとなく、グァンホ君、声の質や雰囲気的には、かえってStrelnikov役のほうが合うような気がしました。どうかな~。
Lara役の김지우キム・ジウさん。一度Legally Blondeで拝見しているので歌える方なのは知っていましたが、Legally Blondeのようなナンバーのみならず、この作品のような曲調のナンバーもとても上手く歌えていました。映画版のジュリー・クリスティのイメージが強いので、ラーラにしてはちょっと地味??と当初は感じた。かわいらしい方なので、もっとぱっと華やかな感じのラーラになるのかな~と思っていたら、華やかというよりは堅実かつ賢そうな感じのラーラでした。トーニャ役のヒョンジュさんが、とても華やかで女性らしい雰囲気で演じていたので、余計に舞台版のラーラ、意外と控えめ系だなあ・・・という印象でしたが、舞台版はそういう演出なのかもしれませんね。故郷で先生をしていた・・というようなことを病院の場面で言っていたような気もするので、そういう面を強調した演出にしたのかな?
Tonyaの최현주チェ・ヒョンジュさん。歌は当然ながら上手いです。そして!いや~、私が最初に四季のファントムで見た時とはホント別人みたい!華やかで女性らしいと同時に賢夫人という感じのTonyaでした。映画版のジェラルディン・チャップリンは可愛らしく賢く優しいがセクシー度がラーラに負けるかな・・という雰囲気でしたが、현주さんのトーニャ、ある意味ラーラより女っぷりがいいかも!だもんで、ジバゴとラーラが関係を持つことに対して、は?何なんだよ?と感じる観客が余計に増えるのかもしれないなあ・・・。
Komarovsky役、たぶんカバーの方だったと思うのですが・・。私が記憶している서영주さんの声や顔と違った気がするだよな~。で、とても良い声で歌は上手いのですが、セリフの声もあまりに良すぎて、やや違和感がありました。響きすぎちゃっているというか・・・。まあ、この役も映画版のロッド・スタイガーが非常に上手く演じていらしたのもあって・・・、どうしてもそれと比べてしまうというのもあるのでしょうが・・、芝居のほうがイマイチだったかな~。Komarovskyの人物像が全然立ち上がってこない印象でした。
Pasha/"Strelnikov"の강필석カン・ピルソクさん。わ~、踊れるんですね!結婚式の場面で、コサックダンス風の振付を踊ってました。けっこう長さのあるダンスシーンだった。以前見たRainmanで、リフティングで苦労なさっていたので運動系は苦手なのかと思ってました(笑)。踊れるんだ~。
パーシャの場面は学生運動のリーダー格らしいがちょっと純朴で可愛い面もある・・という感じでキュート(笑)に演じていたのが、Strelnikovとして軍服で登場すると冷酷無比なキャラに変身、と上手に演じ分けていらして、上手かったです。で、踊る場面もあるし、見事な演じ分けも見られるし、ファンとしては楽しめますが・・・。
この舞台版のパーシャ/ストレニコフのキャラ設定自体に関しては、違和感がありました。映画版のような雰囲気・設定のほうが良いと私は思うのだが・・。
~まだ続く~
# by saffy114 | 2012-05-23 19:42 | Korean Musicals | Trackback | Comments(0)






































































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